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少し前になりますが、我が家に2日間泊ったうちのお婿さんの友だちがいました。彼とはアメリカで何度か会い、滞在中ゴスペルの教会に連れて行ってくれた青年です。今回の日本滞在は約2週間で、滞在の日々を友人の家で過ごしていました。アメリカに帰国の前の日に満面の笑みを浮かべて私の家にきました。早朝、7時にピンポーンでした。この日が待ち入れなかったそうです。出発の日、少し悲しそうな表情で成田行きのバスに乗りこみました。日本を離れるのが寂しかったのです。部屋を片付けようと彼がいた部屋に入ると、テーブルの上にに手紙がそっとおかれてありました。 ママ、パパ、姉妹たちへここに来るたびに、ここが自分のかぞくなんだとおもいます。僕の心に残る思い出がある。ここは本当に特別な場所・・。ユニークで美しいファミリーの一員になれたことを感謝しています。泊めてくれてありがとう 僕の友だちを(お婿さんのこと)愛してくれてありがとう。理解してくれてありがとう。僕が自分でいることを許してくれてありがとう。してくれたこと全てのことにありがとう。僕はいつもご家族に多くの幸福がくることを願ってます。ママ おしゃべりは楽しかったし、話してくれてありがとう。 パパ、質問してくれてありがとう。姉妹たち・・ウメジュースをありがとう!!学んで、幸せに大きく成長しようね。僕たち全員が共に生きるためにたくさんの経験をもとうね。愛しています という内容でした。幸せをもらったのは私たち・・・直前にみた映画、サンドラ・ブロック主演の『幸せの隠れ場所』という映画を思いだしました。実話ですが、人を助けているつもりが、実は心の美しい青年によって人間本来の心を取り戻していく・・という内容でした。まさに、それが我が家にも起こったんだな~と思いました。心が温まる大きなプレゼント人との出会いは素晴らしい~この一通の手紙は読みたいときに読めるよう、居間の壁に貼ってあります。読むたびに、なにか大切なことを思いだします。クリスマスの日に皆さまに小さなプレゼントになったらいいな^^いつも読んでくださってありがとうございます
2010.12.25
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お釈迦さまと蓮の花・・似合いますお釈迦さまは優れたカウンセラー・・・と聞いたことがあります。思えば紀元前500年に実在していた人ではありますが、誰もあったことはない。現在、毎日どこかで唱えられているお経も、口伝されていたお釈迦さまの教えや在り方の様々なエピソードなどがまとめられ、編集されたものですよね~お経の内容は興味があるものの今までじっくり読むこともなく過ごしてきた私です。そんな私がお釈迦さまを親しく想うきっかけになった一冊の本があります何という本だったか~たしかお釈迦さまが人々の悩み事を聞き、それの答えを比喩的な物語を通して、本人に気づかせる・・・そのための物語りが満載の本だったと思う。当時の私は、慣れない子育てや義理の両親との関係などで、どう理解したらいいのかわからない・・・気楽な独身時代には考えられないような生活が始まり戸惑うことばかりの毎日でした~身近な家族・・・であっても理不尽なことがなにかしら毎日起こる・・・感情を逆なでされることも普通に起こる。友人にそのことを話しても、愚痴でしかなく、解決できない心理的な問題はおりのように積もっていくばかり~それを解決し、なんとか楽になりたい~そんな気持ちでいっぱいでした。そんなとき出会ったのが、この本でした。心が波だった時、パッと開いたページ・・・一つ一つのエピソードをむさぼるように読みました。その本でのお釈迦さまは教えを説くのではなく、巧みにその人に必要な、物語を話して聞かせるのでした。その物語の中に入り込み、あたかも自分が、お釈迦さまの説法を直接きいている・・・そんな気にさへなりました。読み終えると、さっきまでの波だった心が嘘のように鎮まっているのです。深い納得と安堵感、まるでお釈迦さまの深い懐に抱かれている気がしたものです。苦しくなると何度も何度も繰り返し読みました。心にしみ入りました~いつの間にかブッダに恋をしていました(笑) いつも私の傍らにはこの本があり、それは仏陀がいつも私と共にいる、そんな気さへしました。とことん好きになる・・・大切なことですねこの影響かな~私はお話しを聞いたり、創るのが大好きです。カウンセリングをするときも、クライアントさんが私創作の物語からなにを受け取るのかを楽しみに、報告をまってます^^クライアントさんが、悩みの解決のために、物語りを聞きながら本来自分が持っている、自分に一番適した答えを自分でみつけることが出来る一つの方法かな~と思ってます^^自分で見つけた答えが一番です^^子どもたちにもたくさんのお話をしてあげると、いいですね~子どもたちは物語から意味を汲み取る名人だから^^
2010.12.22
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Yahooの配信ビデオの可愛い動物編をよくみます今日はこの子犬たち・・・可愛いですね~^^このビデオ、いいえ、写真を見ただけで、一瞬のうちに私が小さい頃飼っていたコロちゃんというワンちゃんを思いだしました。夫犬をともに飼っていたので、よく子どもを産みました。私の周りにはいつこのような仔犬がいました~^^お腹やしぐさ・・・そしてねんねしている時の姿などが、匂い、手触りなどの実際的な感触とともに、思いだされます~^^そして、次の瞬間には、当時住んでいた家、山深い環境、家族・・が鮮やかに脳内に(笑)甦りました~今は亡き父の笑顔・・可愛かった弟の姿(いあまはもうおじさんですが)、当時の母の雰囲気などがいっぺんに思いだされますそして、どれが先か、後か~わからないくらいのスピードで、更に前に飼っていた『シロ』、という犬の思い出・・・この子はいたずらで私の買ったばかりのランドセルを噛んで破壊したこと・・・号泣しました・・・などが湧き起こりました。芋づる式です・・・。すごいな~(@@) と思いました。たった一枚の写真が引き金となり、これだけの記憶が引き出される。読んでくださっている皆さんの脳裏にはどんな記憶が引き出されるのかな~?思いだすということは潜在意識ではないのだけれど、これに潜在意識が加わるのだから・・私たちの脳の仕組みはそら恐ろしいし、可能性を秘めた素晴らしい存在でもありますね~^^一説に、無意識の心はポジティブなインプットに影響されうる。楽天的で、個人の成長を援助する人たちとの交わりで、そのこと自体がプラスの入力を構成する~そうです。このような人たちとの出会いが徐々に、人間誰でも持ってる部分・・・狭く不自由な人生観を変えていくのですね^^私の周りにもそのような人たちがいます。出会いに感謝です^^ところで、ワンちゃんは寝言をよく言いますよ~夢を見てるのかな~^^
2010.12.13
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世の中に、マザーテレサのような人々が増えていったら、と想像することがあります。マザーテレサの言葉は単純で、明快です。「恵まれない人々にとって必要なのは多くの場合、金や物ではない。世の中で誰かに必要とされているという意識なのです。見捨てられて死を待つだけの人々に対し、自分のことを気にかけてくれた人間もいたと実感させることこそが、愛を教えることなのです。」と。この言葉を読んだとき、なぜ、モンゴルの『太陽の子どもたち』孤児院の子どもたちが、自分という存在に誇りを持ち、その後の自分の人生をしっかりと歩むことが出来たのか~理解できました。愛する、愛される・・・私たちは愛されることを切望します。他の人に微笑まれると嬉しい~。声をかけられると嬉しい、友情でハグされると幸せな気分になり、優しい励ましの言葉で心あたたまり、やる気になります。病気だって治ってしまうかもしれません。自分を気にかけてくれる人がいる・・・その実感が愛を教えることなのですね。たったこれだけのことで、人助けが出来る。このことを知らしめるマザーの言葉は貴重です。 憎しみのあるところには愛を。不当な扱いのあるところには許しを。 分裂のあるところには一致を。疑惑のあるところには信仰を。 誤っているところには真理を。絶望のあるところには希望を。暗闇には光を。 悲しみのあるところには喜びをもっていくことができますように。 慰められることを求めるよりは慰めることを。 理解されるよりは理解することを。 愛されることよりは愛することを求める心をお与えください。 わたしたちは自分を忘れ去ることによって自分を見出し 許すことによって許され、死ぬことによって永遠の命をいただくのですから。 イラク戦争の時、激戦地区の向こう側にある病院に収容されているハンディキャップのある子どもたちを救出する過程をテレビでみました。不可能、と誰もが思い救出を諦めていました。ところがマザーは諦めませんでした。すぐさまそこの地区を一時停戦を双方に呼びかけ、説得。わずかな時間しか与えられていなかったにもかかわらず、そこにいた大勢の子どもたちは無事に救出されました。人の心を信じているからこそ、の行為だし、自分の命を顧みない勇敢な行為ですが、マザーにとっては当たり前の行為だったのですね。マザーテレサは亡くなった後に、バチカンによって、聖人として認められました。でも、私はマザーが、一人の人間として、ここまでの高みになれた人、として考えるのです。私たちはどの人も何かの役に立ちたい、誰かの役に立ちたいという願望を常に心に秘めているでしょう?そんな願望を芽吹かせ、人類の可能性を広げた偉大で、素晴らしい先達として、マザーテレサを敬愛しています^^
2010.12.05
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先日、クリスタルボウルの体験をした、お寺本慶寺で、モンゴルからきた子どもたちと出会いました。この子たちは、マンホールチルドレンと呼ばれた子どもたちです。モンゴルは1991年のロシア経済崩壊後以来、国の経済状態は破滅状態に陥り、失業者が街に溢れていました。そして今、物価の高騰が更に貧困に拍車をかけ、その結果幼い子どもたちに厳しい現実が重くのしかかりました。生きるために子どもをすてたり、一家離散になり、食事を与えられなかったり、暴力、アルコール依存症、など幼い命が危機に瀕しています。現在、育児放棄された子どもたちを収容する孤児院は150カ所くらいあり、2カ所だけが国立、どの施設も満足のいく施設ではないそうです。この子どもたちがいる『太陽の子どもたち』はそのなかでも、愛情溢れるケア で有名です。長く福祉活動に尽力されているエレデネ女史の指導のもと、心暖かい教師陣の愛情に見守られ、すさんだ心が癒されていくそうです。ここでは、保護された時に、まず、掛け値なしの愛情で包むんだそうです。人を信じることが出来なくなってしまった子どもたちの心を開き、人間の心を取り戻すことは並大抵のことではありません。まず、愛を受け、それから愛することを知る、それが最初になされること。次は孤児院の仲間たちに、欠点を言ってもらうこと。なぜなら、もしその子が9つの欠点をもっているのなら、9人の敵を持つことになる、と考えるからだそうです。子どもたちを守るために、あえてなされることです。生活面でも、精神的にも自立することが 目標なのです。『太陽の子どもたち』では90パーセントを超える子どもたちが進学をします。芸術教育を中心に据え、国立芸術大学に入学する子どもたちが大勢います。職員たちの深い愛と教えで才能を開花させる子どもたち・・・ 実際に出会った子どもたちは、12才の女の子から17才の少年の総勢13人の子どもたちです。母親がアルコール依存症で育児放棄された子ども、目の前で親が殺されてしまった子ども、虐待を受け、顔中に細かい切り傷の後が残る男の子・・・でも、どの子も明るくて、人懐っこくて、可愛いのです。一緒にお昼ご飯を作り、食べ楽しい時間を過ごしました。普段着でチャリティーコンサートの演目を披露してくれました。youtubeにアップしました。http://www.youtube.com/watch?v=VcW2zKRAh7o&feature=mfu_in_order&list=UL そして、子どもたちが大好きなアンジェラ・アキさんの歌も披露してくれました。この子たちは日本語の歌詞を理解し噛み締めて歌っています。希望に満ちたその姿に心うたれるものがありました。かえって勇気づけられました。 この子どもたちの未来が明るいものでありますように、心から祈りたいと思います。 来年は我が家にもホームステイをさせたいな、思っています^^
2010.12.01
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