トラックバックありがとうございました
＞戦後の私たちは大変有り難いことではあるが、戦争の悲惨さがあまりにも希薄になってしまった。

ほんと　その通りだと思います
戦争を風化しないよう　語り継ぐことも
我々の使命なのかもしれませんよね (2005年11月04日 23時33分38秒)

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2005年11月01日

今年は戦後６０周年ということからだろうか。
終戦記念日を過ぎた後も、戦争をテーマにした番組が続く。
今日の実写版「火垂るの墓」もその一つだった。
主役の兄妹がとても不憫だったが、特に死んで兄によって火葬された妹セツコが、自分の娘と同じ年頃だったため、妹と娘がダブって見えて、あまりにも痛ましく涙した。

「戦争は嫌だあ～！」と改めて感じた。

戦後の私たちは大変有り難いことではあるが、戦争の悲惨さがあまりにも希薄になってしまった。
そのため＜止む終えない戦争もある＞という意識が、時代と共に次第に浮上しつつあることは否めない。

しかし、ひとたび戦争が起これば、一体どのようなことが起こるのか。
もう私たちはそれを知らない世代だ。

そして、戦争を避けるためにも国民一人一人が時局に賢くなることが大切だ。
決して他人任せ、為政者任せにするのではなく、バランス感覚を持てるように、国民一人一人が自覚し、片寄らずまたセンチメンタルにならずに、聡く学ぶことだ。

そして、イエスの説く「許し」に匹敵する、日本の「和の精神」を自国の誇りとして、それをさらに多くの国々に伝えていってはどうだろうか。
平和な今だからこそ、それが必要なのではないだろうか。
それが戦争を回避するための平時の方策だ。
そのためにもまず私たち自身が、自国の精神性である「和の精神」を学び直す必要がある。

私たちは、自分たちの精神性が何んであったかを忘れてしまった。
「武士道」がもっぱら日本人の精神性として、内外でもてはやされるが、昔は武士よりも、農民が圧倒的多数だった。

「武士道」はカッコ良いが、所詮は理屈から出てきた理想論だ。
しかし、「和の精神」は人々が自然と向きあった、生身の体験から育んできた思想だ。
日本人の精神性は「武士道」ではなく、「和の精神」だ。

『この国を愛するために「靖国」』
たった２時間！これでスッキリ…　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
読みやすく、理解しやすく、心に響く
日本の話…、神道の話…、あの戦争の話…。

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最終更新日 2005年11月02日 10時24分10秒
コメント(13) | コメントを書く

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■コメント

Re:「火垂るの墓」を観て(11/01)

MAYAKO さん

御訪問有難うございます。　　　
日本人の心の中でも先の戦争を過去のものとして片づけてはならないし、今でも戦争はどこかでやっているわけで、日本が立ち直った手本としてもっと発言して欲しいと思います。若い人が行動することよりも、まだまだ体験者には頑張ってもらいたいです。 (2005年11月02日 16時03分50秒)

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TBありがとうございます。

なんもぐ。さん

ＴＢありがとうございます。
戦争は本当にあってはならないことだと思います。
外見は違っても、世界の人々は私たちと同じ人間です。
人間は欲の深い生き物であるため、
私は戦争が起きるのだと考えております。
常に利を追求する人間。
ロシアとのポーツマス条約の際も
日本は賠償請求とともに領土をもらうという
利を追求していますよね。
・・・と、これ以上話すとコメントではなく
ブログ化しちゃいますので、この辺で。
あ、私もＴＢさせていただきますね＾＾ (2005年11月02日 17時13分05秒)

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Re:「火垂るの墓」を観て(11/01)

ダニエル2003 さん

TBありがとうございました。
一度見ただけでは理解できない、かなり深いドラマに仕上がったような気がしてます。
脚本を書かれた井上由美子さんに改めて脱帽です。 (2005年11月03日 14時18分20秒)

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Re:「火垂るの墓」を観て(11/01)

みんＭｉｅ♪ さん

トラックバックありがとうございました。
(2005年11月03日 15時47分21秒)

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ありがとうございます。

◎メンチ◎5649 さん

トラックバック☆^ヽ(*^-ﾟ)vThank you♪v(ﾟ∇^*)/^☆ (2005年11月03日 16時38分47秒)

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火垂るの墓　見ましたよｗ

ちば00ちばさん

うちの　ばーさんも　戦時中は　まだ赤ん坊だった
オヤジを抱いて必死で生きていたそうですｗ

茨城のﾄﾞ田舎ですから　食べ物はありましたが
着物がなく、自分の着物をほどいて　オヤジの
オムツをつくったそうです。
ばーさんに　戦時中のはなしを　聞くと　いつも
「なん～～～にも　なかった！！！」
って言います。それくらい窮乏していたんでしょうねｗ (2005年11月03日 17時05分37秒)

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お涙ちょうだいの反戦ドラマでは

adiazs さん

太平洋戦争の最大の悲劇は、多くの日本人が時の為政者たちに犬死にさせられたことです。そして、大多数の日本人は彼らに逆らおうとしなかった。なぜ、「火垂るの墓」に描かれているような悲劇が起こってしまったのか。それはお涙ちょうだいの反戦ドラマではけっして描かれることのないテーマなのでしょう。 (2005年11月03日 18時44分28秒)

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Re:「火垂るの墓」を観て(11/01)

ヘルメス1023 さん

ご訪問有難うございました。あの時代の事は忘れてはならない事だと思います。今も何処かで戦争が起こり罪の無い人々が犠牲になってるんですね。“火垂るの墓”を改めて読み直してみました。 (2005年11月03日 22時45分14秒)

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Re:「火垂るの墓」を観て(11/01)

ＭＩＺ♪ さん

ご挨拶が遅れてすみません。TBありがとうございます。
とてもヘビーな内容で、感動というよりもいろいろな意味で凄く考えさせられたドラマでした。
(2005年11月04日 00時30分51秒)

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国なんか愛してへんえ＾＾

古都１１５さん

もともと小さい国を強い国がまとめただけやん
やおよろずの神が治める単一民族（本当は多民族やけど）国家やから
今の平和？があるんと違うかな・・・
愛国精神は他国への反発も生むから
うちは怖いん

戦争反対

我が子を絶対に戦地へは行かせない

これが、うちが母親として子供に伝いたいこと
悲惨なことは戦争以外でもいっぱいあるし
でも、一部の人間のお金儲けのために
一般市民、特に弱い者を殺す戦争は許せないことやね
靖国については、うちはまだ疑問です
(2005年11月04日 18時19分17秒)

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Re:「火垂るの墓」を観て(11/01)

のんえさん

ご訪問ありがとうございました

じょうへいさん

はじめまして。ご訪問いただきありがとうございました。以前から興味深く拝見させていただいてます。【靖国】是非購入して読ませていただきますね！！
【江戸宇宙】という本の中に、日本人の庶民の素晴らしさがたくさん書かれています。
日本人はそれはそれは明るく冗談好きで、人懐っこく素直で・・・・、しつけも行き届いており身のこなしもそつなく、思いやりに溢れ・・・・。
一度タイムスリップして、昔の日本の庶民と対話していたいくらいです。
わたしのブログのフリーページにある【大和の心】という詩は、私の心の中にある原風景です。
ＤＮＡの中に眠るこの素晴らしい感性を思い出して、これからの時代の道標としていけたらどんなに素晴らしいでしょう。私もブログの中でこの様なテーマをどんどん加えていけたら・・・と思っています。これからもどうぞよろしくお願いいたします。 (2005年11月07日 00時21分17秒)

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Re:ご訪問ありがとうございました(11/01)

この国を愛するために「靖国」さん

じょうへいさんへ

書き込みありがとうございます。

＞日本人はそれはそれは明るく冗談好きで、人懐っこく素直で・・・・、しつけも行き届いており身のこなしもそつなく、思いやりに溢れ・・・・。

本当にそうですよね。
私も『靖国』の冒頭に、あの当時と現代日本人との間にあるギャップについて触れたのですが、私は今日の私たち日本人の心の歪みが、あの靖国問題に集約されているという考えに至りました。だから、日本人の魂の蘇生のためには、まずこの問題から始めなければならないということで、生まれ変わりの年を象徴する戦後６０周年の今年に『靖国』を出版致しました。
今後ともどうぞよろしくお願い致します。 (2005年11月07日 09時08分01秒)

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