TEA TIME

TEA TIME

2004.09.05
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テーマ: 海外生活(7809)
カテゴリ: イギリス
15年前のイギリスボランティア留学日記です。

左のフリーページを見てもらえたら幸いです。

トラディショナル・クリスマス・ディナーに参加した。
その日に休みを取っての一人での参加だったのだが、
ほかの参加者は家族連れが多かった。
そりゃそうだわね、ディナーに一人で参加するってのはやっぱヘン。

お味のほうはというと・・・・・
ん~~~、トラディショナル・ブリティッシュ。


隣の席に座った、私と同世代の女性とそのお母様が
気を利かせていろいろ話しかけてくれはしたものの、
やはり、親子の会話が花開くと私は黙々と食べるだけに。

ディナーが終わって、帰ろうかなとしていたら
「Excuse me~」と話しかけてくる男性が。
「もしかして日本の人?」ときかれたのでそうだと答えると、
「僕、日本に行ったことがあって、大好きなんだ・・・」
ちなみに彼も一人で参加していた。

いろいろ話したいから、とパブに行き話してみてびっくり。
なんと彼は、九州に来たことがあるという。
それも「太宰府天満宮にお参りに行った」とも!

私は幼稚園のころから毎年初詣に行っていた。
この北方スコットランドの地で、そんな懐かしい地名を聞くとは!

彼は貿易会社をやっていて、世界中あちこち飛び回っていたという。
今はその経歴を生かして、船会社を起こした社長さんだとか。
当時はやりの言葉で言うと「青年実業家」。


そんな彼の話は、とにかく面白かった。
英語が上手でない私の話を一生懸命聞いてくれ、
自分自身も分かりやすい英語を使ってくれた。
たまたま次のオフの日が一緒なので、会う約束をした。

不思議とオフの日が一緒のことが多く、
観光名所を案内してもらったり、映画を見に行ったりと、
毎週会って、日本の話に花を咲かせた。
これほど日本を愛してくれるイギリス人に出会えるなんて、幸せだ。
自分の国をとことんほめてもらうのって、本当に気持ちがいい。

ところがある日、彼が急に切り出した。
「そろそろ僕んち、泊まりに来ない?」

へ・・・・・・???????
青天の霹靂、びっくり発言だった。

「悪いけど、そんなつもりまったくない」というと、
納得してくれて、話題を変えた。
「teaは将来はどこに住みたいと思ってるの?
スコットランド?日本?僕の仕事はどこでもできるから」

え・・・・・・・????????

そんなつもりだったの?
まずいぞ、わたしゃそんなつもりは毛頭ない。

「え~そうだな~~~。アメリカかな、シカゴ。
ボーイフレンドがそこに住んでるし」
(ごめ~ん、ケビン、こんなところで登場してもらったよ)

沈黙・・・・。

「きみ、ボーイフレンドいたの?」
「うん、言ってなかったっけ?」
「聞いてなかった。ボーイフレンドいるんだったら、先に言ってくれなきゃ」
「ごめん、言ってるつもりでいた」

沈黙・・・・。

次の約束はしなかった。

彼は確かに素敵な人だ。
日本を愛してくれるし、話も面白い。
私をとても尊重してくれる。
これほど話の合うイギリス人はほかにはいなかった。
私は「イギリスでなら、完璧な主婦になる自信がある」と思っていた。

では、なぜ彼の申し出を断ったのでしょうか。


そのわけは・・・・・


彼の顔・・・・・。
別に私は面食いではない。
そして彼もそれほどひどい顔といったわけではない。
ジャック・ニコルソンをちょっと前から押さえつけたって感じで
なかなかの渋い感じ。
どちらかというと、素敵な部類に入ると思う。

でもね、なぜか生理的に受け付けない顔だったの。
顔を見ないと話は弾むんだけど、顔を見ると「うっ!!」と。
理屈じゃないけど、やっぱりだめ。

すごくわがままな理由だとは分かってる。
いやな女だと思う。
でも・・・・
だめなものはだめなのよ~~~~~!!!

後でよくよく考えてみると、私のオフの日に合わせて
彼は休みを取っていたようだ。
私はたまたま週2日あるうちの1日のお休みだったが、
彼はすべての休みを私と会うために使っていたのだった。

それなのに・・・私ったら、名前すら覚えていない。
(いえ、当時はちゃんと名前で呼んでましたよ)

ごめんね~~、罪作りな女で~~~!!!





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最終更新日  2004.09.06 00:42:41
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