Zackが「学校を休んで冬眠したい」と言い出しました。
原因は、私から見たら、大したことないものです。
でも、本人にしてみたら、自分の命にかかわるかもしれない重大な問題です。
特性から来る言葉の取り違え→(本人にとっては)いじめ&恐怖→トラウマ
→人間不信&親への依存。。。。。
そしてこのままいけば、恐らく10年単位の長期にわたる引きこもりとなることでしょう。
さて原因はと言えば、
下校時に「おい、Zack、逮捕するぞ!」と追いかけられ、あわてて逃げる。
それを見て「走るな!走ったら殺すぞ!!」と言われる。
それが怖くて怖くて、隠れるように逃げかえってきました。
その子たちは、今までZackと仲良しで、かばってくれてすらいた存在。
その翌日、「追いかけんで」と言ったら「そんなことしてない」との返事。
(うそをつかれた、と思いこむ)
「じゃあ、いっしょに帰ろう」と声をかけたら
「Zackはのろまだから、一緒にはダメ。置いていく」とダッシュされてしまった。
お友達はジョークのつもりで言ってるのでしょう。
でも、ものごとをすべて真に受けてしまうZackにとっては
「一番信頼していたお友達に、投獄されたり、殺されたりするかもしれない、
一緒に歩くことすら拒絶され、逃げられた」と心底の恐怖を味わったのでした。
守ってくれるはずの人からこう言う言葉をかけられたら、
それはもう、誰も信じられなくなると思います。
忘れることが苦手な特性を持っています。
恐らくトラウマになってしまうことでしょう。
本気ではなくジョークだということ、本当は行ってはいけない言葉なんだけど
男同士の会話には出てくることがあるということ、
万一本当にそういう状況になったとしたら、お母さんや先生が命がけで守るということ等を伝え
家と学校は安全な場所と言うことを伝えました。
じっくり話したら「怖いのは下校時のみだから、毎日5時間目が終わった段階で
早退したい」という本音が判明。
下校対策として、その子が下校した後で、教室から出るようにしたらいい、
それを学校の先生にも認めてもらうから、と提案。
一応納得。
それでも「お休みしようかな~」と言っているので
「じゃあ、来週お母さんお休み取るから、その時一緒に休もう!」と提案。
「一人で冬眠するよりも、お母さんと一緒のほうがいいんじゃない?」と。
これまた(かなり嬉しそうに)納得。
3連休後に私の振り替え休日があるので、Zackには4連休の冬眠を楽しんでもらいます。
その後どう転がることでしょう??
不登校気味の子の対応として、ゆっくり休ませる、しっかり心の安定を、
と言うものが定説としてありますが、発達障害を抱えている場合にはちょっと違ってくるようです。
いまのZackをそのままゆっくり休ませたら、恐怖だけがどんどん増大していきます。
そして不安感が高まり、親以外はだれも信用できないとなり、
普通に生活していくこと自体が、苦痛で怖くてたまらなくなることでしょう。
冬眠の後で、担任の先生&通級の先生とそれぞれ面談をするアポを取りました。
家庭と学校とで手を取って、向かい合っていきたいと思います。
通級の先生は、発達障碍のプロであると同時に、
不登校児の指導も数えきれないくらいされてあり、実に頼りになる存在です。
「不登校だったけど、その後親子で乗り越えました」という番組や講演があるけど
あれは「成功例」しか取り上げていない。
失敗例は番組にならないし、人前で発表する気になれないでしょう。
その10倍以上の人が、「親が手放しそびれて」、
成人しても家から出られないでいると言う現実も
親と教育者は知っておくべきだ。。。。。。。
昨年度、教育者の立場でこの先生から教えてもらっていて良かった……。
冷静に手放す時期を、先生と相談しながら進めていけそうです。
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