いいもん見つけた&手作り・アウトドアー

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2006年06月10日
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テーマ: ■道具拝見(460)
カテゴリ: お話したい購入品

さてこれは何でしょう


今回単身赴任で一人住まいとなったので、
砥石など最低限の物を持ってきた。

異動の時、どれを持って行こうか悩んだ。
刃物によって砥石を変えるのが当たり前と思っていたので、
砥石の山となっている部屋の中から、
重量制限付きで(笑) 持っていくことになるからネ。


サインはV・タッチアップのスティックとは違う

タッチアップ用のものは、山などでその場の緊急対応。
山用のタッチアップ用だけでは心もとない。
あれは、刃先を鈍角に削ってその場でのナイフとしての「延命措置」。
研ぎとはべつとなる。根本が違う。
研ぎの器具を選ぶこととなった。

悩んだ挙句
600番手の合成砥石と本山砥石。
ダイヤモンド砥石。
そして、この金属の仕上げ棒。となった。


この向きで最後の調整

この仕上げ棒は面白い。
記憶をたどると、研ぎの練習の初め頃、
刃物の固定器、砥石のセットに付いていた物。(えらい高かったセット)
この金属棒は、刃物自身の刃先の「整え」のため硬く、すべすべしている。
これで仕上げると、産毛まで剃れるようになる。

理論は、砥石で刃先を研いだ後、
刃先に「バリ」が残る。
このバリ対策で皆、頭を悩ます。
このバリの向きで、切れ味がまったく変わる。

写真の2本の棒を35度に左右に開いて、
上から刃物の刃先を滑らしていく。
上から下に手前に引きながら、すっと降ろす。


さほど大きくはない

刃先が35度の角度で撫でられる。
この金属棒は 「研ぎ棒」と違い「つるつる」
の焼きが入ったもの
仕上砥石とは違う。

この仕上げ棒で、最後のバリの調整をする。
不要な大きさのバリは取れ、小さなバリは
まっすぐになる仕掛け。

肉料理などの時には「お肉屋さん」のように、
<シャ!シャ!>
とする棒にも似ているが、似て非なる物。


この金属棒。
出先でも使えるように、折りたためる。
また、ポケットにも入るように「クリップ」がついている。
一見すると何の道具か分からないが、
使うと、手放せない一品。






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Last updated  2006年06月10日 22時16分08秒
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