yahooニュース――神戸新聞NEXTよりお借りしました
あの日から、２０年――

たった 「１５秒の揺れ」 が、
街を、人々の生活を一変させ、
６０００人を超える多くの人の命を奪いました。

その年に産まれた子どもたちは、今年、
成人式を迎えました。

被害の大きかった地域でも、震災を知らない世帯が
約半分にも達するそうです。

４年前には、より被害の大きい東日本大震災が起こった事もあり、
阪神大震災は人々の記憶から、急速に薄れていっているような、
そんな気がします。

でも、何年か前にも書きましたが、
身近な人や、親しい人を失った哀しみは、
何年経とうと癒える事は無いのだと、
慰霊祭に参加し、涙を流す人々の映像を見る度
そう思います。

２０年の節目といっても、
当事者の皆さんにとっては何年経とうが
区切りなんて付かないのでしょうね。

こちらでも、震災を忘れないという自戒の意味を込めて、
毎年書いてきましたが、この２０年の節目を機に、
一旦終わらせて頂きます。

しかし、それは決して
震災はもう過去の事という意味では
ありません。

直接被害を被った訳ではないけれど、
その一端を経験した者として、
これからも見た事・聞いた事は
姫達にも教えていこうと思います。

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