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2007/02/28
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当時、「一応外資系」のコンサルファームに、一応在籍していたいた人間からみて、外資ファンドのエリート(大森南朋)の描き方は、どうだったのか?について補足。


外資系に勤める日本人という意味では、大森南朋が演じた鷲津の描き方は、少し極端かな?と思います。あそこまでの割り切りをもっていた日本人は、どちらかといえば少数派ではなかったかと思います。


物語の中の鷲津は、

・金を増やすことしか考えていない
・アマチュアの日本を安く買い叩こう
・結局は資本主義で、弱いものは淘汰されていくのだ

という考え方で一貫していますし、その信条をはばかることなく周囲の人間に言って歩いてます。
(笑えない笑い話で、世の中に3つのキケンな原理主義があって、キリ○ト原理主義と、イス○ム原理主義と、資本原理主義だ、というのがありますが、その資本原理主義の典型みたいな感じですね)




「外資の方法論・器を使って」「日本人の手で」日本を立て直していかなければ、という考え方・使命感の人が多かったように思います。「日本を壊す」という発想・言葉はあまり聞かなかったです。


そして、方法論そのものが非常にドライなために、方法論の正しさは認めつつも、「この方法論が正しいのです」と大上段に振りかざすことで生じるアレルギーの大きさもよく承知してますから、「ドライな方法論を」「ウェットな文脈に乗せて」使う、ということに相当神経を注いでいたように思います。


で、なんだかんだ行っても、日本での顧客接点は、優秀な日本人が勤めるのが一番ですので、ある程度の業績を上げていれば、本国からごちゃごちゃ言われないで、大きな自由度をもって事業展開ができる、ということで、「日本人なんだけど、本国を見ながら仕事をしている」(=本国に魂を売っている)というわけでもない。


ということで、鷲津のように屈折しつつも、日本を「上からの目線」で見ている外資系勤務者ってそんなに多くはなかったのではないかと思います。いたとしても、そんなに活躍できなかったはずです。


もちろん、私がいたのは「コンサル会社」であり、鷲津がいるのは「投資ファンド」ですので、微妙に人種は異なるのかもしれません。
ただ、コンサル会社と投資銀行、あるいは投資ファンドの間では、人材の行き来が活発で、「全く別の人種」という感覚は持っていなかったですね。






ちなみに、現在の勤務先のメーカーにも、実に多くのファンドが売り込みに来ます。
(内容は、さておき・・・彼らもいろいろと提案するネタは持っていますので。)

彼らが口をそろえて、第一声で言うのは、

「我々は、ハゲタカではありません」
「我々は、アクティビストではありません」




そもそも、大森南朋的な事業のやり方をして成功したファンドの人が実際に(一人も)いなかったのではないか?
という疑問は少し残りました。







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Last updated  2007/02/28 11:05:03 PM
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