野澤武史の議  ~鳳凰編~

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野澤武史

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Dec 26, 2007
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カテゴリ: ラグビー
 気が付くと、もう年末である。
 毎年書いているようだがM―1が終わり、いつも見ているテレビ番組でも、今年を振り返る総集編が放送される。それにしても、凄惨な事件や今年の一文字に選ばれた「偽」のニュースが何と多いことか。それとも、そんな話題ばかりをピックアップされ、更に僕はそんな番組を自ら選択して見ているのだろうか。


 しか~し、世間の流れに逆行するかのごとく、僕らに年末年始と言う言葉はない!
 年明け4日から再開されるトップリーグ終盤戦に向けて今年は31、1共に練習なのであります(涙)!いや、これを歓びと思おう、無理矢理にでも。
 ここから神戸はヤマハ、トヨタと年明けから大一番が続くのだ。



 ここからは今日の書きたいこと(前置き長すぎ?)。最近ウェイトトレーニングについて考える。ウェイトトレーニングの目的って何だろう。高校生や大学生の時と違い、すでに下地はできている。コンタクトの強さとウェイトの扱う重量は比例しないことは分かっている。では、何故ウェイトトレーニングなのだろうか。

 もちろん、パフォーマンスを上げるトレーニングもある。だが、グラウンドに直結するトレーニングは少ない。使えていない部分を意識することでバランスを整えると言うリハビリテーション的な効果もその効果の一つだろう。

 僕が最近、ウェイトトレーニングの大きな目的の一つとしているのは「集中力」だ。つまり、自分の限界に近いところまで筋肉を動かすトレーニング。

 例えば、ベンチプレスが100キロ挙がる選手と200キロ挙がる選手がいたとしよう。この二人が正面衝突した時、同じ出力(パーセンテージ)であれば200キロの選手が勝つだろう。しかし、ベンチ100キロの選手はいつも100パーセントでトレーニングを行い、ベンチ200キロの選手はいつも80パーセントの力でトレーニングしていたとしよう。



 後者の選手は、恐らく毎回250キロ(200キロで80パーセントなので)でトレーニングすることで、初めて100パーセントでトレーニングしている選手に勝つことができる。何故なら、「力を出し切る」と言うファクターこそがラグビーにおいて、非常に重要で、且つ、非常に困難なものだからだ。

 これは、ウェイトに当てはまらないのかもしれない。
 全ての要素がここに集約されるのかもしれない。それくらい全力を出す、つまり集中力を鍛えることが重要なのだ。分かっちゃいるんだけどね、そこには様々なネガティブ要素があり、それを肉体が乗り越えることと言うのは想像以上に難しい作業なのである。





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Last updated  Dec 27, 2007 12:33:53 AM
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