2006年11月04日
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終点である目的地 欅平に着いたところから続きです




トロッコの乗車券は往復で買っておくのですが

終点で降りると すぐに帰りの時間と車両の予約をしなければなりません

それまでの時間が散策タイム 2時間ちょっとの時間を取りました




駅2階のレストランで軽く昼食を済ませてスタート

このあと散策しながら思ったこと・・・

お弁当を持参することを考えていたのですが

持っていかなくて良かったということです




大自然の中とはいえ 散策させてもらえる場所は限られており



少人数ならともかく 大勢は絶対に困難

それなのにバスで来た団体客たちはお弁当を配られ

散策コースの狭い道端に座り込んで食べるハメになって

ちょっと可哀想でした
























奥鐘橋より第三発電所

奥鐘橋 ( おくかねばし ) から 第三発電所方面





























第三発電所ができるまでの工事は かなり壮絶な難工事だったそうです

トンネルの途中の岩盤温度が160℃にもなる地帯があり

作業員たちは黒部川の冷たい水を身体にかけながら工事にあたったそうです

























人喰岩

人喰岩 ( ひとくいいわ ) : 奥鐘橋を渡った先にある岸壁をえぐり取ったような歩道























人喰岩

人喰岩 : 人の顔に見えない?


























奥鐘橋よりサンナビキ山(奥)

奥鐘橋より : 奥に見える山が なぜかカタカナ書きの サンナビキ山




























人喰岩まで行ったあと奥鐘橋を戻り

反対方向の散策に行きました



























作業中の人

河原展望台へ下りる途中で作業していたおじさん 作業用の ものすごいトロッコに乗ってました (^_^;)

























猿飛(看板)

河原展望台より遠くにある 猿飛峡 へ向かいました 約20分




























猿飛への道

猿飛峡へ向かう道は最初はこんなきれいな道でしたが・・・























猿飛への途中

























猿飛への途中

足元がこんな場所もありました






























猿飛への道

猿飛峡への道の途中には こんな隧道をいくつも通りました 

明り取りの小さな窓がついているけど 足元が分からないほど暗くて

コーナーで反対側から来る人とぶつかりそうになったりします
































猿飛び

猿飛峡 : 川幅 約3~4m 黒部川本流で最も川幅が狭く

     昔 猿がその峡谷を飛び越えたことからついた名前




























猿飛

猿飛峡






























猿飛

猿飛峡





























猿が飛び越えられるほど狭い峡谷ですが

トロッコに乗ってくる途中の広い渓谷には

猿のための立派な橋が架けられていました

一見 人も渡れそうに見えたんだけど

猿専用 という車内放送がありました (^^ゞ

過酷な作業現場であるにもかかわらず

猿専用の橋を造る自然に対する人の心配りが嬉しくなりました
























方向指示看板

猿飛峡から戻り 河原展望台へ


























露天風呂入り口

河原展望台へ下りる階段の途中にある露天風呂



























露天風呂入り口

階段から 着替えている男性の顔が見えてしまった (^_^;)



























河原展望台より人喰岩方面

河原展望台より : 露天風呂から少し離れた階段を下りた河原展望台より人喰岩方面

         奥に見える山は駅に戻ってから展望台にいた山のガイドさんに聞いても

         名前は知らないと言われました

         白馬と唐松の間にある無名の山ってことらしい (^_^;)


























足湯説明

河原展望台には足湯があります


























足湯

この屋根の下が足湯 : 湯船の周りは人だらけなので屋根の画像だけね (^^ゞ























河原展望台より奥鐘橋

河原展望台より : 奥鐘橋 : 人喰岩へ行くのに渡った橋

        欅平駅から祖母谷 ( ばばだに ) 温泉方面に向う橋で 橋向うは奥鐘山

        奥鐘山は標高1,543m 黒部川の河原から一気に600m立上がる岸壁 






















あっ 祖母谷 ( ばばだに )があるくらいだから祖父谷( じじだに )もあります


























河原展望台より

河原展望台より
























奥鐘橋より足湯

奥鐘橋より : 河原展望台 と 足湯



























欅平駅展望台より奥鐘橋・人喰岩方面

欅平駅展望台より : 奥鐘橋 ・ 人喰岩方面

























欅平からさらに黒部川を上ると第四発電所があり

さらに上ると有名な黒部湖がありますが

トロッコは欅平停まり




黒部ダムはアルペンルートから訪れてみたいのだけど

富山側から訪れると長野の大町へ出てしまうので 戻るのが面倒

だから なかなか実行できません (^^ゞ




帰りのトロッコは 4人席の内側にいたので

あまり写真を撮っていられませんでした

隣にすわっていた小学生の男の子が居眠りして何度も倒れそうになり

そっちも気になっていたしね

一緒に来ていた その子のお母さんは峡谷側に座り

立派なカメラで写真を撮るのに夢中になっていました (^_^;)




夕方に向けて峡谷に向かう団体がいくつもありました

寒そう~

もっと日中の早い時間に予定を組んであげればいいものを・・・




日中の気温は10℃から15℃でしたが

帰りのトロッコは寒かったよ

それでも欅平の標高は 599m




狭い沿線では今も工事が続いています

沿線から谷側へ足場を組んで作業している人があちこちにいて

トロッコから手を出せば握手できそうな距離

彼らのおかげで観光客は能々と安心して遊びに行けるんですよね

恐縮しました


























宇奈月温泉駅前の温泉噴水

宇奈月温泉駅前には 温泉の噴水があり 温かくてホッとします
























再び高速道路で帰路につき 帰宅したのは5時半でした

道中 夕暮れの水墨画のように重なり合った山々の上に

きれいな月が輝いていました




高速道路を使ったので この日の御代は ちょっと高くつきました

高速料金往復 2,300円 トロッコ乗車券往復 2,880円

昼食代 700円 宇奈月駅に戻って飲んだ 黒部の名水で入れたコーヒー 300円

合計 6,180円




たった一日のことだったのに長い日記になりました

思い出用の記録と言った方がいいかもね

ここまで読んでくれた方 おつかれさまでした (^^ゞ 

ありがとう























≪ 長くなったついでのおまけ ≫

  祖母谷と祖父谷伝説

     江戸時代 加賀藩は黒部の山々への入山を禁じ 奥山廻り役を置きました

     その役を仰せつかった廻り役は 嫉妬深い妻に困り果てて逃げ出したところ

     足を踏み外して 追ってきた妻とともに深い谷底に落ちてしまった

     この伝説から2つの谷を祖父谷 祖母谷といい

     祖母谷では落ちた妻の嫉妬の炎で温泉が沸くようになったという






















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最終更新日  2006年11月04日 19時23分45秒
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