ライフキャリア総研★主筆の部屋

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2002年06月06日
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 たまにはカウンセラーらしい一文を。「ねばならぬ」思考に囚われて苦しんでいる人って、結構多いかと思います。

 ダイエットがらみで言えば、テレビに出ている芸能人やモデルみたいに、「女はスリムで美しくなければならぬ」思考に囚われると、無理なダイエットで体を壊しかねません。拒食症へまっしぐらです。

 エリートな皆さんは、「就職するなら大手一流企業、出世して偉くならねばならぬ」思考に囚われて苦しんでいるのでしょうね。リストラや名もない子会社への出向片道切符でプライドを傷つけられ、生きていけなくなる人も少なくないようです。

 カウンセリングっていうのは、「ねばならぬ思考」を本人が自分の意思で捨てて、自分らしく楽に生きられるように支援するものと言っても過言ではないでしょう。

「論理療法」という手法はその典型です。この訳語はあまり適切ではないのですが、簡単に言うと、「非合理的(イラショナル)な思い込み(ビリーフ)を、合理的(ラショナル)な思考に変えていく」という療法です。

「ねばならぬ」というカタイ思い込みを、「……であるに越したことはないが、必ずしもそうなるとは限りません。ま、人生ぼちぼちですな」というふうにヤワラカクする感じです。

「美しくスリムであるに越したことはないけれど、体調を壊してまでダイエットをする必要はない」とかね。

 法律やら倫理やら、いろんなルールでがんじがらめになっているのですから、もうこれ以上、自分を縛り付けるものを増やさなくてもいいのでは。法律やら倫理にしても、絶対的なものではなく、中にはイラショナルなものもありますね。国や時代が違えば、いろいろなバリエーションがありますし。

 私は確か大学生時代に「世の中、かくあらねばならぬというものは何もない」っていうコトバを本の中で見つけ、目からうろこがボロボロ落ちて、肩の荷がガラガラと崩れ落ちるのを感じましたね。栗本薫じゃなかった、中島梓名義のエッセイ集だったように記憶しています。彼女は一時、精神分析にハマっていたので、その関連の文脈じゃないかな。



 新連載エッセイ「 カウンセラーの視点 」アップしました。いまはまだイラストも写真もない地味なページですが、よかったら覗きに来てね。





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最終更新日  2002年06月06日 18時23分20秒


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