ライフキャリア総研★主筆の部屋

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2002年09月19日
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 なんとも胸の悪くなる話を聞いてしまった。拉致された日本人の大半が実は亡くなっていたという事実が明らかになって以来、朝鮮学校への嫌がらせの電話や、「めぐみさんを帰せ!」という落書き、チマ・チョゴリの制服を着た女子学生へのイタズラが相次いでいるという。

 朝鮮学校に通う生徒たちには何の罪もないのに、彼らに対して怒りの矛先を向けるのは間違っている。実に幼稚な行為だ。同じ日本人として恥ずかしい。

 怒りや憎しみという名の悪魔に、せめて自分は魂を奪われないようにしよう。怒りや憎しみが暴力につながる前に、自分の中で根絶やしにしてしまおう。

 あなたは誰かを憎いと思ったことがある? 私はあるよ。そう遠くない昔、愛していた人からもはや必要とされていないことが分かったとき。ボロ雑巾のように捨てられたのだと思うと、悲しいやら悔しいやらで、夜も眠れず、気が狂いそうだった。

 でも、憎しみの感情は、結局、自分を傷つけるのだとそのときに思った。自分が自分じゃなくなる。怖いぐらいだった。だから、憎しみの感情の回路を永久に断ってしまおうと思った。

 まあ、そんなに感度のいい機械というわけじゃないから、単純には行かないだろうけれどね。

 人を憎むというのは、結局、依存的な人のすることだと思う。自立した大人には似合わない行為だ。

 相手を自分の思うようにできない、自分の意に反することをするから憎らしい。でも、それは手前勝手な思い込みに過ぎない。相手には相手の考えがあり、自由がある。

 人と人が付き合っていくのは、何とも大変なことなんだね。それでも「きっと分かり合える」という希望を捨てず、対話を続けることが大切だ。希望を捨てないことが、戦争の放棄につながるのではないだろうか。





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最終更新日  2002年09月19日 10時06分59秒


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