ライフキャリア総研★主筆の部屋

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2003年01月11日
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 日本酒についての興味が尽きず、ネット本屋で色々注文してしまいました。読んだらまた感想書きます。

 今日は、やりたいことが盛りだくさんなので、日記の続きはまた後ほど。

 いまは午後3時少し前。スポーツクラブでひと汗かいて帰って来たところです。わくわくするような、素敵な出会いがありまして。

 少し前の日記に、買った本のことを書きましたが、実はあれ、間違っていました。料理雑誌は「料理王国」じゃなくて、「danchu」のほうだった。でも、書き間違えてよかったんですね、これが。

 その理由は、ナイショにしておきましょう。うふふ。とにかく「料理王国」を買いに走ったわけです。そしたらまあ、読み進むうちに、いろいろと楽しい思い出が蘇ってきました。

 BGMには、イーグルスをかけなくちゃ。“HELL FREEZES OVER”です。これまた思い出深いアルバムだ。日本公演に行ったのは、7年前の11月15日。この夜、私の運命を変える出来事が起こったのだった……。

 いままででいちばんゴージャスだったディナーは、東京にある某シティホテルのフレンチだったなあ。バブルが弾けて不況のどん底が見え始めたころだったか。お客は私たちのほかにひと組ぐらいしかいなかったけれど、ピアノの生演奏を聴かせてくれて。

 私が着ていたのは、グリーンのイヴ・サンローラン(ただしライセンス物)のニットスーツで、ゴージャスなラインストーンの飾りボタンがついているのだったか。いや、違う。連れがジャケットを着てこなくて、店から借りたりしていたから、夏だったか。とすると、ディオールのライムグリーンの半袖スーツか(これもライセンス物だけどさ)。当時は羽振りが良かったなあ。レリアンの赤いスーツのような気もしてきた。なんでもいいや。とにかく、気合が入って一張羅を着込んで行ったんだっけ。

 最初にいただいたのは、シャンパーニュをグラスでだったかしら。それとも、白ワインのボトルを頼んだのだっけ?ソムリエさんが来て下さって、あれこれ相談し、親切に対応していただいた記憶がある。年配の方だっけか。お名刺をいただいたような……。

 もしかして、残っているかも!本棚の奥のほうに隠しておいた茶封筒を取り出してみた。「SWEET MEMORIES」なんて書いてあるぞ。あら、恥ずかしい。

 思い出の品物が続々と出てきた。あの時間は、宝物だったんだなあ。レストランでいただいたワインのラベル、映画のプログラムと半券、中華街の地図、大さん橋から日の出さん橋までのクルージングのチラシ、ディズニーランドのパスポートなんてものもある。あははは。顔が赤くなってきたわ。

 見た映画はナンだったかというと……あははは、動物映画の「ベイブ」と、タランティーノの「フォー・ルームズ」、そして「007ゴールデン・アイ」。懐かしい。

 名刺あったぞ!Hさんというシニアソムリエです。ラベルもちゃんと残ってる。古代エジプトの壁画にある葡萄の収穫風景をあしらった紙のホルダーに入れてくれて、日付とソムリエのサイン付き。さすが超一流のもてなしです。

 なんと、2回も行ったことが判明。最初は96年の4月で、このとき飲んだのは、ムルソー・ポルゾ1992年で造り手はルイ・ラトゥール。ここぞという店で白を飲むときは、いつも必ずムルソーを選んだ。ソムリエさんに相談しながら迷っていると、必ず連れが「じゃあ、ムルソーにすれば。好きなんだから」と決断を促してくれたんだっけ。

 2度目は同じ年の6月で、おお!やめてくれー、コントラフォンのムルソーを飲んでる。1991年モノ。赤はピション・ラランドの1985年。どこにそんな金があったんだ!強盗でもしたかな(嘘、嘘)。

 広尾のレストランHで飲んだワインのラベルも入っていた。やっぱり白はムルソーで、赤はシャトー・モンテュス。横浜のホテルNのフレンチでは、シャサーニュ・モンラッシュのカイユレとコート・ロティを飲んでるぞ。参ったなあ。これだから金が残らないわけだ。

 まるでタイムカプセルを開けてしまったみたい。浸る浸る浸る……。

 ホテルOのレストランでキャビアを頼んだら、「キャビアにワインは合わないね。やっぱりウォッカだよ」と連れが言い、ウォッカを持ってきてもらったんだっけ。銘柄はタンカレーしかなかった。ま、他の貧乏臭いラベルはこの店には合わないだろうしね。ブリニにサワークリームをたっぷりのせ、てっぺんにキャビアをてんこ盛り。ああ、気絶しそう。

 横浜のNでは、レストランの名前にちなんで、食後酒はカルヴァドスをいただいたんだっけ。「チーズはいかがですか?」と、ワゴンいっぱいに盛られたチーズが登場した。お菓子の家を見つけたときの、ヘンゼルとグレーテルみたいな気分だった。「やはりここは、ポン・レベックでしょう」なーんて、生意気言ったりしてね。

 中華街の元は魚屋だったというRで食べたウナギの炒め煮は、絶品だったなあ。このとき泊まったのは、Iのエグゼクティブルームで、ベッドが特大だった。アメックスの割引券を使って半額だったんだけどね。

 あんな贅沢、一度でいいや。ダイヤモンドのように結晶した思い出。二度と同じことを繰り返せない。だからこそ価値がある。いま見える映像は、うっすら涙で曇っているけれどね。ソフト・フォーカスのほうが美しくていい。

 ドン・ヘンリーの“the last resort”が泣かせてくれる。






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最終更新日  2003年01月11日 15時47分21秒


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