ライフキャリア総研★主筆の部屋

ライフキャリア総研★主筆の部屋

2003年07月24日
XML
カテゴリ: カテゴリ未分類


 ただいま子猫が仕事場に乱入。キーボードを打つ私の指にジャレつく、机の上のペンをいじる、足をよじのぼってヒザの上に乗る、床の上で遊べとペンを放り投げてもすぐに飽きて、机の上で新しいオモチャを探しにかかる。

 彼女にとってはオモチャ箱みたいに見えるかなあ。付箋紙、カセットテープ、CDケース、FD、リーガルパッドの薄い紙、マニキュアの瓶、名刺、丸めたティッシュ、使いかけの綿棒……。お、マウスにも目をつけた。

 いま、母が連れ出しに来てくれて一息ついたところ。やれやれ。でも、ちょっとさびしい。

 捨て猫なので正確なところはわからないけれど、恐らく生後2カ月ぐらい。まだ乳首も出ていないくらいの赤ちゃん。子猫でいる時間は短いのだから、せいぜい付き合ってあげたいのだけれども、やらねばならない仕事もあるし。つらいところだなあ。

 取り急ぎ原稿を一本仕上げてからまた休憩に来ます。資格に関する新聞の投書をネタに書きたいことがあるのでした。



「自分ひとりの時間をもてたのが新鮮だった」という声を、再就職志望の主婦の方からよく聞きます。

 彼女たちの夫である会社人間の男性も、同じようなものでしょう。会社に居れば上司や部下の間に挟まれ、ひとりになる時間はまず、持てないだろう。狭い家の中では、なおさらそうだろう。書斎なんてものを持てるのは、ごく恵まれた人だけ。

 こういう変化の時代に飲み込まれず、なんとか急流の箇所もやり過ごして沈まずにいるには、「孤独力」を養うことが大切だと言った人がいます。孤独になって、自分を見つめよ。自分の魂に従え。運命のささやき声に耳を傾けよ。

「孤独力」かぁ……。

 ひとりで仕事をしている時間が長く、直接的な協働の機会がほとんどない私は、いまのところ生活時間の大半が孤独です。孤独力満点のタフな女!誰にも責任転嫁できない辛さよ。がまの油みたいに、鏡に映った醜く無能な自分を否が応でも見つめて冷や汗をかく日々。

 物理的にも、心理的にも孤独だなあ。

 夜の道を歩きながら、ふと思うのでした。孤独っていうのは、ときにヒリヒリするから、薬が必要だ。いまのところ、私にとっての薬は酒かな。依存症ぎみだ。

「私は何のために、何に希望を見出して生きているのだろう」

 根っからの楽天家だから、落ち込む時間は短いのだけれども、なんともいえない寂しさに心を奪われた瞬間でした。

 人間には、「全面的な味方になってくれると信じられる人」が必要ですね。肉親はもちろんそうであって欲しいし、できれば、血のつながらない人にも、そういう人がいてくれたら。

 友だちが大勢居るじゃない!っていう声がどこからか聞こえてきました。

 そのとおり!

 ただね、利害がぶつかるときもあるし、お互いに気持ちをかけられないときもある。都合のいいときと、都合の悪いときがある。

 だから、たまに都合のいいときと気持ちがピッタリ合うときの、なんと貴重なことよ。

 もしかすると、すれ違いや小さな喧嘩とその後の関係の修復を繰り返しておくことも、強固な絆を結ぶためには必要なのかもね。

 相手を傷つけまいとして、ずっといい子ちゃんで居ようとしても、それは無理なんだろう。人間は本質的に自由な生き物だから、自分の魂を殺さない限り、それはできない相談だ。

 偽りの自分、愛される自分を演じても、それは真実の自分と乖離するばかり。その距離の遠さに気づいたときは、もう遅いのだ。

 自然のままで居られれば、ホントとウソの間で魂を引き裂かれることはないだろうに。

 もちろん、人は変わることができるけれど、無理やり変えることは難しい。

 美しすぎる思い出は、みんな実際には起こらなかった夢のように思えてくる。

 現実は、ぼろ雑巾のようにみじめだ。あるいは市販の新品の雑巾のように、存在価値が意味不明。汚れていれば、それが雑巾だと分かるのに、何物ともつかない。

 私はゆっくりと破滅に向かっているのかもしれないし、あるいは少しずつ希望に近づいているのかもしれない。いずれにせよ、真っ暗闇の中で先が見えない。ただ、日々老いてゆき「学成り難し」な現実であることよ。とほほと言いつつ、今夜も苦い酒が止められない。おそまつ。

 さあ、もう少し猫をからかってから、寝るとしようか。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2003年07月25日 00時00分05秒


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X

Mobilize your Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: