ライフキャリア総研★主筆の部屋

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2003年08月20日
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「自分勝手である」「協調性がない」「組織全体や他人のことよりも、自分のことを優先させる」「個性が強い」「ネコ型である」「他人の話を聞かない」「自己主張が強い」ウンヌンカンヌン……。

 ひとことで言えば、個人対組織、自己対他者の関係の中で、つねに前者を優先して考えるという批判になっています。

 しかし、組織のために個人を犠牲にする生き方や、他者に依存して自己を抑圧する生き方は、いまの時代では大いに批判されていることも確かですね。どちらかというと、没個性的人間よりも個性的な人間、依存的な人間よりも自律・自立的な人間のほうに分があるのが現代社会です。

 B型人間の逆襲!

 ……ということを私が言いたいのではなくて。

 要は、ものの見方には両面あるということです。私たちはたいてい、何らかのフィルターをかけてものごとを見ています。そのフィルターとは、性、文化、学歴、生育歴などによってさまざまな色がつき、度が入っています。誰もまっさらな目でものごとを見ることはできないのです。

 そのことを自覚した上で判断なり議論なりをしていかないと、恐ろしいことになります。たとえば、「マイペース人間は組織の和を乱すのでわが社では採用しない」などというのは、トンでもない偏見や差別ですね。

 B型にも色々な人がいるし、また、同じB型の人でも相手によって態度が変わる。それに、「これがB型人間の性格の特徴である」と言われていることにしても、見方を変えれば違ってくるのです。たとえば、「自分勝手」が常に悪いとは限りません。自分の命を最優先しなければならない場面もあるし、自分勝手というのは、ある意味で、自分の信ずること、感ずることに忠実であり、自己責任が明確な自律的人間であるとも言えるのです。

 こじつけに聞こえる?

 実はコレも立派な心理学なんですよ。「リフレーム」といって、ものごとの枠組みを外したり、変えたりして、再認識するという意味なんですね。

 この「リフレーム」の理屈を使えば、短所も長所になり、長所も短所になるわけです。

 就職のとき、履歴書や面接で自分の長所や短所について表現しなければならないことがあります。

「私の長所が分からない」

 という相談をよく受けますが、長所が分からなければ、短所をひっくり返して見ればいいんですね。同時に、面接で「あなたの短所について語ってください」と言われたときは、短所について述べるだけでは、自己否定的なネガティブな人間だという印象を与えてしまうので、「でも、こういう短所をこういうふうにして改めていきたい」とか、「でも、こういう短所も見方を変えればこういう長所になるので、いい意味で活かしたい」と締めくくるのが賢い方法です。

 要は、「自分はこういう人間だから」などと決め付けたり小さい枠にはめないで、もっと自由に考えたほうがいいんじゃないかなということを私は言いたいのです。

 性格診断が流行っていますが、「ナルホド、そういう見方もあるかもしれない」という程度におさえておいて、鵜呑みにしないほうがいいですよ。

 性格なんて、年齢とともに変わるし、相手や環境によっても左右されます。人間って、それほどいい加減なもので、いい加減だからこそ、幸福とか喜びとか、実態や輪郭のハッキリしない、やわらかいものを受け止める感性を持っているんじゃないかと思うのです。

 自由がいちばん!と、B型のワタクシは思うのでした。





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最終更新日  2003年08月20日 10時42分36秒


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