ライフキャリア総研★主筆の部屋

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2003年10月24日
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 今日、提出された03年度の経済財政白書の中に書かれている内容で、この8,500万円という莫大な金額は個人ばかりでなく、国家にとっても大損失と言えるのです。経済成長率にも響きますし、年金保険料や税収にも関係してくる。そこで、保育所の充実や税制・年金制度の見直しによって、女性が仕事を辞めないようにドライブしていこうと政府は考えているようです。

 税制・年金制度の見直しとは、いままで年金保険料が免除されていた(というかタダ乗りだった)「サラリーマンの妻」(3号被保険者)の保険料の見直しもきっと含むのでしょうね。

 現在、年収130万円以下であれば年金保険料を支払わなくても済みますが、これが近々65万円以下に引き下げられる模様です。

「でも、年金保険料は支払いたくない。少しでも家計に入れる現金を増やしたいから」と考えるパートタイーマーも少なくないとか。

 このような要望を受けて、パートの多い流通業や外食産業の中には、いまでさえそれほど多くないパートの勤務時間をさらに圧縮して年収65万円以下に抑える「短時間パートタイマー」の区分を新たに設けようとする動きが出ています。

 年収65万円以下といえば、1カ月あたり5万円少々。なんとねえ。

 働ける能力があるのにセーブして使わないというのは、まあ、その人の価値観にもよりますが、自分をディスカウントすることにつながるのではないかなあと思います。

 月収5万円程度だったら、中途ハンパなパート仕事に貴重な時間を使うのではなく、将来のキャリアのために専門知識や技能、資格などを身に付けるための勉強をしたほうがマシかもしれません。

 パートの職種にもよりますが、何年続けてもキャリアアップにつながるものは現状では残念ながらごくわずかです。時間の切り売り労働を続けても、「利息」は全くつかない。つねに現時点での清算の連続ですね。

 一方、人材育成システムが整っている正社員での雇用を獲得すれば、働けば働くほど「利息」が大きくなります。経験=財産ですね。

 中断再就職は中断の期間が長ければ長いほど、また、中断期間中の「自分育て」の準備をサボればサボるほど、中断せずにキャリアを育み続けてきた人との格差が大きくなるのです。

 キャリア上の「貯金」の全くない現金払い現金清算の生き方と、コツコツと小さいながらも着実に「貯金」を増やしていく生き方と、あなたはどちらがいいでしょうか。





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最終更新日  2003年10月26日 11時27分41秒


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