ライフキャリア総研★主筆の部屋

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2004年01月06日
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 1~2カ月に1度ぐらい、母を食事に連れ出すことにしています。主婦にとって、料理を作ったり後片付けする日々の「苦役」からの解放ほど嬉しいものはないとよく聞きます。「苦役」という言葉は厳しすぎるにせよ、非日常の楽しみも人生には必要でしょう。

 昨夜はそんな「非日常の喜び」の2004年第1回目を挙行しようとしたのです。

 行き先は、自由が丘にあるNという私のお気に入りの店です。以前の日記の「隠れ家シリーズ」にも書きました。家族3人できりもりする店で、儲け主義とは程遠く、どの料理にも手間と愛情がたっぷりとかけられ、滋味を心から楽しめるのです。ひとりで訪ねても至福の時間を過ごせるのでした。

 そんな店だからこそ、ぜひ、母を招待したいと思ったのです。昨年の暮れに電話をし、新年の営業開始日を確認した上でオープンの6時ジャストに扉を開けました。

 自由が丘にはその1時間前に着いたので、セールの文字が躍る店を片っ端から覗き、冷やかしたりしながら時間をつぶしました。人気ブランドのショップもあれば、若者向けの古着屋、輸入雑貨屋、オバチャン向けのゴムパンなどを扱う洋品店などが雑多にひしめくのがこの街の魅力ですね。シャルル・ジョルダンの靴が母のお気に入りなもので、昨日は見事に9,000円で素敵な革製スニーカーをゲットしたりして。

 そうこうするうちにお腹がクークー言い出す……こっちはすっかり準備オッケーです。目指すはいつものピンク色の看板。大きな正月飾りがドアにかけられていました。

 新年の挨拶より先に開口一番、「まだ準備ができていないので、少々お待ちいただきますが……」。

 この言葉の意味するところを私がもう少し的確に把握できれば、後の展開は違ったものになったでしょう。しかし、正月気分で浮かれていた私の口から出た言葉は、「いいですよ。手が空いたら生ビールを2杯お願いします」でした。

 生ビールのお代わりを飲み干し、白ワインに移った段階でも、まだ料理が揃わない。姿作りの見事な鯵の刺身ができるまでに小一時間かかり、あっという間に平らげて次の皿を待つうち、あとに来たお客の料理が続々と仕上がる……ガマンが限界に来て、「ピザはまだですか」と尋ねると、「これからです」とのこと。忘れられた!



 頭から湯気を立てている私をなだめようとして、「あなたの気持ちだけで十分」と母が言ってくれましたが、どうにも収まらない。胃袋は古雑巾のように縮み上がっているし。

 駅前で回転寿司屋を発見し、親の仇を討つがごとく、食べまくりましたね。2人で10皿は超えたかな。トロ、白魚、寒ブリ、赤身、鉄火巻、平目、鯛……。

 その後、家の近くの懇意にしているカラオケスナックへなだれこみ、歌いまくる。マキオズの「私は風」も歌っちゃいました……そうこうするうちに機嫌が直ってきました。

 新年早々、教訓を得ました。期待を裏切ってはいけない。大きい期待ほど、裏切ったあとのしっぺ返しは大きい。自らの戒めとしたいと思います。期待されるうちが花だものね。折角の花を枯らしてはいけないわ。

 もうあの店には二度と行かないぞ。くそー。しかし、バンド練習のあとの楽しみがなくなると思うと寂しいなあ。とほほ。

 考えてみると、私って店で忘れられることがとても多い。ゴルゴ13的(笑)に言えば、「気配を消すことができる」のかしらん。初めて入った喫茶店やレストランで、30分以上もオーダーを取りに来ないなんてことがしばしばある。なぜなんでしょうね。人畜無害そうに見えるのかなあ。本当は、上記のとおり、怒らせると大変なことになるのですが。

 ま、強すぎる怒りや憎しみは、自分のためにも世界のためにも(大袈裟(^^;)よくないので、今年こそはなるべく穏やかに生きようと思うのでした。





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最終更新日  2004年01月06日 17時20分53秒


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