ライフキャリア総研★主筆の部屋

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2010年01月23日
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スポーツに人生を託している若者から学ばされることが多い。今回は、西武ドラフト1位ルーキーの菊池雄星投手にグッと来た。

18歳。プロ野球にデビューする新卒の新人である。同時に大学の新入生になると決めたそうだ。東北福祉大(仙台市)の総合福祉学部通信教育部に入学願書を提出したという。

合格すれば、今年4月からリポート提出などの通信教育を開始することになる。大学生とプロ野球選手の“二束のわらじ”を履くわけだ。投手としての並外れた才能を期待されているが、人生設計に対する姿勢も並外れている。早くも「セカンドキャリア」を構想しているのだ。早過ぎないかと心配にもなるが、雄星くんは高校の恩師の影響もあって、「将来は教員になりたい」という夢を育んできたそうだ。

「投手がダメでも教員の道があれば」という「計算」が働いているわけではないだろう。プロ野球選手としての寿命が尽きて引退してからだって、資格を取るのは遅くない。40代で大学院に進学した桑田真澄の例もある。

プロ野球選手と大学生――あえて困難な両立を目指したことには、理由があるはずだ。

雄星くんは大の読書家だそうだ。「読書で培った集中力がマウンドでも生かされている」とスポーツ紙の記事には書いてあったが、読書=集中力、それだけではないだろう。

いわば心のバランスをとるために、優星くんは読書や「独学」を必要としているのではないだろうか。

10代、20代は、自己形成のための大切な時期である。もちろん、プロ野球界で学ぶことも多いだろうが、その狭い世界の中の規範は外部には通用しにくい。しかも現役でいられる時間は、人生80年の中ではあまりにも短い。

人生になぜ設計が必要かと言えば、それは「終わり」があるからだ。そして、終わりがあるから人生は輝く。



聡明な雄星くんにとっては、セカンドキャリアをいまの時点で考えることが何の不思議もなく自然なことなのだろう。






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最終更新日  2010年01月23日 11時28分19秒


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