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開催日:2015.11.14(土)13:30開演
場所 :ホクト文化ホール 中ホール(1,070名収容)
世界的なクラリネット奏者の巨匠であるチャールズ・ナイディック氏の演奏会に行ってきました。
プログラム
前半
1.ミェチスワフ・ヴァインベルク:クラリネット・ソナタ 作品28
2.ロベルト・シューマン(ナイディック編):ヴァイオリン・ソナタ第2番 ニ短調 作品121
後半
3.チャールズ・ナイディック:クラリネットとピアノのための「蛍」
4.ヨハネス・ブラームス:クラリネット三重奏曲 イ短調 作品114
レポート
クラリネット・ソナタ 作品28
この曲に入る前に、ナイディック氏から曲についての説明がありました。昨今演奏側から聴衆へのこういった丁寧な説明が成される機会が増えてきているように感じますが、巨匠のナイディック氏も音を発する前にまず説明を行っていることから、世界的なトレンドなのかもしれません。そしてナイディック氏のクラリネット!こちらは一般的なクラリネットのような黒色ではなく茶色の管体の楽器を使用していることがまず第一のインパクト。そしてその茶色の楽器から発せられる音色は、クラリネットの音色にプラスした何かを感じるところがありました。このあたり、サクソフォーンのような感じもありますが、とにかく驚きを感じた次第です。
ヴァイオリン・ソナタ第2番
プログラム冊子に細かい曲の説明が書かれていましたが、それを熟読した上で演奏をきくような形になりました。また今回、特にナイディック氏を近くで見ようとかなり前方の席で鑑賞した関係で、息遣いであったり指回しであったりを細かく見ることができましたが、これだけの長い曲を見事に吹き切る、それも世界最高レベルで・・・という高揚感がありました。
クラリネットとピアノのための「蛍」
ナイディック氏のオリジナル曲ですが、この曲はとにかくそのテクニックもさることながら、弱奏の繊細さの圧倒的な表現力を随所に感じるところがありました。
クラリネット三重奏曲 イ短調 作品114
まとめ
2011年以来の来日となる世界的なヴィルトゥオーゾと呼ばれているチャールズ・ナイディック氏の演奏を、これほど近くで見聞きできたことは大変幸運だったと感じました。また水谷川氏のチェロやピアノのロバート・レヴィン氏との相性も抜群で、至高の音楽とはこういうものか・・・と最初から最後まで感じた次第です。