演 奏 会 の 旅

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元帥閣下

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元帥閣下 @ Re[2]:2013 柳町中学校吹奏楽部演奏会 第3部(10/16) ぅ〃*さん 演奏会お疲れ様でした! 10月1…
ぅ〃*@ Re:2013 柳町中学校吹奏楽部演奏会 第3部(10/16) 2014.10.12(ホクト文化ホ-ル.中…
ぅ〃*@ Re[1]:2013 柳町中学校吹奏楽部演奏会 第3部(10/16) わざわざお返事ありがとうございましたっ!…
元帥閣下 @ Re:2013 柳町中学校吹奏楽部演奏会 第3部(10/16) ぅ〃*さん、詳細なレポートありがとうござ…
ぅ〃*@ Re:2013 柳町中学校吹奏楽部演奏会 第3部(10/16) はじめましてっ…でいぃのかな〃 柳町中学…
January 12, 2025
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カテゴリ: 吹奏楽

開催日:2025.1.12(日) 14:00開演
場所 :上田市交流文化芸術センター サントミューゼ大ホール(1,650名収容)

新国立劇場バレエ団のくるみ割り人形に行ってきました。

プログラム
第1幕
クララの寝室
パーティ
戦い
雪の国

第2幕
お菓子の国

キャスト
クララ/こんぺい糖の精 廣川 みくり
ドロッセルマイヤーの甥/くるみ割り人形/王子 速水 渉悟
ドロッセルマイヤー 小柴 富久修
ねずみの王様/渡邊 拓朗

レポート
公演リーフレットよりものがたり
第1幕
クララの寝室
クリスマス・イブ。クララの家ではたくさんのお客様を招いてのパーティに家族全員がワクワクしている。特にクララとフリッツは友人たちや聖ニコラスに会うのを楽しみにしている。外では凍った運河の上で人々がスケートを楽しんでいる。

パーティ
クララ一家の昔からの友人で、どこか謎めいたドロッセルマイヤーが到着する。士官学校を卒業したばかりの彼の甥も一緒だ。招待客が次々と到着し、クリスマスツリーの下にプレゼントがどんどん積み上げられ、子供たちの興奮も高まっていく。ドロッセルマイヤーは招待客のために手品を披露し、クララの姉ルイーズとルイーズを慕う3人の男性が、子供たちのために踊り出す。ドロッセルマイヤーはクララにプレゼントを渡す。くるみ割り人形だ。クララは感激し、新しいお気に入りの人形と踊り始める。フリッツはクララから人形を取り上げようとしたはずみに、人形を壊してしまう。落胆したクララはドロッセルマイヤーに助けを求める。ドロッセルマイヤーは魔法のように人形を元通りに直す。クララは喜び、フリッツを許す。パーティの客たちが帰っていき、子供たちが眠りに就くと家は不気味な静けさに包まれる。

戦い
クララの夢の中でくるみ割り人形は邪悪なねずみの王様に攻撃される。時計が12時を告げる。家の客間がその形を変え始めるなか、ねずみの王様が大小さまざまなもずみたちを引き連れて現れる。くるみ割り人形は勇敢な兵士に変身し、ねずみたちとの戦いに挑む。ねずみの王様の軍隊が勝利し、くるみ割り人形は傷を負ってしまう。ドロッセルマイヤーがその場を全て収めると、クララはくるみ割り人形から姿を変えた憧れの甥と二人ロマンティックなパ・ド・ドゥを踊る。しかし雪が降り始めるなか、ねずみの王様は甥をくるみ割り人形の姿に戻してしまう。

雪の国
居間が魔法にかかったかのように光り輝く雪片が降る白銀世界に変わっていく。ねずみの王様とその軍勢に追われるクララとくるみ割り人形は、ドロッセルマイヤーに救われて、遠くかなたの魔法の地へと気球に乗って運ばれていく。一方でねずみの王様は一計を案じる…。

→第1幕では、クララの家でのクリスマスパーティーという現実世界から始まり、やがてパーティーがお開きになってクララが就寝するところから夢の世界へと入る訳ですが、この場面展開がセットの入れ替えの迅速さが素晴らしいと感じました。そして第1幕の最後は紙による雪が降る描写も素晴らしいものがありました。

第2幕
お菓子の国
ドロッセルマイヤーは気球を魔法の地に着陸させる。勇敢な甥はねずみの王様を打ち負かし、壮大な祝祭が始まる。中国、アラビア、ロシア、スペインなど世界中のダンサーたちが様々な踊りを見せる。ドロッセルマイヤーの魔法で美しい庭が現れ、その中でダンサーたちが花のワルツを踊る。世界中のキャラクターたちも一緒になって踊る。

クララは突然、寝室で目覚めた自分に驚く。フリッツとクララは走って外に出て、雪の中でドロッセルマイヤーとその甥に手を振って別れを告げる。子供たちは不思議な思いに包まれて二人を見送る。-これらは全て夢の中の出来事だったのかしら?

→第2幕では、壮大な祝祭の様子が描かれ、ここで包み割り人形の有名な踊りが次々と登場する訳ですが、くるみ割り人形で最も有名な花のワルツの場面が「これでハッピーエンド!」ということでフィナーレ感があるのですが、実際にはこのパーティーが終わってから金平糖の踊りからコーダという構成で締めくくりということで、やはりバレエ音楽はバレエとともに拝聴すると一段と理解が深まるという感がありました。そして終幕後は、圧巻のカーテンコールがありました。演奏を担当した郡馬交響楽団を指揮した冨田実里氏をダンサーの列に加えて数度に渡る挨拶。さらに幕を下ろしたところからメインキャストの廣川氏、速水氏を始めとする複数のキャストが数度の挨拶。いつまでも余韻に浸っていたいような素晴らしいフィナーレとなりました。

まとめ
前回2021年11月のサントミューゼのバレエ公演「白鳥の湖」から約3年ぶりとなるバレエ公演「くるみ割り人形」となりましたが、思い返せば前回の白鳥の湖はコロナ禍真っただ中で座席が1個飛ばしで1600名のホールに800名しか入れずで、発売直後にやっと取ったチケットが3階席…。バレエダンサーもオーケストラも豆粒のようではありましたが、初のバレエ公演に感動し、また機会がある時は必ず拝聴したいと考えていましたが、今回運よくステージ至近の席が取れたため、バレエダンサーは等身大で見ることができました。そんな中で改めてすごいと思ったのは男性のダンサーが女性ダンサーをまるで紙のように軽々と持ち上げたり肩車しているということ…。とはいえ女性ダンサーはみなさん細身とはいえ長身の方が多く、それなりの重さはある訳で男性ダンサーの体への負担は計り知れないものがあるのだろうなと感じたところです。余談ではありますが、前回の白鳥の湖でジークフリード王子を演じる予定だった速水氏が直前になって福岡氏と交代したのも、怪我があったのかもしれません。そして音楽は郡馬交響楽団による生演奏。こちらも究極の贅沢と感じるところですが、私自身勉強不足で、最近までこんぺい糖の踊りは、世界の踊りの1つでフィナーレは花のワルツだと思っていたもので、そのような勉強不足を解消し、イメージとしてバレエと音楽を融合させることができたのは大きな収穫でした。
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Last updated  January 13, 2025 11:44:32 PM


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