カウンター越しに・・・

シェイクのタイミング

今日の僕の仕事場はココ。 結婚式場のバーカウンターである。普段のカウンター内と違い、たくさんのお客様のオーダーをこなす為、手の届く範囲にいろいろ準備をしておいてある。ウェルカムドリンクのオーダーが一番忙しく、慌ただしい。それをこなし、新郎新婦入場、式が始まる。ホールスタッフから微妙なタイミングでオーダーが入る。「パラダイスを一つお願いします。」新婦友人代表の挨拶の最中である。感極まったご友人が涙している。もちろん新婦の目にも涙。会場も優しくその光景を見守っている。今、シェーカーを振ったら雰囲気ぶち壊しである。他のオーダーをこなしながら、タイミングを見計らう。結局、挨拶が終わるまでは振れない。挨拶が終わり、感動と拍手の中、僕は、シェーカーの音で拍手に加わる。””””パチパチパチパチ””””””””シャカシャカシャカッ””””この他にも、式の最中は、いろいろと気を使う場面がある。その中でも間抜けな姿になってしまうのが、バーカウンターの前での写真撮影やムービー撮影の時である。あっ！！と思い、しゃがんで身を隠す。大丈夫かな・・と、そーっと頭を出してみる。こんなことしてるくらいなら、堂々と写真に入ってやろうか！なんて思ったりもするが、いざカメラが向くと、サッと隠れてしまう。もう条件反射である。僕らのこの動きを気にしながら会場から見ていたらさぞかし楽しいに違いない。””””サッ！ピョコッ？！サッ！ピョコ・・・？””””楽しい・・・いや、怪しいに違いない！！！なんとか怪しまれずに隠れる”技”を身に付けよう。でも僕が思ってるほど周りは見ていないんだろうけどね。＾＾