しがない歯医者のつぶやき

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2023.08.10
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テーマ: 虫歯のこと(67)
カテゴリ: 歯科

「銀歯にすると虫歯になる」 その理由は、
銀歯(金属の詰め物や被せ物)を歯にくっつけるセメントが長年たつと劣化して溶ける。それで
銀歯と歯の間にスキマができて、そこから虫歯になる。

これを手短にまとめると、銀歯は虫歯になる。




結論、
「これは絶対そうなるわけではなく、
虫歯の再発理由は他にもあります」



銀歯に限らず、治療した後に

虫歯が再発 してしまうことがあります。

その理由は大きく2つあり、

①上記のようなスキマが原因で虫歯ができる
②そもそも歯医者が虫歯を取り残している


まず①について
材料もだんだん進歩しており、
長期的にも溶けにくい材料が多くあります。
保険でも普通に使われています。


そもそも明らかなスキマってのは
極力ないように作るものです。

(ミクロレベルのスキマはどうしても発生しますが)

「セメントで埋めている」という考えの歯医者は
日頃の虫歯治療が雑と言うことです。



実は歯医者が虫歯を取り残したまま銀歯を入れている…

実際、私もこれまで数多くの再発虫歯を治療してきましたが、明らかに②が多いと感じます。

実際に前の歯医者が削った所をみたわけではないので あくまでも個人的な推測ですが、
①だけではこんなに深く広がらないやろ!
という虫歯が多いのです…


虫歯をしっかり取る、これは基本的なことですが
時間が限られると虫歯の除去は雑になります。
虫歯をしっかり取ったか、見極めが必要なのでそれなりに時間がかかります。
虫歯が深くて神経と近い場合は、神経を保存するために 躊躇われることもあります。


①②を踏まえて、
銀歯だろうがちゃんと治療すれば
再発しずらいと言うことです。

銀歯でもセラミックでも、
虫歯治療に変わりありません。




私が以前勤務した歯科医院で診たある患者さん、
40年前に治療した銀歯の詰め物が脱離 した70代男性。
確かにセメントは殆ど溶けてしまっていましたが
中に虫歯はない。スキマも大きくない。
作り直すことなく、取れた詰め物をつけ直しました。

溶けにくいセメントを使ったので簡単には外れないでしょうし、虫歯も再発しないと思います!


銀歯のせいで虫歯になる、あまりに浅はか。
そう言う歯医者は銀歯でなくても虫歯を取り残しそうな気もします。

「銀歯を外してセラミックの治療に誘導したい」
というのが本音、かもしれません。




これを読んだ皆さんが、

銀歯でもちゃんと治療してくれる歯医者さんに
出会えますように!






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最終更新日  2023.08.12 01:01:35
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