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トライス

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カミングアウトのお話【前編】

カテゴリ：本日のよもやま話

開業８日目の夜。サスペンスドラマへようこそ？【前編】
主人公：・・・君が３人を次々に殺害した、『死神』の真犯人だね。さあ、もう観念したまえ。

犯人：動くな！動くとこいつの命はないぞ。・・・そうさ、全てはあんたの推理通りさ。俺がこの手で憎かったあいつらを殺した。そして、最後にこいつを殺れば一連の目的は達するんだ。邪魔はしないでもらおう。

被害者？：た、助けて～！

主人公：早まったことをするんじゃない。まだ今からでもやり直しがきくじゃないか。自首するんだ。復讐なんて、君の(亡くなった)お父さんだって望んじゃいないんだ。この手紙を見ろ！

　そう言うと、主人公は手紙を犯人に向かって投げた。うまくキャッチした犯人はこれを見て、顔色を変えた。

犯人：こ、これは・・・。確かに親父のだ。なぜ？

　・・・全員テレビを見ています！

トライス：大体、主人公はどんでん返しの一手を考えているよな。お決まりだけど。

千里：・・・手厳しいですね。ですが、最後に犯人にも人間味がありました、といった部分が欲しいことも確かですね。

トライス：それにしても、事件解決のあと、新聞が一つの事件のお手柄を大々的に報じているのは、オーバーだろうな。スポーツ紙ならまだしも。

数希：まあ、その可能性がある以上、間違ってはいないんだよな。でも、サスペンスで間違った表現(言葉)がいまだに使われているのが問題なんだよな～。さあ、みんなも推理してみよう！正解は、さっきまでの犯人と主人公のやり取りの中にある！健闘を祈る！

　・・・数希よ、いつから探偵になった？それはさておき、わかります？

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