達人のひとりごと(JKLab)

達人のひとりごと(JKLab)

2009.05.17
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カテゴリ: オーディオ一般
 通勤の間、iPodをかけていることが多い。iPodについているイアーフォンはあまり音が良くないので、今まではシュアーのイアーフォンを使っていた。iPodオリジナルのイアーフォン(左)がかなり低音に偏った鈍い音であるのに対して、シュアーのイアーフォン(右)は中高域の良く伸びた鮮烈な音である。もっともイアーフォンを良くすると、標準の録音フォーマットでは満足できなくなって、ビットレートは256kbpsに設定して使っている。このくらいにしておくと、あまり騒々しく感じなくてすむ。ところで最近、ノイズキャンセリング・イアーフォンの人気が高いというので、一つ買ってみることにした。オーディオテクニカのATH-ANC3(中央)である。

早速、他の2つと比較試聴してみた。音色はちょうど両者の中間で、低音に偏りすぎず、高音がうるさくならず、バランスは悪くない。ノイズキャンセルはいつでもON-OFF可能で、それによって少し音色も変わる。ONにすると少し艶のある音になる。ノイズキャンセリングは、フィードフォワード方式を採用しているため、雑音が消えてしまうほどではない。聴感上は50%くらいの減衰に感じる。ゴーッという低音のノイズはだいぶ小さくなるが、駅のアナウンス音など高い大きな音にはほとんど効き目はない。インナーイアー型の場合、耳にしっくり収まるかどうかで、聞こえ方もずいぶん変わってくるため、人によって感じ方は異なるかもしれないが、なかなか効果がある。ただ、少し大きくなってしまうのはやむを得ない。





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最終更新日  2009.05.18 01:04:28
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