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2013.05.11
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カテゴリ: 海外ニュース
【オペラ上演中止…虐殺描写で体調不良の観客続出】

 【ベルリン=工藤武人】ドイツ西部デュッセルドルフの歌劇場は9日、同国の作曲家リヒャルト・ワーグナーのオペラ「タンホイザー」の上演を中止した。

 ガス室の場面など、ホロコースト(ユダヤ人大虐殺)を描写した演出の生々しさに気分が悪くなり、体調不良を訴える観客が続出したことが理由という。

 ワーグナーの代表作、タンホイザーは1845年の初演。中世ドイツの騎士で吟遊詩人タンホイザーが、至高の愛を求め歩く物語だが、演出家の意向で、ナチスの時代に設定を置き換え、4日から上演されていた。演出家が内容の変更を拒んだため、今後は、音楽だけを上演する。

 今月22日で生誕200年を迎えるワーグナーは、生前の反ユダヤ主義的な言動も相まって、ヒトラーが絶賛し、ナチスの式典などで利用された経緯がある。
(2013年5月10日23時24分 読売新聞)




オペラ「タンホイザー」について





作曲家 リヒャルト・ワグナーについて
















ヨーロッパでは、大変な話題になったようですね。

たしかに上のイタリア語の動画では、生々しい映像が…。

オペラの全容を見たわけではないので、何とも言えませんが、暗い中でこれを見たらホラーかも。

何故、ブルックハルド・カミンスキー氏はこういう物議を醸す演出方法を取ったのでしょうね。

あらすじを見る限り、愛がテーマの物語だと思うのですが…。

民族的・政治的な要素を絡める必要があったのでしょうか?

若しワグナーがこの演出を見たら、一体どういう感想を持ったのか興味深いです。









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Last updated  2013.05.11 09:41:12
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