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イワナ?アメマス?メジカ?サケ?クチグロ?サクラマス?・・・・??違うの?って色々疑問に思う人がいると思うんで、ちょっと触れてみたいと思います。難しい話をすると眠たくなる人が多いと思うので今日はほんの少しだけ、触れてみます。
普段何気に釣っているトラウト。
俺、釣る専門で難しいことはわかんなくて良いよ(笑)
って言う人にもちょっと見ていただきたい(⌒∇⌒)
釣りに限らず趣味において普通の人が知っていない小ネタを知っていると、もっと自分の趣味が好きになるもんです。
なので、今回はちょっとだけ難しい話をしたいと思います。
トラウトを釣っていてぜ~~んぶトラウト!!って言ってしまうとちょっと、芸が無いのでどの魚がどの魚と近い生き物なのか説明したいと思います。
いきなりお話は専門的なお話になりますが、生物の分類について「科、属、種」なんて言葉を聞いたことあるでしょうか?
何となく聞いたことある人が多いと思いますが、これ、理解していると魚の分類のこと、よくわかるようになります。
簡単に説明すると、科という大きなグループの中の属と言うグループがあってその中に種があります。
科≧属≧種
と言った関係です。
人と言う生き物のアジア系人種の日本国の山田太郎さんみたいな感じですね。
魚とは言わず、人間なんかで例えると、ヒト科は同じでも「属」でチンパンジー属、オラウータン属、ゴリラ属、ヒト属など分かれるわけです。
人とチンパンジーが良く近い生き物なんて聞きますが、学術の世界ではお隣の生き物なんです。
生物の分類では 「二名法」
と言う使い方をします。
これは簡単に言うのが難しいのですが、「属+種」の名前でその生き物が何なのか分類しましょうってことです。
これは世界共通です。なので、アメリカ人やフランス人の学者にサケ!アキザケ!!わかんないの?サケ!!って言っても通じませんが、二名法を使って説明すると全世界共通でわかってしまうんです。
私、学者や研究者じゃないんですが、この二名法を仕事で使うことが多々あるんです。
二名法を使うと、ドイツ人でも、イギリス人でも、ロシア人でも、アメリカ人でも中国人でも通じてしまうとても都合の良い名前なんですね。(名前と言うとちょっと語弊があるかもしれませんが・・・)
去年ロシアのモスクワ大学で、とある生物の有識者が世界各国から集まる会議があったのですが、そこで私が「この生物はですね~~~」なんてちょっと偉そうに二名法を使って話していると、どの国の人にも「Oh!シッテマース!ニホンハ キョウミブカイデスネー!!」って通じてしまう訳なのです。とても便利と言えば便利な名前(分類)と言うことになります。
さて、まずは軽い準備運動。
例えば私は北海道民であり札幌市民なのでわりと、多くの人が馴染み深い札幌市や釧路市の市木であるライラック、ハシドイの場合どうなるでしょうか?
モクセイ科の植物なんですが、
最初にSyringaと付くとシリンガ属=わかりやすく言えばライラックの仲間という事になります。
それを二名法であらわすと
Syringa(属) vulgaris(種小名)=ムラサキハシドイ ※ライラック(札幌市の市木)
Syringa(属)reticulata(種小名)=ハシドイ(釧路市の市木)ライラックの仲間です
Syringa vulgaris=ムラサキハシドイ ※ライラック
出典:ウィキペディア
Syringa reticulata reticulata=ハシドイ




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