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2011年07月01日

■　富士山から生まれた文字の数々。　「山」は、伊豆大島からの風景から生まれた。　「相模」の語源。

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カテゴリ： ■　富士文明、文字発生論

山」があります。

　また、「三」と言う文字も、「山」と同じ「サン」と発音される所から、語源が同じで、天城山、富士山、箱根山を意味するものではないかと思います。

　この三山は、仙人が住むと言われた「三神山（さんしんざん）」ですが、富士周辺では、「三」がつく地名が、沢山有ります。

　例えば、三浦、三島、三宅島、三保の松原、三鷹、三宝山、三河、三方原、三峰山などがありますが、身延山（みのぶさん）など、「三」を（み）と発音した場合の同音異義語も含めると、この倍位はあります。

　この地域は、「山」だらけで、地名では「三」だらけな訳ですが、これも、漢字が発生する前の、話し言葉の「さん」と言うものから、分化したものと考えられます。

　これは、数を表わす漢字の「三」だけ、こう言う傾向が見られる訳ですが、「三」と「山」の語源が、同じである証だと思います。

　また、前回、お話した「Ｓｕｎ」も、「サン」と発音されますが、太陽（アマテラス）の事ですね。

　また、息子と言う意味の「Ｓｏｎ」も、「サン」と発音しますが、これも、「日御子（ヒミコ）」の事で、ピッタリ、英語の語源にもなっている訳です。

　これらの山に住んでいたのが「仙人」（せんにん・山の人、すなわちヤマト）と呼ばれる人達でした。

　--　「仙」の語源が、ヤマト。　--

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　その、天城山は、スサノオ命と言う仙人の拠点であり、富士山は、アマテラス（フジワラ氏）、箱根山は、ツキヨミの拠点であり、中国の徐福が、不老不死の薬を求めてやって来た目的地が、この三山だったのです。

　そして、「山」「三」と言う文字は、この三山から生まれたものではないか？

　「三」は、単純なので、説明は必要無いと思いますが、「山」と言う文字は、海に浮かぶ、伊豆大島の、三原山から見た三山の風景から、生み出されたものだと思います。

伊豆大島の三原山の山頂から、富士山の山頂にラインを引き、それを延長して行きますと、日本海側の「富山湾」に出ます。

　「富山」は、「富士」そっくりの名前ですね。

　「富山湾」は、蜃気楼が出るので有名ですが、大昔の人々は、これが神の世界にも、思えたのでしょうか？

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　そして、そのライン上に、諏訪湖がありますが、この四つの地点が、３等分されているので、もしかしたら、諏訪湖が、数千年前に作られた人工湖ではないか、と考えております。

　ほんのわずかなズレもありますが、７０００年前の「縄文海進」の時代には、今より、水位が、５メートル程高かったので、それを考えに入れますと、丁度、ぴったり、２対１の割合で分割されている事が分かります。

　これが、何の為、生み出されものかは、もっと、研究しなければならないと思うのですが、一番、考えられる事は、富士山が、７０００前の、地理を含めた、気象・天文観測所であり、その分割されたラインを、予報に生かしていたのではないかと言う事です。

　富士はアマテラス（太陽）の観測の拠点であり、「ヒミコ」が、アマテラス（天照・太陽の事）を観測し、気象を占っていたのでしょう。

　さて、今日は、「山」と言う漢字が、いかにして出来たかを説明しましたが、それは、伊豆大島から見た富士・箱根・天城の風景を単純な、線で模ったものでした。

　中央部の富士山の高さが、３０００メートルとして、左右の、伊豆、箱根が、それぞれ、１４００メートルで、ほぼ、半分ですが、これが、「山」と言う文字の形に表わされたのでしょう。

　ちなみに、伊豆大島からの風景は、海面に浮かぶ「逆さ富士」が見えるのではないか、と思うのですが、私は、それが、相模（サガミ）の国の語源となったのではないかと思います。

　すなわち、「あい、模（かたど）った」と表現されておりますが、「逆さに見える」では、「逆臣」を連想させ、国名には適さなかったので、「相模」となったのではないでしょうか。