海と真珠

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2022.10.08

危機とストレス

(2)

テーマ：年老いた両親の事(303)

カテゴリ：日々の出来事

痩せてしまったが元気そうな義父と面会を果たし、無事に名古屋に戻ってきた

夫が静岡に戻り、私も美容院でのんびりしていた時の事。
夫からLINEで「親父の容態が急変した。取り急ぎ和歌山に戻る」と連絡が。

驚きのあまり顔が引きつる。確かに寝たきりだったが、顔色は良かったはず。
そんなに急激に悪くなるものなの？

美容院後真っすぐ自宅に戻り、夫からの連絡を待つ。
確か名古屋に帰る日、施設から「尿の出が悪くなったから、カテーテルを入れるかも」
という話はあったが。

結局夫からポツポツ入る連絡によると、嚥下障害を私達の帰宅後起こしたらしい。
点滴だけだと3日ももたないかも、という話だった。
敗血症で生死をさまよってやせ細ってしまったから、それが限界なのだろう。

片づけた喪服をまた引っ張り出し、帰省の準備をする。
でも、私は義父と面会した時「この人の命の旅はまだ終わらない」と感じたのだ。
それは楽天すぎる考えだったのだろうか。
浅はかすぎたのだろうか。

だが、その後事態は好転した。施設のかかりつけのドクターが、「入院が長くて
寝たきりだったので、血栓ができて嚥下障害を起こしたのでは？」と言い、
薬を粉末にして水で溶いて口に含ませてくれたらしい。

朦朧としていた義父の意識が戻り始め、数時間後には水が何とか飲めるように

また脱したのだ。

詳細を夫からLINEで教えてもらって、安心すると同時に激しい疲労感に
襲われた。1番大変だったのは、義父にずっと付き添っていた夫だろうが。
こちらもかなり気をもんだのだ。

高齢である以上、こういった事はこの先も幾度かあるだろう。

やってきてしまう。
頭ではわかっていても、覚悟なんてなかなかついてこないものだ。

ストレス解消ではないが、限定発売のフレグランスをポチってしまった。
香りも実際確認していないのに！

SHIROのホワイト。画像は公式からお借りした。
ホワイトリリー、ジャスミンなど白い花の香りを集めて作ったそう。
ここの香りは爽やかで癒されるものが多いので、これもきっと期待通り
のはず。

秋の深まりとともに、白い花の香りを纏う。
うん、なかなかいいじゃない。もしも期待外れだったら？
それはその時考えよう。ともかく私は疲れ切ったのだから。