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2006年01月05日
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カテゴリ: カテゴリ未分類
いつの時代も「子供」は親のツケを支払っています。
親子の関係を更に広げていくと、「子供たち」は国のツケを支払っています。
国と民の関係を広げていくと「子供」は時代のツケを支払っています。
そしてツケを支払う子供たちも、いずれは新たなツケを次の世代の子供たちに残していくのです。

経済大国と呼ばれるようにまでなったニッポンの転換期、第二次世界大戦でニッポンが負ったツケは生き残った子供たちによって支払われてきました。
その全てを破壊されつくした国に残された子供たちは生きるため必死で頑張りました。
生きることは食べること、食べるためにはお金を稼ぐこと、お金を稼ぐためには立派な教育を受けること、立派な教育を受けさせるためにはがむしゃらにお金を稼ぐこと、こんな形で当時のニッポンの子供たちは時代のツケを払ってきました。

戦争のツケを支払って育った子供たちは、なんとか次の世代の子供たちには苦労をかけさせたくないと頑張ってお金を稼ぎました。
次の世代の子供たちに必要なことは、きちんとした教育を受けさせること=安定収入の確保という大きな時代の流れでした。


このころのお父さん、お母さんは頑張りましたね。
私なんぞがこんな簡単に語ってはバチがあたるというくらい頑張ってニッポンの土台を築いてくれたと思います。
もちろんこんな簡単な説明だけでは不十分ですが、流れは概ねこんな感じです。
お金を稼いで「金持ち」になることが「幸せ」になる道だと信じて疑わず、将来に夢を託してわき目も降らずがむしゃらに突っ走ってきたお父さん、お母さん。
ようやく衣食住事足りて、教育も全国的な水準で均一化され、自分達の子供は便利な世の中で育てることができるようになりました。

次の子供たちが支払ったツケは、急成長した経済大国ニッポンの矛盾でした。
戦後のどさくさで臭いものに蓋をして遮二無二突っ込んできた「臭いもの」が次々と露になってきました。
大学紛争、政府高官の汚職、企業が垂れ流す公害等など、これらは現代に続く新たなツケも育んで行きました。
子供たちを幸せにする唯一の方法と信じて突っ走ってきた親たちが直面した子供たちとの葛藤。

さあ、その葛藤の中で育った子供たちは次の世代の子供たちにどんなツケを残したのでしょうか?
そうです、それが今私たちが目の当たりしている世界です。



よく耳にする言葉ですが、じゃあ昔は子供の考えていることがわかったのか?
これは何も今に始まったことではありませんね。
いつの時代だって本当に子供の考えていることなんて解るわけがないんです。
あたりまえです。子供自体だって自分が何を考えているのかきちんとわかって生きているわけないでしょう。
「わからない」といっている本人だってわからないまま生まれてきて大人になったんですから、今更子供のことがわからなくても当たり前なんですね。


昔は親が食うや食わずで子供に愛を注いだから、子供もそれを受け継いだ。
これもツケですね。負のツケばかりではなく正のツケだってきちんと支払っているんです。
じゃあ今時の子供は一体どんな時代でどんな大人を見て育ってきたのでしょう。

ということで今日の結論です。
子供は常に時代のツケを払うことが「お約束」なのですから、大人がくだらない屁理屈を捏ねて手なずけようとせず対等に付き合いましょう。
子供だと思うから解らなくなるんで、一丁前の人間としてみれば多少アホな奴らでもそれなりに付き合っていけると思います。
それにいつの時代だって「子供」=「若さ」は弾けるものです。
まあ、どのみち彼等も次の世代にツケを残すことになるのですから、せめてそこのところだけでも伝えられたらと思うだけです。


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最終更新日  2006年01月05日 14時57分22秒
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