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2006年01月15日
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カテゴリ: カテゴリ未分類


ということで今日は私好みの作品「ソウル・ザバイバー」についてノーガキをコキたいと思います。

まずサブタイトルにある「ルーファスの捧ぐ」とあるようにこれはルーファス・トーマスに捧げるMOVIEです。
更に往年のR&Bシンガーが続々と登場し、過去の映像と現在の姿をオーバーラップさせながら、近年のコンサートライブの模様を紹介しています。

最近似たような映画が多く出ていますが、本作は他のものとはちょっと趣の違う切り口からSOULを描いています。
ルーファス・トーマス、サム&デイブ、シュープリームス、アン・ピープルス、シャイ・ライツ、アイザック・ヘイズ、ウィルソン・ピケットなどなど60年代~70年代のSOULの代表選手たちが続々と登場してきます。
このあたりは、モータウンやBBキングのブルース映画などと同様で、アーティストのインタビューや過去の映像を使って、昔のファンだけではなく今のリスナーたちにも興味を抱かせる内容になっています。
ところが、この作品は他の作品と比べてアーティストの現在をストレートに見せてくれているところに非常に価値があります。
それはノンフィクションのドキュメント・フィルムとしてのカメラが、アーティストの表面だけにとらわれることなく、現在のかれらのその私生活にまでリアルに迫っているからです。


そして黒人歌手、アーティストとして時代の先端を走った彼らのその後は、やはり誰もが相当な痛手を負っており、しかもすでに老境に入りつつある往年の大スターたちは、今もしっかりと不良精神を持ち続けて生きている姿がそこにあったのです。

モータウンを代表とする、同時代を生きた他のアーティストは現役スターを含め陽の当たる道を歩み、片やワッツタックスを代表とする時代の流れに埋没していったアーティストたちの現在とは、その生き様もだいぶ違った色合いを見せています。

少なくとも青春時代(くっさ~)を不良として裏通りを歩いてきた人なら、たぶん彼らの今の生き様をみて共感が沸くことでしょう。
思えば70年代80年代がスポットを浴びる昨今、表舞台に現れる時代の代表者は生き残った実力者とも言えますが、その時代を本気で駆け抜けたその他大勢のアウトローの生き方こそ、今の自分たちと重なって、当時若い感性を揺さぶったSOULというものを今ようやく一人の日本人SOUL MANとして分かち合えたような、そんな気分にさせてくれた映画でした。

大変抽象的な表現でしか語りませんが、それはこれから見る方への先入観を植え付けたくないからです。
仮に若い頃遊びすぎてドロップアウトしてしまい、後半の人生で社会復帰に苦労された方なら、きっとこの映画を見たとき、今後の人生における「何か」を示唆してくれる思います。
そしてそれこそが、私が追い続けた「SOUL」だと断言できます。
(ちょっとオーバーかな?)

とにかくこれは道楽者必見、お勧めの1本です。
機会があったら一度その目で確かめて下さい。





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最終更新日  2006年01月15日 11時03分01秒
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