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2006年03月20日
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カテゴリ: カテゴリ未分類
道楽者の皆様こんにちは。

道楽親爺の週末は、以前からお話しているように日頃の道楽にプレッシャーを感じつつも道楽まみれの一日でした。
そんなこんなでちょっとお疲れモードの月曜日です。

昨晩はNHKでニューオリンズの特集をやっておりましたが、復興はまだまだといった感じで一般市民の苦労は続いているようです。
黒人の多いところなので、インタビューでは人種差別的な皮肉を州政府にぶつける人たちも数多くいましたが、「自然」の前には人種も地位も関係ないように思えます。
やっぱり人の作ったものはどこか間が抜けているわけで、そんな不完全なモノが自然の力でなぎ倒されて、手も足も出ませんといったところでしょうか。

過去の日記にも書きましたが、最近は「自然」を賛美したコマーシャルな生産活動が多く目に付きますが、テレビの中や雑誌の中の自然は人工的な自然であって、本当の自然は人間が賛美することすらも恐れ多いモノであると思います。
私の住む南洋諸島も、必ず年に1度、2度は台風がやって来て島をキレイ(笑)にしていってくれます。


台風に襲われたら、人間が作ったモノなんてたったの1日で壊滅状態です。
家がなくなったり、木が倒れたり、岩が崩れたりして、そんな「自然」の前には人間なんてのは無力以外の何ものでもありません。
まして、デカイ会社の社長だろうが、海岸をうろついているレゲエのおじさんだろうが、自然の前では丸裸です。
壊れた家を何とかしてくれ、とか言ったところで、程度の差こそあれ皆同じ被害を蒙っているわけですから、そういう面では自然は平等のような気がします。
そんなときに頼りになるのは、やっぱり身内やご近所の人たちの相互扶助の精神です。
結局行き着くところ、これが人間に与えられたひとつの生存方法としての手段のような気がしますね。

色々と理屈をコイては色々と作ってきた人間社会ですが、もとをただせば、こうしたお隣近所と助け合って生きていく、ってことに集約されるのでしょう。
ちょっと話が飛躍しますが(いつものことですね)、太古の文化文明で文字を持たなかった文化を蔑む傾向がありますが、これもこうした自然との共生という観点に立ってみるとちょっと疑問です。
本当に秩序と統率の取れた人間の社会があったとしたら、果たして文字が必要なのか?ということですね。
文字にして記録に残すってことが、そもそも文化の荒廃なのではないか、と道楽親爺は思ったりするわけです。

このところ世界的な規模でやたらと自然災害が続発しておりますが、地球という生命体が自浄作用で生まれ変わろうとしているのかもしれませんね。

ちなみに私の暮らしている南方の人々は、心の根っこでは台風を年に一度の浄化作用と捉えている様で、島をキレイにしてくれると本気眼で言います。
そこらへんに過去から受け継いだ自然との共生の知恵みたいなものを見て取るのは私の思い込みでしょうか。

でもね、台風のあと海岸に打ち上げられたゴミの中に、ニッポンのスーパーのビニール袋や弁当のパックとかが混じっているのを見ると、今自分たちが生きている時代というものを強く感じてしまいます。





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最終更新日  2006年03月20日 12時32分06秒
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