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2006年03月28日
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(以下サンケイ新聞より抜粋)


う~ん、ちょっと考えてしまいますね。
最近の司法のやり方を見ていると、世論というか大衆メディアというか、世間とかいったものにひどく迎合してきているような気がしてなりません。
別に私は麻原氏擁護派でもなんでもありませんが、「裁判」というものについての疑問が頭をもたげてきます。
先日の日記でもちょっと書きましたが、光市事件の司法判断にも同じ思いです。

(産経新聞記事よりコピー)

1999年山口県光市の会社員宅で妻(当時23歳)と長女(同11か月)が殺害された事件。
当時18歳の少年の被告(現在24歳)は殺人罪等に問われ、1、2審で無期懲役の判決を受けたが、死刑を求刑していた検察が最高裁に上告。
今月、被告の弁護人2名が辞任し、安田弁護士と足立弁護士が新たな弁護人となった。上告審が14日に行われる予定だったが、安田、足立の両弁護士が欠席し口頭弁論が開けなかった。


この記事に関連して以下のようなコメントがメディアから流されました。

最高裁第3小法廷(浜田邦夫裁判長)


検察
「欠席は裁判を遅らせるのが明らか。弁護人不在のまま弁論を行い、結審すべき」

被害者の家族
「これほどの屈辱を受けたのは初めてだ」

これらの状況については、私の尊敬する宮崎学親分のコメントを以下に無断ですが転載させてもらいます。

メディアは、「極めて異例」などという相変わらずの表現を使って、安田弁護士が死刑廃止運動のリーダー的存在であるために、死刑判決が出る可能性のあるこの裁判を遅らせているかのような印象を抱かせる報道をしているようである。しかし批判すべきは裁判所・検察などの安田弁護士へのヒステリックな反応である。そのような感情に流されることなく、事件の真相が一体何であるかを冷静に分析し報道するのがメディアの役割である。

ということで、大きな刑事事件の度に巻き起こるこのような、「早く吊るせ、早く処刑しろ」あるいは「理由などはどうでも良いから早く終わらせろ」的な世論に迎合して媚を売るような司法官僚とメディアの姿勢に危惧を感じます。
言ってみれば、「殺す」という結論を大衆に納得させる「正義」をいかに演出するか、あるいはどのように大衆が納得する「処刑」をするか、ということでしかありません。
ちなみにラウブドア事件もこれに近い状態ですね。

被害者の方々には心から同情致します。殺人事件ではありませんが、私も過去何度か傷害事件の被害者体験もしております。
しかし、お上によって裁いてもらう、あるいはお上の手で殺してもらう、といった類の嘆願を世論が後押しし、それをメディアが煽るという行為には納得がいきません。
ましてや、その世論に迎合する司法の判断も非常に怖いものだと思わねばなりませんね。







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最終更新日  2006年03月28日 08時49分18秒
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