非生産活動推進委員会

非生産活動推進委員会

PR

×

プロフィール

RONNYジイ

RONNYジイ

コメント新着

バンドマン@ Re:昔の歌舞伎町スケッチ・フォーカス(笑)(03/29) 懐かしすぎる会話に感激しております、 こ…
沖縄県宮古島出身です、@ Re[21]:赤坂シンデレラの最後(08/18) 樋口 和彦さんへ 本当に、次郎さんと五郎…
アミちゃん@ ジョイの訃報😢 nikumaruさんへ 連絡有難う御座います。ジ…
マチャアキ@ 想い出 岸本さんですね 懐かしく読ませて貰いまし…
マチャアキ@ 岸本さんだよね このブログを読んで昔の記憶が蘇って来ま…

お気に入りブログ

まだ登録されていません
2006年04月21日
XML
カテゴリ: カテゴリ未分類


冗談抜きで、もしこのような人物に遭遇しましたら是非ともお知らせ下さい。お願いします。あるいは、サイパンでロニーが心配していると伝えて下さい。

チェングに会ったら伝えてよ~、ロニーが待ってるとぉ~
(五番街のマリーの替え歌でお願いします・笑)

さて、昨日は私がこのチェングと言うバカ友とサイパンに来ることになった経緯をお話しましたが、このように昔からかなりデタラメな生き方をやり倒してきた私は、その後サイパンという孤島にはぐれてからもまったく反省するわけでもなく未だにデタラメな生き方を続けております。

ということで、今日はこのサイパンで出会った面白いオッサンの話をいたしましょう。
オッサンと言ってもサイパンで出会った当時はまだお互いに三十代でしたから、今にして思えばまだあんちゃん程度の年齢でした。
そのおっさんというかあんちゃんは、当時「なんとなくクリスタル」などという小説で一世を風靡した現長野県知事と同姓同名でした。
仮にタナカ氏としておきますが(笑)、私が彼と出会ったのはサイパンでビデオショップを始めて1年ほどたった頃でした。


彼の登場からしてすでに道楽者の馬鹿野郎丸出しでした。
ビデオショップに現れたタナカ氏は、当時一緒に店に出ていた私のWIFEをつかまえて、「ねぇねぇ、どこに住んでるの?電話番号教えて」と声をかけてきたのでした。
まあそのころはMY WIFEもまだ20代で若かったですからね、一応ナンパの対象になったりもしておりました。ってか、サイパンまで来てナンパすんなよとか言いたかったですけどね。(笑)

まあこっちにしても相当に気合の入ったいーかげん野郎でしたから、すぐに匂いをかぎ分けて、「おっちゃん、面白いね、この状況みてちょっと変かなぁとか思いません?」と声をかけたのでした。

「えっ、何が」と年季の入ったおとぼけ技です。ってかホントにボケてたのかもしれません。(笑)

「それってひょっとしてナンパですか?大きくジャンルわけすると」

と率直な質問をぶつける私に彼は

「う~ん、まあ、大きく別けるとそういうことになるのかなぁ」

ということで、私に遅れること1年、サイパンにやってきたおっさんでした。
タナカ氏は私よりひとつ年上、赤坂のコルドンブルーにいたということで、もちろん同世代ですからディスコもそこそこ行っていたようです。
とはいえ「お水」ということでは一緒でしたが住んでた世界はちょっと違っていたようでした。


偶然と言えば偶然で、私の小学校の同級生であった秀才娘の姉上と婚約していたことがあったというのも何かの縁があったのでしょうか。
この秀才娘は一家揃って全員東大という、おりこうさんのサラブレッドのような家系の娘でした。私の同級生であったそのお嬢ちゃんも、小さいころから異常なほどに頭の切れる娘でありましたし、その姉上様もガッコを代表するような天才少女のようなお嬢様でした。

そんなお嬢様と、このどーみても軽薄そうな単なるポン中のあんちゃんとが婚約していたという話は俄かに信じがたかったのですが、破談になった理由がお嬢様の精神破綻だったと聞いて、こりゃひょっとしてこのあんちゃんが気を狂わせたんじゃなかろうか、などと疑ったりしてしまいました。それにしてもこの天才肌の一家の娘と付き合っていたくらいですから、彼の頭脳もそこそこにではあったのでしょう。

「天才と狂人は紙一重」というのが彼の持論でした。

とまあ、前置きはこのくらいにして、このタナカ氏の面白さをそろそろ語らせていただきましょう。

ギャンブラーと言えばカッコ良いですが、彼の風貌から滲み出てくるイメージはどう見ても「博打」打ちでしかなく、博打の最中にトイレでシャブかなんか打ってそうな顔に険のでるような感じでした。(笑)

そんな不良仲間にサイパンという僻地で遭遇した私は、久々に見た道楽野郎とすぐにお友達になると早速彼の生い立ちなどを根掘り葉掘り聞いたのでした。
彼は某私立大を卒業後すぐに「お水」の世界に入るが、同時にプロ雀士を目指して雀荘に入り浸り、競馬競輪、花札賭博からバカラまで、とにかく賭け事という賭け事にはすべて首を突っ込み、そのうちに某組のお偉いさんの代打ちなどをするようになり、本格的なばくち打ちの世界へと入っていったとのことでした。

そんな遊侠三昧の生活で知り合った某クラブの女性と結婚し一女をもうけましたが、ハナからまともな生活など望まぬ男でしたからすぐに離婚、養育費や生活費のために当時流行りのポーカー屋を始めて一儲けしたのですが、桜の代紋の追及を逃れるためサイパンへ来た、という漫画アクションの安物劇画のようなストーリーでした。

そんなこんなでしばらくは遊んで暮らすくらいの小金を持ってきていたタナカ氏でしたが、所詮は道楽者の遊び人ですから、こんな田舎でいつまでもぼーっと燻っていられるわけがありません。
ひと月ほどしたある日、タナカ氏から呼び出された私はビーチ沿いにあった掘っ立て小屋のバーで商売の相談を受けたのでした。

「実はオレの筋からさぁ、変な掛け軸と壷を貰ったんだよね」

「へぇ~。じゃあ高価なものなんじゃないの」

「そうだねぇ、それでも10万はしないと思うんだけどね」

「10万でも十分高価じゃないの」

「でさぁ、ここにはさ、韓国人とか中国人の金持ちが結構いるよね」

「ああ、資本家みたいな連中が結構いるよね」

「で、どうだろ、この掛け軸と壷をさ、1千万とか2千万の値札付けて飾っておいたら売れないかね」

「そりゃいくらなんでも無茶じゃないの。特に中国人なんてのはこういったものの鑑定とかにはうるさいから、結構目利きがいるんじゃない」

「そうそこがポイントなのよ。要はそんな玄人っぽい詐欺師を相手に話を持ちかけたらいけるんじゃないかと思うのね」

「詐欺師?」

「ほら、どうせこういう骨董品みたいなもの集めてる爺とかってのはさ、道楽で集めてるわけだから、日本の国宝級の品ですみたなことを言えばさ、モノ好きな親爺が買うかも知れないじゃん」

「・・・・・・・・・」

「戦時中、日本の資産家のウチにあったシロモノが出てきた、みたいな話だったら信憑性もあるじゃない。戦禍に巻き込まれずに保存されてたみたいな」

「でもこの島って玉砕して全滅だったんだよね」

「だからそこらへんを上手く立ち回って売りつける詐欺師がコレに乗ってくればさ、たとえ折半でも十分おいしいと思うんだよね」

「でもさ、それまで店の家賃とか生活費はどうするわけ?」

「そりゃ決まってんじゃない、なんとかツケにして粘るのよ」

「ツケねぇ~」

「たとえ1年無収入でも、売れたら一発で精算、店じまいってことで、それまではこれひとつ売ることだけに集中するんだから、難しいこと考える必要もないし、どうだろ?まともな商売してたって、どうせ毎日悩むんだから、ツケで粘るのも悩みは一緒じゃない。だったら、ケチケチ悩んでないで1年分まとめちゃえば気が楽じゃない」

ということで、一晩で何千万円が動く博打を経験してきた者のみが知る狂気の世界でした。
とにかく彼の発想はデタラメ以上のメチャクチャでしたが、なんだかんだと言いながらも、こんな与太話を繰り返して3年ほどグダグダしてましたね。
最後はアパートの家賃踏み倒して帰って行きましたが、半年後に免許を取ると言って戻ってきたのですが、運悪く台風に見舞われ試験は延期、結局それから二度と戻ってくることはありませんでした。(やっぱ日頃の行いが悪いんだろうなぁ)

たぶん今でも都内の高級雀荘あたりに出入りしていると思いますが、同じ道楽者でも博打ウチだけは注意が必要です。かなりの量のエンドルフィンが脳内に溢れ出ている方々が多いので、この脳波に共鳴してしまうと取り返しのつかない人生を送ることになりますのでくれぐれもご注意下さい。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2006年04月21日 09時21分27秒
コメントを書く


■コメント

お名前
タイトル
メッセージ
画像認証
上の画像で表示されている数字を入力して下さい。


利用規約 に同意してコメントを
※コメントに関するよくある質問は、 こちら をご確認ください。


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
Mobilize your Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: