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2007年04月21日
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道楽親爺のどーでも良い屁理屈ですが、今日も憩いのひと時、どうぞ暇つぶしにお読み下さい(笑)

先日は私の青春時代(笑)、1980年前後の日本のポップ・ミュージック、あるいはジャパニーズROCKが、どれだけ米英の影響を受けていたのかということをお話しましたが、今日はその英語と日本語の「音」への乗り方の違いについてノーガキこいてみたいと思います。

まず、英語の歌と日本語の歌の決定的違いですが、これは「おたまじゃくし」に「言葉」を乗せる方法が違うということです。(なんじゃそりゃ)
つまり、音符に言葉を乗せる時の違いが、音作りの違いそのものになっているということなんです。

それはどーゆーことかと言うとですね、たとえば一小節に四分音符が四つ並んでいたとしましょう。いわゆる4/4で四拍子です。音階は別として、リズムは、タン、タン、タン、タンと四つ規則的に刻みます。これに詩を乗せるとして、タンという音ですから、少なくとも2つの音が乗りますね。

たとえば、「ボケ、バカ、アホ、マヌケ」と歌ってみましょう。(もうちょっとマシな例はないんかい)
どうですか?(笑)最後のマヌケがちょっと字余りの感じで乗りにくいですよね。
じゃあ、マヌケって言葉をこの四つにはめ込んでみたらどうでしょう?

「マっ」か「マぁ」でしょ?
ってことは、歌うと「マぁ、ヌぅ、ケぇ、(休)」か「マっ、ヌっ、ケっ、(休)」になります。

さあ、今度はこれを英語でやってみましょうか。
う~ん、なんにしようかなぁ。
ジジイらしくわかりやすいところで、THIS ISA PENでやってみましょう(笑)
四分音符四つですよ。

「This、is、a、pen」って、字で書くとよくわかりませんけど、実際にはこんなきっちりとはまりませんよね。
たぶん、ディス、イズ、ァ~、ペン、みたいな感じかな。
それとも、ディス、イッズァ、~、ペンってな感じかもしれませんね。

ナニが言いたいのかっていうと、英語には音符と言葉の関係をはっきりさせなくても良いってことと、音符ひとつに単語を乗せることができるってことなんです。
この大原則が、音楽と詩を融合させる大きな可能性を秘めているんですね。


日本語だったら、あい(タン)、しぃ(タン)、てる(タン)ってなるのかな(笑)
でも、言葉の持つ意味から言ったら、「私はアナタを愛してる」ってのと「あいしてる」ってのは同じじゃありませんよね。もっと突っ込めば、歌い方ひとつで「おれはおまえが好きなんだあ」になるか「あたしはあなたが好きなのよ」になるか、はたまた「好っきやねん」になりますが(笑)、英語の場合は聞き手の感性に委ねられる部分ってのが大きいと思うんですね。

もちろん日本語だって当然、歌い方によってそのイマジネーションの広がりは変わってきますけど、主語が曖昧な分だけ哲学的な面が強調されます。たぶんこのルーツは俳句や短歌の世界に通じているのでしょう。
ってことで、長々と屁理屈が続きましたが(笑)、いわゆるROCKの成り立ちが英語にある以上は、このエッセンスってのが付いてまわってくるのは仕方ないことです。
まあ、簡単に言っちゃうと、アメリカン・ロックはテキトーが一番(笑)みたいなもんです。

日本人みたいに律儀に音符を追っていって目くじら立てたりしないのです(笑)

ところが! です。

最近は、英語圏のROCKERが日本語ROCKの美しさを理解し始めているのです。
きちんと音符に言葉が乗る美しさが目新しいってのもあるのでしょうが、もうそろそろ日本のROCKもひとり立ちしても良い時代に来てると思います。
まあいうなれば、さんざっぱら好き勝手して遊んできたら、今度は形式美とか様式美に感心が移ったみたいなものでしょうか。
私らの時代でいえば、流行りの日本語ROCKのルーツは必ずアメリカンROCKだったんですけど、今の時代のROCKERたちがルーツにしているのは、もうすでにニッポンのROCKになってきてるんですよね。加えてバイリンガルも自然に入り込んできてますから、この先どんな風に進化していくのかジジイ的にもちょっと楽しみです。
昔は「東洋」ってエッセンスをやらた売り物にしていたニッポンの音楽も、ようやく自然なカタチでニッポンのティストを生み出し始めたってことですかね。
まあ、言ってみれば、私らの時代は、欧米人(欧米かっ)の感性に歯が立たなかったから、コンプレックスの裏返しみたいな「オリエンタル=東洋」でごまかしていたってのが正直なトコじゃないでしょうか。
昔はNHKの特番の主題歌によくありましたね、そんな音楽が(爆)こらこらこらっ!
ということで、現在、現役でROCKされている若人のみなさん、爺婆のROCKERは貴方方の今後の活躍に期待してますからね。頑張って下さいね。





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最終更新日  2007年04月21日 10時00分31秒
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