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2007年04月22日
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『アポカリプト』(Apocalypto)メル・ギブソン監督作品。

スペイン入植直前のユカタン半島が舞台で、マヤ文明の衰退を描いた映画でした。
ホンモノかどうかはわかりませんが、全編通マヤ語を使っているそうです。
映画で使えるほど、マヤ語なんて実際に伝承されてるんですかね?
まあ、内容もちょっと?ってトコがいくつかありましたけど、それにしても妙な映画でした。

メル・ギブソンって、私はマッド・マックスからのファンなんですけど、監督としてはちょっと変わった哲学をお持ちのようですね(笑)
この映画の印象としては、彼の監督作品「ブレイブ・ハート」に共通するものがありますね。なんというのか、やはりこの人も敬虔な宗教家ですから、人間の「生」に対しての見方がこのあたりに見えているような気がします。

人間の本能というか、暴力性とか、支配性とか、動物の体を持つ人間が、唯一信じようとしている存在と、その存在を信ずるが故に更なる矛盾に埋もれていく愚かさみたいなものでしょうか。意味わからん? 私だってわかりません(笑)


まあ、屁理屈好きにジジイにゃぴったりの映画でしたけど、結局見終わったのが明け方4時近くだったので、なんか生活のリズム崩れちゃったかなぁ~みたいなもんです(笑)

その昔、「人類創生」とかいう、やっぱりちょっと不思議な映画を見た時と同じような感じでした。これはマヤ文明のもっと前のお話で、人間と火の関わりについて描かれていました。そういえば、2001年宇宙の旅の小説の中に、この「人類創生」のラストシーンとよく似たシーンがあって、それがことの他強く印象に残っています。

ちょっと下ネタ系かもしれませんがお話しましょう(笑)
ストーリーは、太古の昔に、人間が火を求めて旅するという設定で、何故かこの映画、セリフがまったくない。そこが素晴らしいというか、時代考証的にも、文字や言葉が出てくる以前に人類は火の存在を知っていたってとこがチョイ良かったですね。
2001年宇宙の旅も、やはり太古の昔、言葉のない時代の人類の一人が、月を見て何かを感じる、つまり月の存在を理解し始めたところから、壮大な人類の歴史が動き出したみたいな話でした。

でもって、映画「人類創生」の方は、すでに火を持つ部族に出会ってカルチャーショックに落ちいった旧人類が、その先進部族の女を連れて新天地を求めていくというところで終わるんですが、そのエンディングで、彼らは背後位から正常位に目覚めるんですね。
そして身ごもった女の丸いお腹を撫でながら、月を見上げるんですね。
そのさりげないシーンが、小説2001年宇宙の旅と重なって、なんとなく人類の脳の出発点みたいなものを感じたのを覚えています。

多少の疑問もあるんですが、描きたかったことは理解できるみたいな感じですね。
こういう映画を見ると、人が殺しあったり、春を売ったり買ったりすることを止めろって言う事は、人間を止めろっていうことと同じなのかなぁと思ったりしちゃいます。
まあ、妙な映画でしたが、アメリカではヒットしたらしいですから、皆様もご興味ある方は是非どうぞ。ただ暴力シーンがかなりリアルなので、その手の映像が苦手な人にはお薦めできません。








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最終更新日  2007年04月22日 13時48分58秒
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