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2007年10月20日
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カテゴリ: カテゴリ未分類


幾度と無く、このブログで私の恥ずかしい過去を述懐してまいりましたが、本日はそんな道楽親爺の総括的なメッセージをお伝えしたいと思います。
これは、私自身も一度はハマリ込んでしまった人生の落とし穴(笑)についてのお話です。

ことわざにもあるように「豚もおだてりゃ木に登る(笑)」というようなことが昔からよく言われておりますが、実はおだてられてお調子コクのは人間の得意技なんですね(笑)
人間なんて本当に都合の良い生物ですから、なんだかんだ言っても自分勝手な理屈を付けちゃあ、人生はあーでもない、こーでもない、生活がどーしたこーしたと、騒がずにはいられないものなのでございます。

え~、前置きが長くなりましたが、皆様ご存知のように私は高校を何とか卒業はしたものの、18歳で人生を捨て(笑)、ディスコ業界にどっぷりとはまり込んだ折り紙付のお祭り野郎でした。でもって、世の中のいわゆる常識ひとつ知らぬまま30歳を迎える頃、このまんまじゃちょっとまずいんじゃないの、みたいなことで、ニッポンを捨て(ってか捨てられたっつーか)南の島に移り住んだのでございます。

これはまあ、言ってみればヤクザが足を洗うみたいなものに良く似ておりまして、30歳にして一般社会への復帰を目指したのでした。
ということで、この南の島で自己再生に向けてリハビリに励んだ私ですが、だからといって、別段そんな自分の過去を隠すつもりもなかったし(笑)、そんな過去を恥と思ったこともありませんでした。まあ強いて言うならば、一般社会ではあまり縁のない話というか世界のことなので、この島流しを契機に自分の中ではすっぱりと断ち切ることにしたのでした。ってかそんな偉そうなことじゃないけど、いつまでもそんなことにこだわるのも変だと思っていました。

さあ、そんなことで月日は流れ、元々要領の良さは抜群の道楽野郎ですから、小さい島とはいえ、それなりに地元の中でも頭角を現し、世間一般で言うところのフツーのサラリーマンの中間管理職みたいなポジションが板に付いてきました。

まあ、なんにせよツケは回ってくるもんです(笑)

詳しいことを書くと長くなりますので、思い切り端折っちゃうと(笑)、会社の中で内紛が起こってしまい、組織が真っ二つに割れてしまったのでした。とは言っても所詮小さな島の小さな会社のことですから、そりゃ、ニッポンの企業のお家騒動とは規模が違います。
それでも、生来の負けん気の強さとちょっとした義侠心から、この道楽親爺は、自分をディスコ野郎からそれなりの堅気の仕事人に引き上げてくれた前社長側について会社を飛び出し、新体制側と真っ向勝負を挑んだのでした。(おおーっ、かっちょいいー、ってかこれはマジなお話です・笑)

でもって今日はその自慢話じゃなくて(笑)、実はその時初めて感じた「世間」というシロモノのお話です。
沖縄あたりもそうらしいのですが、だいたい南の島に流れ着くようなヤツは、みんな本土で言うに言われぬ事情のある人が多いようで(笑)、旅行会社の転勤族とかは別として、現地で小さな商いなどをしてる人はよっぽどの南洋好きか、あるいは本土で食い詰めたみたいな人が殆どなわけです。カード破産とか禁治産者とかね(笑) そりゃ、おまえのことだろっておっしゃるかも知れませんが、はい、その通りです(爆!

ですから、島の暮らしの中ではみんなそれなりに一般人の顔をしておりますが、一皮むけばロクでもない奴らも大勢いたりして、この騒動はこーゆー人たちにとっては恰好の酒の肴になります(笑)
まあ、人間なんてモノはたいがい「人の不幸は蜜の味」ってなもんですから、心配するフリをして近寄ってきては、事の顛末を根掘り葉掘り聞いたあげく、翌日にはあちらこちらに触れ回るというようなプロセスを踏襲するわけです(笑)
そして、この流れは必ず勢力の強い方を贔屓するというのが世の常です(そーなの?)

当時の私のボスもやはり、本土で食い詰めて流れてきた胡散臭い奴の一人でして、まあ、時代の運に恵まれたのか一攫千金、ヒトヤマ当てて、現在のゴルフリゾートの社長に収まったという、まあ、サイパン近代史(笑)の中では立身出世組の先駆けだったわけです。そんな彼が苦境に陥ったとき、それまでおとなしかった「世間」が一気に頭をもたげてきたのです。

「やっぱり成り上がり者は日本のきちんとした企業の組織にはついて行けないのさ」

とか



とか

「元々、ビーチでアイスクリーム売ってた奴にリゾート経営なんてどだい無理なんだよ」

とか、そりゃあもういいっつーくらい色々なことで誹謗中傷されました。
今だったら2チャンネルあたりにギッシリ書かれるのでしょうね(笑)

それまでは、「いやー、やっぱり何かやる人だと思ってた」とか「長い苦労が報われましたね」なんて褒め讃えていた人が、コロっと手のひら返したのですから、さすがの道楽者もこの時ばかりは閉口しました。



それで、その「世間」はきっちりと私のところにも攻め込んで来たのです。

「あの人、昔はビデオ屋さんだったんでしょ。やはり組織とかの仕事は無理なんでしょうね」

とか、ビデオ屋さんからリゾートのマネジャーに成り上がった私は、成り上がれなかったその他大勢の人々(笑)の恰好の餌食となったのですね。
さすがに、ディスコで踊ってたヤツとは言われませんでしたけどね(笑)
まあ、早い話、ざまあ見ろってなとこです。さっきも言いましたが、在住者の多くが食い詰め者の集まりですから、人の不幸は、とっても楽しいイベントのひとつになります。

それでも、そんな中にも本当に苦労を舐めて流れ着いて来た人も少なからず居て、そういう人たちは、事の善悪とか、事の賛否はさておき、親身になって心配してくれたりしました。人生のセオリーどおり、人間は土壇場で本性が出るものです。
さあ、そんなギリギリの土壇場でこの道楽親爺が悟ったこと。それが今日のメッセージです。それは「開き直り」こそが、ビンボー人にとっての必殺技だったということです(えっ?)

つまり、この時、私はこういった悪意の噂にひどく腹が立って、そんな噂の出処をたどっていって、きっちり落とし前をつけたろか、と思ったのでした。
「本当の内情を知りもしないで、テキトーな事言ってんじゃねーぞ」とか思ったんですね。
元々私は人一倍義侠心が強いようで、「オレのことをトヤカク言うのはかまわねーが、社長のことを悪く言うのは許せねー」みたいなね、まだ青かったんですね(笑)
そんな時、この社長はポツリと言ったのです。

「自分をしっかり持ってさえいればそれで良いんだよ」

私は、何を悟りきったこと言ってんですか、と食い下がりましたが、この社長は全然動じませんでした。
まあ、そんな風に言われちゃ、それ以上お世話なこともしたくないし、黙ったんですけど、その時思ったのは、ひょっとして俺自身が血迷っていたのかなってことなんです。
小さいながらもリゾートホテルの管理職が板についてきて、多少なりとも周りから一目置かれるようになって、そんな自分を当たり前だと思っていたことこそ、思い上がりだったのではないかと気が付いたんですね。

世間様は、嘘は言っちゃいません。
ビデオ屋やってたあんちゃんが、たまたまリゾートのマネージャーで上手く行った。
その通りです。
しかもその元をたどれば、高卒のディスコ野郎です(笑)

「いつからオレはそんな偉そうな人間になったんだ?」

そう自問自答したんですね。
そうだよ、つい10数年前は道路で踊ってたくせに、何突っ張ってんだよ、オレは?
マネージャーで人を使ってるから偉いの?
周りの人より良い給料をもらってるから偉いの?
それとも、ディスコから転職して一般の職業に就けたから偉いの?
そんな風に素直な気持ちで自分を見つめたら、あっさり開き直れたんです。

それは、その時会社で揉めていた本質そのものより、自分のポジションにこだわっていただけの自分が見えたからなんですね。
所詮オレは高卒のディスコ野郎じゃん。今更何を守ろうとしてんだよ?何つまらないプライドで意地張ってんだよ? そんな言葉が心の中に湧いてきたんです。

すべては偶然から始まったことだし、世間一般の枠なんて元々自分は持っていなかったのに、なぜ、今はその世間一般の枠で自分を生かそうとしているのか、とても情けなくなりました。
それは、何をしていたって、どこで暮らしていたって、自分自身が変わろうはずもなく、それは今まで生きてきた道の上にしか自分は立つことができないということです。

悲しいかな、今の時代、今の世の中は「お金」が価値基準になってしまっていますから、お金のある人は世間では価値ある人で、お金を持たない人は価値の無い人という具合に分類されてしまいます。
でもね、一家を持って、子供を育て、家族の将来を憂う、そんなあたりまえの生活をしている人を価値の無い人なんて言えるわけありませんよね。

ということで、私は、一生懸命生きている人をトヤカク言う人ってのが一番価値のない人間だと思っています。だから評論家が嫌いなんですねよね(笑)
今日のノーガキは長かったね(笑)

さて、結論です。
ビンボー人の必殺技。それは「開き直り」です(爆)
どんなに頑張ったって一升枡には一升しか入りません(ちょっと表現が古かった?)
自分の器を知るってことこそが、人生の必殺技なのです。
でもね、敢えて言うならば、この一升枡も、頑張れば二升にもなるし三升にだってなるんです。まあ10倍になることはあまりないだろうけど(笑)
だから、道楽者の皆さん、あまり自分を卑下しないで、好きなことを思い切りやって下さい。楽しいことやワクワクすることを始めれば、必ず明るい日が来ます。
私は宗教家じゃないので、お約束はできませんが、とりあえず、自分はそーゆー生き方をしてきて、多少は心が楽になりましたから、どうぞ皆様もチャレンジして下さい。
最後にもうひとつ、どんなことでも、やらなければ始まりません。頭の中で描いた計画は、実際にやってみると必ず違う答えが出てきます。だから先ずはやってみることです。
おつきあいありがとうございました(笑)





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最終更新日  2007年10月20日 16時00分29秒
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