昨日今日と、地方紙の 【熊本日日新聞】
には
新聞の1ページ全てを使った墓石のコマーシャルが掲載されていた。
今日の 【日〇石〇】
のタイトルが、
「お墓の価格は才数で決まる!」
だと !?
もし、そうだったら 【焼酎の価格も量で決まる】
の?
冗談じゃない!
今日も、見掛けだけの墓石を類似品と比較しながら紹介していて、
「わが社は58才の石材を使用しています」
と
自信たっぷり気な内容だったが、
墓石の寸法と外見から判断し、
自分が同型の墓石を設計をするならば
75才~100才の石材を使用し設計することだろう。
一番の気付きは、基礎工事から文字彫刻、施工まで
才単価5000円で計算するとのこと。
・・・ということは、50才使用の石材製品だったら、
50×¥5000で、¥250000-の施工内容となるが、
自分なりに内訳明細を表記すれば
基礎工事 一式 ¥70.000-
文字・デザイン彫刻 一式 ¥80.000-
運搬・施工費 一式 ¥100.000-
合計 ¥250.000-ってとこだろうか?
我が社では、基礎工事だけ取り上げても、
少なくとも三人の労務で、精一杯の施工をして最低二日の日数と
生コンや鉄筋、砕石の資材費や機材費が掛かるから
労務費を、例え一人10.000としても、二日で¥60.000-必要だし、
資材費や機材費などを加えると、¥120.000-は掛かる。
文字彫り作業や、純金の金箔貼りやデザイン彫刻
施工作業に於いても然り!
そのことに要注意!
基礎工を、簡単に一日の作業日程で済ませ、
文字やデザイン彫刻もほどほどに
施工作業も、適当に一日で済ませるならば採算はとれるだろうが、
まともな施工をしようとすれば、絶対に無理である!
ここのブログで何回も訴えているが、
200万円位のお墓購入にあたり
20~30万円ほど安価な石材製品を希望し
10年後に造り替えなければならないような墓石を購入するか?
20~30万円高くても、何世紀にも及んで存在するお墓を求めるか?
お客さんの判断に任せる以上に
我々も、もっとアピールして行かねばならないと思っている。
昨日ブログに紹介したおばあちゃんも、
兄妹二人を呼んで、暑い中現場に来られたが
最終的には、「全てお任せします」とおっしゃり
我々の仕事に納得して下さった。
【大切な買い物は、“安物買いの銭失い”】
十分、ご注意下さい!
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