婆裟羅砦のブログ

Dec 12, 2006

韓国の教会

テーマ：韓国あれこれ(東洋医学、ハングル、生活)(418)

カテゴリ：韓国

道端の雪が凍り付いて山になって片付けられないでます。

韓国はキリスト教がさかんなお国柄で、日曜はみんな教会へ行くのでしょう。どんな小さな町や団地にも教会があります。
あるとき現地法人の韓国人エンジニアのＪ君と話していて、｢婆娑羅さんは知らないでしょうが聖書に善きサマリア人の例えと言うのがありまして、私はそういう風に生きたい、｣と言い出しました。
ところがどっこい婆娑羅は試験に出ない、仕事に役立たない知識では絶対に人後に落ちない自信があるのだな。
知ってますよ新約聖書ですね、キリスト教徒ではなくても一般教養として読みましたから。隣人や旅人に無償の愛を、ですね。

Ｂ：｢しかしね、キリスト教は韓国人の気質とあまり合わないんじゃないか？｣と聞くと、
Ｊ：｢そうかもしれませんねえ、最近はお金が全ての風潮はありますねえ。｣
Ｂ：｢まあ、拝金主義は日本人もひどいからね。でも恥の観念があるだけ韓国人の方がマシじゃないか？｣

Ｂ：｢ああ、確かにそうだね日本でも昔は必ず顔隠してたけど、最近は変わってきたね。｣
Ｂ：｢政治家が刑務所から出てきても自分から蟄居する、世捨て人になるなんてのも、韓国では普通みたいだけど、日本では聞かないものな。あれは武士道、侍の身の振り方だよ。｣

こういう会話を殆ど日本語（＋英語）で出来るんですから彼の日本語と日本文化に対するメンタリティーは素晴らしい物です。
学校で教わったはずのネガティブな日本教育を、国際的にニュートラルな所まで矯正してるという意味でもすごいな。

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