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May 7, 2009
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地元でタダor格安で手に入る資材 その2

以前のエントリー その1 序

2、鴨の敷料
近所では通称「鴨糞」とよばれている。
まず鴨の敷料とはどんなものかを改めて説明すると、鴨の鶏舎の床に敷いてあるオガクズのこと。ウシなどなら敷料はわらとかだけど鴨の場合はオガクズが良いらしい。これは鴨の糞を吸い取って悪臭を抑えたり病気を防ぐために敷いてるらしい。業者さんはこれを何週間だったかに一度廃棄して新しいオガクズを敷きなおす。
業者によると数万羽飼っているということでこの廃棄物も膨大になるそうで、普段は金を払って処理しているらしい。だから農家が使ってくれるならただでどうぞというわけだ。
僕が入手している鴨の敷料は隣の市にある食肉用の合鴨屋さんからもらう。近所でも数軒の農家と貸農園が導入している。
大体1回に2tダンプをかさ上げして目いっぱい運んでくるので8~10立方メートルぐらいだろう。

材質としてはオガクズと鴨の生糞ということになる。90%以上はオガクズ。糞は形としては見えずオガクズにしみこんでいるようだ。意外と匂いは少ないのだけど、これを山と積んだまま数日放置しておくと発酵し始めて強烈なアンモニア臭がする。まあということは少し強いアルカリ性になっているんだろう。このアンモニア臭は山の中心部分だけが強烈なのでかき回したりしない限りは周囲にそれほど迷惑にはなっていないと思う。これを主に有機物マルチと堆肥に使う。


剪定枝チップよりは軽いため表面のオガクズが強風で散乱してしまう。
水分の保持能力は高いが塊のまま乾燥するとくっついて食パンぐらいの大きさの板のようになる。塊のままでまた濡れると今度はなかなか乾かない。
糞が混じっているため肥料分は剪定枝チップと比べて多く含まれるが、有機物マルチとしては剪定枝チップのほうが使いやすいのではないかと思う。ということもあって僕の場合土の上にまず鴨の敷料、その上に剪定枝チップを敷いてサンドウィッチのようにマルチングしている。この2つのマルチ資材で将来は不耕起減肥料栽培に移行しようと思っている。
マルチとして薄く敷いた場合には鴨の糞の成分はおそらく数回の雨でほぼ土中に流れ出していると思う。今までもらってきたばかりの物を作物の株元の周りに敷いても発酵前の鶏糞などと違って成長に悪影響は見られなかった。
ただ、土着菌の繁殖は剪定枝のほうが圧倒的に繁殖しやすい環境にあるらしい。なので剪定枝チップとサンドイッチしたマルチングは後付ながら良かったのかもしれない。
アンモニア臭については散布直後にはあるものの少なくとも1日経てばほぼ消える。
雑草の抑制ということでは、どんな有機物マルチでもそうなんだけど厚さが最低5cmは必要だろうと思う。5cm以上あればイネ科雑草はほとんど抑えることができる。ただ広葉雑草や地下茎で増えるような雑草は5cm程度の厚さは平気で突破してくる。ただそうして生えてきた雑草は、徒長しているのと同じなので初期のうちならば、裸地に生えたときよりも比較的手でも除草しやすい。
単に水分保持ならば種を蒔いた後などに一握りほど薄く撒いておけば乾燥した日が数日続いても土の表面は湿ったままにしておいてくれる。

---堆肥化する場合
糞混じりのオガクズを半年~1年ぐらい野ざらしで山積みしておくと体積が半分ぐらいになり色が濃い茶色に変わって堆肥になる。周囲の農家の使い方はほとんどこれだ。
僕もマルチし終わったら堆肥化しようと思っているのだけど、何か菌体肥料と他の有機物を混ぜてできるだけ好気発酵させたほうが良いかな。ただ米糠などを混ぜるにしても分量が分量なだけに相当の重労働になりそう。ユンボかなにかあればいいんだけど。

---そのまま漉き込み
という方法もある。しかし生糞が混じっていることもあってあまりたくさん漉き込むとガスや害虫が発生する可能性がある。しかし周囲の農家をみていると、僕の見た感じではまだ完全にオガクズが分解し終わっていなくても土に混ぜているので、大丈夫かなと思うこともあるけど、特にこれのせいで被害が出たなんてことも聞かない。薄く土が隠れる程度に撒いてから漉き込んでいるのでたいした影響もないのだろうと思う。
比較的畑が空いている冬季に少量空きこんでおくのが良いか...。

その他には焼くという手があるかもしれない。薫炭のようにすれば良いかも。鶏糞を焼いた灰の肥料もあることだし。でも住宅街にも近いので無理か。

---全体的な印象 序で挙げた資材のなかでは一番安価(タダ)で大量に手に入る資材。なのでいろんなところで使わせてもらっている。重宝な資材といえると思う。これがなければ今頃はすでに畝間などは雑草だらけになっていたはず。






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Last updated  May 7, 2009 07:56:28 PM
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