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2024年09月01日
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カテゴリ: クラシック


浜松アクトシティー 中ホール 16:00〜
 2階右側


 リスト: 「詩的で宗教的な調べ」S.173から 葬送曲
 ショパン:
      イ短調 op.68-2 / ハ長調 op.56-2 / 嬰ハ短調 op.63-3
      ポロネーズ第6番 変イ長調 op.53 「英雄」

      24の前奏曲 op.28 〜 第23番 へ長調 / 第22番 ト短調 / 第18番 へ短調
      第13番 嬰へ長調 / 第10番 嬰ハ短調 / 第2番 イ短調

 スクリャービン: ピアノ・ソナタ第9番「黒ミサ」 

 <アンコール>
 スクリャービン:練習曲 op.42-6 / op.42-5 / op.8-12 「悲愴」

 ピアノ:アレクサンダー・ガジェヴ

 この週の後半は仕事があって西の方へ。で、そのまま週末をうろうろしながら東の方へ向かっていたのでした。土曜日は浜松でこれを聞いて帰ったのでした。だから、これを目当てに遠征したというよりは、帰り道道草して聞けるものを探したらこれがあったというわけ。
 経緯はそれとして、これを選んだのは、一つは浜松という立地で、楽器博物館も行けるなと思ったのと、勿論演奏者。ガジェヴは​ この前の週にN響で聞いていて ​、まぁ悪くないなと思ったので。一応浜松国際で勝ってのこの演奏会なので、言ってみれば凱旋コンサートですしね。

 開始前に、何やらこう能書きが。簡単に言うと、コンサートを落ち着いた環境で集中して聞いて欲しいということで、1分間の瞑想を求められまして.......で、一曲目のリストの葬送曲というわけ。うん。まぁ、わからないわけではないけれど、ね.......

 実は、この間欧州に行ってきた時、飛行機の機内でショパンコンクールのドキュメンタリーを映画にしたものがありまして。この2021年のものなのですが。因みに反田クンだの愛実ちゃんだのの日本人は密着取材されてません。で、これ見て、ガジェヴに関してはなんとなく納得した感じはあります。ちょっとパリピ入った感じも含めて、こう、一杯一杯で乗り切って2位を掴んだというような。いや、皆ある意味ギリギリなんですよね、そういう場に置いてみれば。それから2, 3年経ったわけですが、言うたらまぁまだ若い若い。そして、一般のフィーバー振りとは裏腹に、ピアニストは歳取ってからが長い。息が長いとも言えるわけですが。

 見方を変えれば、ピアニストのリサイタルの楽しみは、まぁ、これは歌手もなのだけれど、その時その時のその人の有り様をも見る、聞く、というところにもあると思います。ポゴレリッチなんかの変わりよう、ある意味変わってないとも言えますが、ああいうのは極端としても、今何を弾くのか、というのも見るべきところではあります。
 この日のガジェヴのプログラムは、前半はリストからショパンのマズルカ、英雄ポロネーズ。後半は同じくショパンの前奏曲からスクリャービン、最後にベートーヴェンのエロイカ変奏曲。ショパンコンクールの人、という割には、面白いプログラムだと思います。いや、らしいと言えばらしいのですけれど。でも、ショパンを売りにする人だとしたら、マズルカと前奏曲、っていうのは、渋いというか「らしくない」気がします。勿論、英雄ポロネーズがありますからね。華やかではあるけれど、実際聞いていての感じでは、むしろマズルカと前奏曲の印象が強かった。それにスクリャービンという選択。でも、聞いたところで言うと、むしろ、エロイカ変奏曲が面白かったかなと。一言で言うと確かに全般にエキセントリックな感じの演奏ではあったけれど、それを受け止めてあまりあるプログラムだったと思います。そういう意味ではバランスのいいプログラムであったのかな。
 まぁ、これからに期待、というところだと思います。ただ、達者な演奏をする人ではあるので、実際これも面白くはあったし、これからが楽しみと言っていいのでしょうね。

 浜松の楽器博物館。実は入ったのは初めてでしたが、なかなか充実していて面白かった。ヤマハとカワイの街なので、鍵盤楽器がやはり頭抜けて充実していましたが、他も含めて結構見応えがありました。ガムランのセットがあって壮観だったのだけれど、あれも地域によって違うのですね。こういうの丁寧に調べ始めると多分沼なんだろうなぁ....





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最終更新日  2024年09月01日 01時14分34秒
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