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結婚前、一緒に暮らしていた時の食費は私持ちだった。あの頃はストアーカードやクーポンの存在をまったく知らず、夫も教えてくれず満額を払っていたさ。一体いくら無駄遣いをしたことやら。

んで今日、Dannonのヨーグルト10個。さていくら払ったでしょう？
$１ドル＝100円計算で、普段は１個75セントくらいで、クーポンなしだと10個で$7.5。 ← 店によって違う
今日は、普段75セントのヨーグルト10個で、払った額は$１!! １個10セントさ!!　おほほほほぉ～♪　もう一枚クーポンを組み合わせていたら、“タダ”になるはずだったのさ。んがみょーにキャッシャーの目を気にする夫に、いくらなんでもタダは恥ずかしいと言う気持ちが芽生えたらしい。

今年に入ってから、クーポンで節約した金額をキチンとノートにつけて楽しんでいる夫。最近では、ストアーカードの割引まで合算し始めた。なぜ？どーやら夫にはある計画があるらしい。来年初め40～50インチのTVを、この浮いたお金で買うとな。オマケに、私がTax Returnの仕事をしている間は、あるデパートの商品はすべて10～20％オフで手に入るんで、それも計算に入れているらしい ← って、私の貢献分はどこよ？

夫は決してローンで物を買おうとしない。欲しい物があると、少しずつ貯めたり、節約したりしてキャッシュで買う。正に“アリとキリギリス”のアリ。そんな一生懸命なアリを、陰日向になって応援するキリギリス（私）。んで時が来るとキリギリスはトンビに変身し、アリの油揚げをさらう。すまんなぁ～

土曜日の夜は、いつもSuze Orman ショーの“Can I afford it? （買える？）”ってコーナーを見る。これは買いたい物がある視聴者が、買えるかどうか視聴者の収入や支出、ローン、貯蓄額等々を元にSuzeが答えてくれると言うもの。結構面白いざんすよ。

んで先週、確か27歳くらいのねぇちゃんが、確か$2,300くらいのシャネルバッグ（ブランドはうろ覚えよ）を買いたいと相談。答えは確か買えないだったような。この相談でのポイントは、買える買えないではない。Suze曰く、この$2,300の現金をIRA（個人年金プラン）に入れると、リタイアする頃にはナント＄50,000（$１＝100円計算で 500万よ）になっているそうな。これがポイントなのさ。

Taxのテキストの例では、夫婦が25～65歳まで毎年それぞれ$4,000ずつIRAに拠出しました。んで、受け取る頃にはナント合算で1.4milion （約１億４千万）になってるとさ。ただし、年利６％の場合。まぁ、このご時勢で６％は無理で、Suzeは４％を採用しているが、それでも1milion近くにはなるさ。年$4,000って、月$330ほどよ。日本人なら任せろっ!! って額なのさ。

IRAの特徴は、一度に大きな額を入れることはできない。毎年決まった額までしか入れられない。つまり何年もコツコツして、やっと老後に大きな額を手に入れることができるもの。
この辺りアメリカでコツコツがんばれば、老後夢が見られるよねぇ。日本もがんばれっ!! コツコツがんばっている人に定年後夢を見させてくれよっ!!

んでもう一つの金利のこと。
そうTax Returnの払うべきTaxを少なく間違えたり、払わなかった場合は、追徴課税、罰金、それから金利をIRSから請求される。んで罰金って一体いくら？知らないざんす。習ったっけ？それより怖いのが金利。確か公定歩合がそのまま金利だったような。← うろ覚えなんて学校行っても意味ねぇナァ

最近は金利が低いからと安心している場合じゃない。

罰金ではなくて、反対のTaxを多く払いすぎた場合にも、IRSはご丁寧に金利をつけて返してくれる。

ある納税者が、去年Recovery Economic Paymentとしてほとんどの人に出た$600を申請し忘れた。IRSはちゃんと納税者に$600を返してくれた、金利つきで。金利$23。
たった$600で$23の金利。これが反対の立場で、払うべき$600を払っていなかったら？＄600＋罰金＋金利よ。$23どころじゃないさ。これ３年分だったら？すっげー怖くね？

アメリカではTaxから逃げることはできない。日本と比べ物にならないくらい厳しい。んでね、アメリカにも日本同様、時効がある。うっかり何も知らずにTax Returnを間違えたりしても、時効以前は問われない。んが、Taxのことを知りながら払わなかったりすると、無期限。どこまでもIRSは追いかけて調べて、莫大な追徴課税＋罰金＋金利を請求してくるのさ。怖いよな。

それよりマジで老後のこと考えなきゃ。いつまでもキリギリスやってる場合じゃないんでない？と思い始めた今日この頃。