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この仕事をするようになってますますアメ人を嫌いになる。どーしてここまで数字に弱いよ？どーしてコミュニケーションがきちんととれない？毎年同じことをしているのに、どーして一度でスムーズに事が運ばん？どーして一緒にいる時に聞きたいこと全部聞かん？どーして後から後からごちゃごちゃきーてくるん？ここで振り出しに戻るわけよ、結局どーしたいの？私にオファーしたいのしたくないの？オファーしないのなら預かってる書類を返すから。彼の中ではオファーしているつもりらしいが、一般社会ではちゃうで。

もうホント日本に帰りたい。
昨日は朝からずっと遺言書の読み込みだった。３人の相続者への分配などをずっと計算していた。高齢者が他界され、残された者達に相続分を分配してSch K-1をそれぞれに作成する。亡くなった方が住んでいたコンドはリノベーションされ売却された。約50年前に購入したコンド。購入額を調べ、リノベーション額を調べ、Stepped Up Basis（亡くなった日の時価）を調べ、売却額を調べ1041とSch K-1を作成していく。

３人の相続者の中の1人が亡くなった方から援助を受けていたんで、その分を引いて平等に分配。今回は他界された方が相続者ではない第三者をExecutor（遺言執行者）に指名していたので、感情でごちゃごちゃすることなく粛々とことが運んだ。良かったね

前回、義両親宅へ行った時、義母リンダが言った。義父ビルの遺言書に私を相続者の1人として加えたと。義両親はそれぞれが別々の遺言書を作成していて、どうやら私はビルの遺言書の相続者の1人となったようである。が、そんなことぁどーでもええ。とにかくごちゃごちゃはなしにして。巻き込まれるのイヤだから。

相続者と聞くとすごいことと思われがちだが、実際はそんなこたぁない。だって本人の意思で相続額はいくらにでも変えられるから。
一番ひどいと思ったのは、資産家と再婚して嫁になった人が資産家の次に亡くなった。資産家の遺言書ですべてを相続した後妻。で、彼女の遺言書には彼女の連れ子である実子達（資産家とは血の繋がりのない）には数億の遺産を、そして資産家の実子達には数十万程度が遺された。資産家が築いた資産は彼の実子にはほとんど渡らなかったとさ。そう、たとえ数万でも遺言書に記入されていればそれが相続額となる。相続者といっても...　である。

どんなに愛していても個人主義の国だからそれぞれの口座で管理して、二人のお金をごっちゃにしてはいけない。自分のお金は自分の口座へ、そこから共同名義の口座へ二人で取り決めた額をトランスファーすればええんちゃう？ホント、イヤというほどいろんな例を見てるから。

個人的に一番羨ましいなと思ったのは、医師の夫が若いおねぇちゃんと再婚したいがため前妻と離婚する条件に前妻が亡くなるまで約1,200万毎年払うと取り決めたこと。これええやん！私なら間違いなく離婚にサインするわ。

まぁね、毎日こんな人間模様盛りだくさんのタックスリターンの仕事をしてるわけよ。今の時点で今シーズンすでに100件を超えている。で、疲れて帰宅すると気が利きすぎて間の抜けた夫が、私のウールのセーターをほかの洗濯物やバスタオルなんかと一緒にフツーに洗濯していた。怒髪天を衝く　一体何回同じことを繰り返す、このマヌケはぁ？なんでウールのセーターを他の物と一緒に洗うよ？つい最近クリーニングに出したばかりなのに。日本のお友達からもらった大切なセーターなのに。私の持ち物には絶対触るなと言い渡していたのに。大声で怒鳴る怒鳴る。

ホント一体何回同じ間違いを繰り返すよ？それより一度でも洗ってくれって頼んだか？触るなって言ってたよな。ウールのパンツはスパッツのようになったし、シルクのスカーフは縮緬のテロテロの風呂敷にしやがった。サマーセーターは縮んでチンチクリンにするし、おニューのネイビーブルーのシャツはケミカルウォッシュ状態に。全然学ばんやんかボケェっ!!!

思い起こせばリンダにも何着も洋服を台無しにされた。義両親宅へ行くと彼女が洗濯をしてくれる、断っても。何度も何度も断る。彼女は洗濯に異常に執着し、１日何度も洗濯をする。私が自分で洗濯することもあるが、私より先に洗濯室へ駆けつけては一番高温で乾燥させやがる。何度も断る私の横で、マヌケな夫が「ママが洗ってくれるんだから洗濯物を出しなよ」とぬかしやがる。アンタの母親はワザと私の衣類を破壊してんねん。私がイヤって言ったらそれ以上言うなボケェ

何年も前からどれだけ乾燥機にかけられようが、傷められようが痛くもかゆくもない部屋着で義両親宅へ行くようになった。私の服装に文句を言うリンダ。知るかボケェ　アンタが原因や

でさ、夫の質の悪いところは、ご近所さんなどの第三者の前で被害者ぶるところ。
夫「ボクは彼女（私）が大変だろうから洗濯をしただけなんだ。それなのに彼女に怒られてしまって...」　ホント、アメ人って人種を問わず被害者ぶるのが上手いよね。そーゆー教育受けてきたのかな？事情を知らなければ怒っている私が悪者さ。落ち着いて説明する時期も、手取り足取り教える時期も過ぎた。自衛のために触られないようにする時期も過ぎた。あと残ってるのは暴力しかねぇじゃねぇか。言ってわからないんなら...　　

今夫に言っているのは、本気で弁護士探すぞってこと。離婚ってさ、何か一個の大きな出来事だけが原因やないんやで。小さな小さなことの積み重ねが離婚という結論に繋がんねん。青天の霹靂なんかないねん。原因はそこここに落ちとんねん。大きな出来事はきっかけにすぎんさ。でさ、大声で怒鳴る自分もイヤなわけよ。私、自分が育ったような静かな家庭が欲しい。義両親みたいに年がら年中ケンカで大騒ぎしている家庭ってイヤやねん。だったら別れて一人になりたいって思うわけよ。まぁ、夫がリタイアした時までには結論が出るさ。