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先週はトニー、今週はマクギー?(苦笑)トニーがマクギーのことをさかんに『Probie』と呼んでいますが、これは見習い期間にある者、新米を意味するようです。新参者という意味ではジヴァが一番新しいのですが、彼女は元国際スパイですから立場が違う。体育会系のNCISのチームにとって、インテリなマクギーはいつまでも新米なのかも知れません。この点はマクギーの一番コンプレックスを感じるところのようですね。誰でも初めて人を撃つまでは一人前じゃない?(爆)悩む様子は彼らしいと思いました。でも、自分が助かるためには引き金を引くことを『ためらうな』。それを最後にギブスが見せつけてくれました。海軍作戦部長(Chief Naval Operation)が殺人予告を受け、エスコート任務に当たっていたNCISチーム。マクギーは通路の安全確保で不審者とSUVを見かけ、プロトコル通りに声をかけるが銃を向けられたため発砲する。その結果、メトロ警察の麻薬潜入警官ベネディクトが死んでしまう。ベネディクトは非番で銃を持っていなかったという。マクギーは初めて人を撃ち殺したとショックを受ける。やがて、ベネディクトの上司と最近パートナーとなったアーチャー巡査がNCISに現れ、容疑のかかったマクギーを取り調べたいと申し出る。局長のシェパードはギブスの反対にもかかわらず協力を約束し、警察での取り調べで気弱になって、ベネディクトが丸腰だったと認めてしまう。NCISチームはマクギーの無実を証明するため、逃げたSUVを追い、真の発砲者を探す。それぞれがマクギーを慰めたり、協力する様子が良かったですね。トニーがクラブへ連れて行ったのはあまり役に立たなかった用ですが(笑)、とにかく信じてくれる。ジヴァは人を信じない。ギブスに言わせると、そういうところは彼女の兄のアリや、モサド長官の父親とは違うところだ、ということのようです。それでも、彼女のネットワークが捜査に大きく助けになるのは確かです。でも、一番の立役者はアビーでしょうね。アロマテラピーでマクギーをリラックスさせ、何よりも専門の科学捜査で発射残渣を調べる。本来はそういう部署のはずなのですが。(笑)今回は命中した3発とも潰れていて弾道検査ができなかったのがポイントでした。マクギーも自分の得意分野を思いだして、コンピューターを駆使しSUV所持者の中から容疑者を絞り出す。やはりチーム総合力が一番大切です。ギブスは部下を大切にするので、何が何でも「俺が守る」という姿勢を見せますが、局長も案外仕事をしてくれる。(爆)実はJenとの関係で過去に囚われてにやけているのはギブスだけのようです。男ってそういうもの?彼女に権限があることが判っていないみたいです。そこがまあ、彼らしいのですが。(笑)Jenも前しか見えていないギブスを裏でコントロールしているとしたらなかなか大した物。「私は長官のドッペルゲンガーよ」「ドッペルゲンガーて、どういう意味だ?」「自分で調べて。」私の解釈では、パリのJenと局長としてのJenが別人と言いたかったのではないかと思いますが。ところで、検死室が恐かったアビーが成長し、次は助手になろうかな~と言っているのは次への展開か?パーマー君出番がなくなるじゃないか。ついでに検死官になるのにMedical Degreeはいらないというのはなるほど、と思いました。結局、ベネディクトの相棒が麻薬王と通じていて、車内から相棒を撃った可能性がある。マクギーは30メートル先から撃って当たらなかったのは確認された。しかし致命傷となった3発目はどちらの弾か、確認できないし、アーチャー巡査がギブスに殺されてしまったので、これはどういう決着を付けるのか、またJenが頭を悩ませるところでしょうね。モリーさんのブログ
May 31, 2008
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前シーズンの最後に銃で撃たれて意識も朦朧だったハウスが、なんと走っている?もしかして、これは幻覚の続きではないのか、と言う疑いも持ちたくなりますが、制作側はドラマの雰囲気を変えたかったのでしょうね。カディが手術をして麻酔薬を使ったと言うことは、ケタミンを使いもう痛みがなくなったのですね。それでも太ももの筋肉をごそっりなくしたために歩けないと言っていたのは、どうしたのかな?鎮痛剤の依存症だったハウスが、たった8週間で杖を捨て、生まれ変わって元気いっぱい、走り回りスケボーまで披露してはしゃぎすぎているくらいです。そして以前は興味のある患者しか診なかったのを、選り好みはしないで「助けたい」、「治療をしたい」という。相変わらず口は悪いが、手術した患者に付き添って気を遣ってやり、妻から感謝されたりする。そんなハウスをカディやウィルソン、キャメロンはなぜか冷ややかな目で見ている。患者を治療するために、危険な検査をするのは「単に楽しんでいるだけ」と指摘される。以前のハウスならもっと慎重だったということなのか?しかし、ハウスにも心配がないわけじゃない。足の痛みを感じて不安になり、ウィルソンにバイコディンを処方してくれ、と依頼する。心のどこかに元の自分に戻るのではないか、という恐怖があるのでしょうね。8年間全身麻痺の男性の治療についても、単なる体温調整の異常だから副腎ホルモンを注射すればよいと言ったものの、落ち込んでしまう。「カディが正しかった。ただ、頭を悩ませていたかった。(Just needed puzzled)」また、バイコディンに手を出そうとするハウス。これは安心するための保険なのか?ただ、ハウスの診断は間違っていなかった。ウィルソンと違ってハウスを信じるカディは退院する患者に副腎ホルモンを注射し、なんと男性は立ち上がる。喜ぶ家族を見てカディもついもらい泣きをする。ハウスが求めていたのはこれだったのか?しかし、ウィルソンはあくまでも冷静で、今回は運が良かっただけでいつかハウスは患者を殺すよ、と言う。さて、生まれ変わったハウスはこの後どうなっていくのでしょう。それに、ハウスを撃った犯人は未だに分かっていない。絨毯に残る血のしみは残ったままで、これがシーズンを通じてのサブストーリーになるのでしょうか。今回、患者は2人。ヨガのインストラクターは急に原因不明の全身麻痺になり、肺に血がたまっていた。原因はビタミンC不足による壊血症で、血の巡りが悪くなっていたのだった。もう一人、脳腫瘍で全身麻痺になった患者が車椅子でプールに飛び込んだのは、体温調節の異常で脳生検の時の瘢痕が下垂体を圧迫し、副腎不全になっていたのだった。ゲストですが、男性患者の息子はCSIマイアミの3代目レイJr.ですね。ヨガのインストラクターは「バフィ」のグローリー様(Clare Kramer)でしょうか。(笑) You Can't Always Get What You Want Desireカクテキさんのブログ
May 29, 2008
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シーズンフィナーレ。今回も力が入った演技に意外な展開にと、全てが見応えがありました。街の娼婦が喉を切られ、全身を切り刻まれ燃やされるという残忍な事件が発生。犯人はひげ面で何かを叫びながら血まみれで走り出していったところが目撃されており、タクシーに乗って逃げたという。娼婦に残された体液から、保釈中のレイプ犯の名前が挙がるが、その後連続して同様の手口の殺人が起こり、最後はゲームセンターのトイレで、子供と父親が殺されてしまう。犯人は子供がゲーム機に毒されていると叫んでいた。Dr.Huangのプロファイリングにより、犯人は妄想型統合失調症を患っているのではないかと思われ、何者かの声が聞こえ、命令されて殺しているのではないかという。警察は事件を公表して一般市民に情報を求める。市民の関心は高く、やがて血の付いた小切手からダニエル・バーニーという男が捜査線上に上がる。バーニーは病気を発症してから妻と別居し、今は教会に住み込んでいる。ベンソンとステイブラーはバーニーを逮捕するが、あくまで裁判で裁こうとするキャボットに対し、弁護側は精神状態が法的能力を欠いていると主張する。Dr.Huangは、バーニーの症状は単に統合失調症だけではないと言い、診察したところ脳梅毒の第3期であることが判る。治癒の見込みはなく死は免れない。実はバーニーは7年前に医療保険の申請をしたときに棄却され、家族はそのことを知らされておらず、保険会社も伝染病を衛生局に通報する義務を怠っていた。キャボットは令状を取って保険会社の責任者を逮捕し、通報して治療していれば4名の犠牲者は出なかったと追及する。バーニーは病気が完治するまで精神病医療施設に入院することになった。今回もアジア系の精神科医Huang(ファン)の発言が大きく扱われました。統合失調症は若い頃に発症するが、今回は中年になってから異常行動が見られるようになったという話でしたが、いずれにせよ被害者は何も報われませんね。「あくまで死刑を」というキャボットが急に生命保険会社にターゲットを向けたのは、あまり良い気分ではありませんね。"Public wants a justice."は判りますが、仮に事実を告げて何らかの理由で治療しなかったら、それは本人の責任となるのかなあ、という気がします。バーニーの妻が最後に恨めしい顔をしていましたが、それでも殺したことには違いがない。それよりも今回は被害者側の反応が一切描かれなかったのが残念だなと感じました。お笑いは一切なしですが、娼婦の聞き込みはマンチの専門だとか、タクシー運転手がアフリカから来た従兄弟に車を無断で貸して稼がせてやっていた、とかそういうところが印象に残りました。オープニングクレジットにワールドトレードセンターのツインタワーが映っているのも、今シーズンで終わりですね。L&O:SVUのドラマも変わるのかな?シーズン3の放送はいつでしょう。
May 29, 2008
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ついにデニーの結婚式の日。独身生活と別れる決心が揺らぐのか、「君と結婚できたら良かったのに。」と言って、「ゲイじゃないけど。」というデニー。結婚とは何か、と考えちゃいますね。(爆)披露宴では、人目もはばかるお下品なウェディング・ダンスを披露するデニーとベブ。お年の割に激しい腰つきで、事務所の仲間もあきれ顔。ただ、アランだけが祝福している。そんな、ベブはデニーにハワイに家を買って新生活を始めようと持ちかける。現役を引退するつもりのないデニーは、「毎朝ボストンに転送できたらね~」とごまかしてみる。この結婚は大丈夫かと思ったら、案の定デニーはウェイトレスとクロークでSEXして、ベブから離婚を求められてしまう。財産を半分に分けるという要求に、事務所のパートナーたちは戦々恐々。資産の調査が行われると、デニーの不適切な金の使い道も連帯責任となる。ポールはさっさと逃げるための算段をし始めるが、デニーは離婚したくない、彼女のことを愛しているというのだが…まあ、ベブがいつまでも出演することはないだろうと思いましたが、デニーも派手にやってくれました。結婚3時間で初夜も浮気も経験するとは。(苦笑)「浮気をしても構わない」と言われて、婚約後もやりたい放題だったデニー。これだけ本能のままに生きるエネルギッシュなお年寄りは、やっぱり中高年世代のヒーローなのかな。そしてシャーリーやポールたちが騒いでも、さすがデニーですね、ベブのウィークポイントもちゃんと掴んでいたのでした。彼女がフロリダで商品を売りつけて金を持ち逃げしていたことをちゃんと知っていて、「俺たちは似たもの同士じゃないか」とベブを引き留める。しかし、度胸の据わったベブもさすがにいつまでもデニーのようには生きられない、ハワイでの生活を選ぶのでした。「話を聞いてもらいたくて結婚するのかな」という言葉はなかなか深いですね。話を聞いてもらって、話すことがなくなったら別れて新しいパートナーを探す。その繰り返しなのかも。アランがぽろりと結婚していたことをもらしましたが、これは初耳です。どんなにすばらしい女性でも、相手が何を考えているのか見透かされるようになると、独創的でありたいと望む人間にとって、陳腐で耐えられない。彼女は死んでしまったが、今はその陳腐さが懐かしいという…このアランの告白は悲しいですね。そしてまた理由を付けてデニーの家に泊めてもらいたいというのは、デニーを慰めたいのか、あるいは自分が寂しいからなのか。ところで、アランは喫煙を理由に解雇されたジョーンの弁護も受け持ちました。6週間前に医療保険が値上がりしたのをきっかけに、経営者から警告があったものの、タバコを止めることが出来ず、尿検査で喫煙が知られてしまい解雇されたという。「解雇権付き雇用」とはいえ、プライベートの監視は行きすぎではないか、将来監視社会になっても良いのかと今回のアランはかなり熱い弁護を繰り広げましたが、残念ながら解雇は違法ではないという判決が下りました。こちらも、じゃあ「intercourseは?」と水を向けるアランは、欲望むき出しのデニーとは違って、優しさをみせたのでしょうね。個人的にはタバコを吸わない人だけの会社があっても良いと思いますけど。ちなみに経営者は「Theクローザー」でお馴染みのTony Denison。この人は悪役が多いらしいですが、今回は理知的な経営者という印象でした。弁護士のイーライ役の人もDEKの「LAロー」でお馴染みですね。モリーさんのブログ
May 27, 2008
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殺人事件で、はめられてしまったトニー。全ての証拠がトニーが犯人だと示している。それも、かなり念が入っていて誰がそんなことができるのか、を考えれば自ずと犯人は明らかになったかも知れませんね。それにしても、過去の事件などで固有名詞がたくさん出てきたので詳しく知りたいです。相変わらずおもしろい会話やシーンが山盛りです。FBIのアカデミーもあるクァンティコ(Quantico)の基地で切断された身元不明の女性の両足が発見された。残されていた歯形、落ちていたゴム手袋の裏に付いていた指紋、脚に残されていた血痕、いずれもがトニーのものだった。局長のジェンはディノッゾの無実は信じるが、捜査をFBIのフォーネルに引き継がせる。ギブスは独自に捜査を続行する。トニーに恨みを持つ可能性のある者をリストアップし、調べていったところ、トニーが血液検査の結果のミスを指摘した分析官のジョージ・スチュワートの名前が残る。スチュワートは自分のミスではなく、ラボのミスによって首になり、人生がめちゃくちゃになったと今でもトニーを恨んでいるが、決め手がない。アビーは足に着いていた繊維からトニーの無実を実証しようとするが、逆にトニーの車の繊維であったことが判る。しかし、骨髄バンクのデータベースから、被害者はカーラ・ジョンソンという医療従事者のDNAと一致することを見つける。しかし、カーラの身体は無事で、事故で運び込まれた身元不明の手術患者のために献血をしていたという。その患者は死後スチュワートの元に送られていた。ギブス(ジヴァ)はスチュワートを締め上げて遺体安置所から、両足のない女性の遺体を発見し、スチュアートを逮捕する。トニーは晴れて無罪となるが、ギブスはスチュワートの裁判ファイルに証人として、チャーリー(チップ)の姿を見つけアビーの元へ急ぐ。チップはスチュワートの事件で自分も首になり、トニーとスチュワートに復讐しようとしていたのだった。なあんだ、やっぱりあのチップは変だと思った。(というか、バラされちゃったんでそんなに驚きませんでしたが)JAGのマイキーが特別にゲスト出演するのには、それなりに大事な役目があったのですね。だが、どうやってNCISに入り込んだのか?パパにお願いして(!)、とかあまり深く考えないようにしましょう。(爆)チップを嫌いながらも、それなりに上手くいきかけていたアビーは、自分の出した結果によってトニーが有罪になるなんて、と必死でしたね。粘り勝ちでしょう。あとよく分からなかったのは、カーラのDNAと被害者のそれが一致した、というのは間違いだということなのかな?ギブスがお好みのピザを差し入れたり、愛を与えたりというのはご愛敬。あのハーモニカのネタはどこから来たっけ?新局長シェパード役のLauren Hollyがオープニングクレジットに加わりましたね。「2人だけのときは演技は要らない」とは、ギブスにとっては全くお飾りの局長なのね。潜入捜査の時にギブスがジェンをカバーしたことはNCISの半数が知っている、ということなので、みんなの見る目もそういうことなのかも。Gibbs: Ass kissing on the hill is a skill.「丘の上で媚びへつらうのも技能だな。」Jenny: So is castration.「骨抜き(去勢)にするのも技能ね。」Gibbs: I wear a cup.「俺はカップを付けているさ。」ものすごく危ない会話に聞こえるのですが、一応ジェンも媚びへつらうだけではないという姿勢を見せる。すかさず、「現場向き!」とのラブコールが。(笑)冒頭、アメリカのスラングを勉強しているジヴァだとか、ジヴァにおしりをアピールするマクギーだとか、歯医者へ行っているパーマー君だとか、ギブスの父親の「P51」だとか、この辺も伏線なのかしら。ところで、レジャー部門に転勤になった「デイヴィッド・ブラント」というエージェントは、実際のNCISの局長さんなのだそうですね。敬意を表しての出演だったのでしょう。相変わらず「マグナムP.I.」の好きなディノッゾ。(笑)トニーの一人芝居シーンはなかなか迫力がありました。聞き取り間違いかも知れませんが、彼はボルチモアの刑事だったのかな?「奴らはファミリーだと思っていたのが警官だと判ると、機嫌が悪い(touchy)んだよな。」ということは、潜入捜査をしていたということか。全然そんな風には見えません。モリーさんのブログ
May 26, 2008
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ゲストはChad Lowe。さすがにサイコな役は上手いです。今回はステイブラー中心のエピソードでした。ソフト開発の会社の人事部長ヴェロニカがレイプされた上、背後から刺されて殺された。ヴェロニカが妊娠していて夫も知らなかったことから、浮気の線も考えられる。やがて、会社で親しくしていたジェイソンという青年が警察学校を受験するために退職し、ヴェロニカが推薦状を書いていたことがわかる。ジェイソンはマザコンで社内でのぞきをしていた。殺人の証拠がないため、任意同行で話を聞くことにし、分析医のHuangが聴聞を観察する。ジェイソンは始めヴェロニカにセクハラを受けたと主張するが、一方的な思いを抱いていたことがわかり、ステイブラーはHuangのアドバイスを受け、女性を憎む『同類』を演じて巧みにジェイソンの自白を引き出そうとする。自宅からは凶器は見つからなかったが、血の付いた髪飾り(ピン)が見つかり、ベンソンたちはジェイソンが後ろから女性を刺した傷害事件の犯人ではないかと考える。またジェイソンが母親と関係を持ち、幼い頃から性的虐待を受けていた疑いが出てきた。自白が得られたとして起訴に踏み切ったキャボットだが、逮捕の手続きに落ち度があると言われ、保釈を認められる。凶器が母親の家にあるのではないかと考えたSVUは令状を取って踏み込んだが、その時ジェイソンはベッドで母親を刺し殺していた。今回のポイントは体液などの物的証拠がなく、弁護士を付けずに自白だけで逮捕しようとしたSVUが、手抜かりだったということでしょうね。キャボットが性犯罪で裁判に持ち込めるのは4%しかない、と言っていましたが、あの分析医に従ったせいで、かえって立件しにくくなったような気がします。ついでに、このアジア系の精神科医が出てくると言うことは、J.K. Simmonsのスコダ医師はもう出てこないのでしょうね。SVUらしくダークな終わり方。全ては母親が原因で自業自得なのかも知れませんが、結局、今度は母親殺しで検挙されるとして、そうなると精神状態から有罪になるのかどうか、判らないですね。もちろん、ヴェロニカの事件も無罪になってしまうのか?逮捕してからがLaw & Orderの見せ場ですね。
May 23, 2008
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数少ないシャーリーとポールのエピソードで、特に不仲だったポールと娘の話は最後にじーんと来ました。テーマも尊厳死があったり、ミュージカル風結婚式など「アリー」みたいで、とても良かったです。ゲストもお馴染みの顔でしたね。アイヴァン(トム・セレック)がこの後何話か出るようです。トム・セレックと言えば、Donald P. Bellisarioの"Magnum, P.I."ですね~・シャーリー4年間結婚していたという元夫アイヴァンが現れ、6度目の結婚をするので付添人(Best man)になってくれと頼む。アイヴァンは女好きで今回の相手はかなり若く、ミュージカル好きな点だけが一致するが、どう見ても不釣り合い。彼女はちょっと変わっているけれど、憎めない女性。それでもアイヴァンは今でもシャーリーに未練たらたら。友人として奥さんがかわいそうだから、結婚を辞めなさいと言うと、「じゃあボクともう一度結婚してくれ」と言われてしまう。シャーリーはしかたなく付添人を務めることにする。・ポール7年前に勘当した娘のことを思いだし、シャーリーから「会いに行ってみたら?」と言われる。娘はドラッグに手を出し、ポールの努力にもかかわらず一向に良くならなかった。それでも娘を愛する気持ちは今でもある。訪ねてみると、娘はいつの間にか未婚の母になっていた。初めて見る孫娘を前に、ポールはつい娘を責める言葉を口にしてしまう。後日、娘が助けを求めて事務所に現れた時も、言い合いになり「本当に苦しいときに父さんは私を見捨てた」とお互いの態度を変えることができない。ポールも妻の闘病など辛いときがあったのだが、シャーリーは「もうそろそろ彼女を許してあげれば?」とアドバイスする。ポールは親子の対話を始める。・アラン&デニーアルツハイマーで人間として尊厳を失っていく妻を見かねて、モルヒネで安楽死させたマイヤーソンから、弁護を頼まれたアラン。マイヤーソンは今の弁護士が勝てそうにないというので、アランを紹介されたと言い、裁判を急いでいる。マイヤーソンは妻をどれだけ愛していたかを語り、世話をしていた看護士もその様子を証言する。検察側はアランとは因縁のあるダグラス・クーパー。自殺幇助について、本人の意志が確認できない状態で「誰が自殺するべきかどうか決めるのか」という点を厳しく指摘する。悪意ある目的で安楽死させても、それを区別することができない。アランは、疑惑があれば捜査し裁判で争えばよいと主張して、現実には病院で安楽死が日常的に行われているとする。動物にも認められているのにどうして人間には認められないのか、「あなたはそんな状態で生きたいですか?」という問いかけに陪審は無罪を言い渡す。ただし、判決後のマイヤーソンと看護士の見つめ合う様子は、何か感じさせた…最後の有罪を無罪にしてしまったのではないか、というのは「プラクティス」風でしたね。確かに裁判で本当のことを言っているのかどうか、確かめられなければどうしようもない、という検察側の意見も納得です。裁判を急いだせいで、十分な調査が行われなかったというのがネックでした。今回は、デニーがしんみりしていましたね。彼の父親もアルツハイマーでモルヒネで安楽死させられたという。それを決めたのはデニーだった?父親本人は悩みはないが、看病する家族は疲れ果てていたという。弁護士として力があったので表沙汰にはならなかったらしい。重いテーマですね。先週、植物状態になったらアランに撃ち殺して欲しいと言っていたデニーも、ベブが殺してくれると安心していました。これこそが究極の夫婦愛なのか?でも、アランもそうなったらベブに殺させるという。(爆)クーパー検事補役のAdam ArkinはDEK作品にはお馴染みですね。「シカゴホープ」以来、アリーにもプラクティスにも。そういえば、プラクティスでもアランと対決していましたっけ?マイヤーソン役のMaury Chaykinも「ネオ・ウルフ」やスターゲイトSG-1に出てきました。モリーさんのブログ
May 19, 2008
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トニーとジーヴァが!?まさか、とは思いましたが冒頭のHotなシーンにドキドキしました。(笑)クウェートで交通事故死した殺し屋夫妻が、ワシントン行きの航空券を持ちホテルの予約をしている。ちょうどそのホテルでは11月10日に、海兵隊の誕生記念舞踏会(The United States Marine Corps Birthday Ball)が行われることになっていて軍の関係者や国会議員が参加すする。誰かを暗殺するのではないかということで、NCISではディノッゾとジーヴァが夫妻になりすまして潜入捜査をすることになった。誰かが盗聴や監視をしているかも知れないというので、派手に夫婦生活(!)を演じる2人はリアルにやり過ぎでは?(爆)一線を越えてもしかして?と思いましたが、ジーヴァの派手ないびきでトニーはやる気がなくなってしまったようです。後、マクギーはボーイに扮していましたが、これがまたぴったり!地味顔というのか、目立たないのも特技ですよね。局長はFBIに断りなく捜査を続けることでギブスと意見が対立。24時間以内の期限で続けることになりましたが、ジーヴァの優れもののサングラスのおかげで、2人を監視している謎の男女を見つけ出した。実はFBIの捜査官でした。FBIとNCISでは局長同士の体面があり、お互い捜査権を張り合うことになってしまう。そこで、お馴染みフォーネル特別捜査官がギブスと話を付けに出てきました。上は上で、現場では担当者同士の関係で仕事が進みます。これは下の者にも見せられないのですね。(爆)やがてジーヴァたちに接触してきた男は、2人を誘拐してしまう。実は2人に殺しを依頼するのではなく、妻が妊娠して殺し屋稼業から足を洗おうとする夫婦を亡き者にしようとしていたのでした。その際に、ダッキーが妻の目に埋められたマイクロチップを見つけ出し、夫妻がクライアントなどの資料を持ち出していたことが判り、チップのアイディアでホテルのボーイの身元を洗ってトニー&ジーヴァの救出に役立てました。お手柄!殺し屋夫妻はせっかく仕事を辞めようと思ったのに、結局交通事故で死んでしまって残念だったですね。拷問されたトニーはジーヴァをかばっているところもあって、今後の2人の関係に何か変化があるかも?アビーのボーリング大会のコスプレはかわいかったですね。パーマー君の連絡が付かないというのは、わざとだったのか?色っぽい局長はBallに参加するためにものすごいドレスを着ていましたね。エスコートは勲章を胸にたくさんつけたダッキーでした。ところで、殺し屋のボスはスターゲイトSG-1でルシアン同盟のゴアウルドの人。(爆)なかなかカッコイイです。仕事が終わって、みんなが去っていく中、どこへも行かないでギブスは海兵隊の誕生を祝う。"Semper Fi(delis)"というのは、先日「ラスベガス」のタイトルにもあったのですが、"Always Faithful"『常に忠実たれ』という意味のラテン語で、海兵隊のモットーなのだそうです。なんだかJAGでありそうなエピソードでしたね。そして、ギブスの妻と娘の名前は携帯容器に刻まれていた「シャノンとケリー」なのでしょうか?モリーさんのブログ
May 19, 2008
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メールオーダーブライドの話はよく見かけますが、NYだけに東欧からの花嫁になるのでしょうね。しかも非常に入り組んだ話でした。このエピソードのプロットの一部を使ったCSIシリーズのエピソードをいくつも思い出しました。(爆)でも、今回の目玉はなんといっても、検死官テイラー役のLance Reddickの登場でしょうね。最近ではリアリティある刑事ドラマ、"The Wire"のダニエルズ警部補ですね。私的にはCSIマイアミのパーク捜査官ですが、ギョロ目が印象的な人です。そのDr.テイラーが穴の中から骨を掘り出して、法医人類学者の力を借りているところなど、まるでBONESです。(笑)空き屋の庭から白骨化した女性の遺体が発見される。同時にSM用の首輪や鎖などが埋葬されていて、SVUの担当となる。検死の結果、死因は絞殺で手の甲の骨が折れていた。歯の状態から東欧系の外国人ではないかと思われる。以前に住んでいたのは、スタントン夫妻(アビーとブラッド)で、夫婦仲は悪く争いが絶えなかったという。妻のアビーは薬中で家を出たり戻ってきたりを繰り返していたが、結局事件とは無関係だとわかる。骨から復元した似顔絵で、周辺の住人で行方不明になっている人を調べると、アバ・パルーラスというルーマニアから婚約ビザで入国している女が浮上する。3年前に失踪届を出したのはアバの双子の妹イリーナの夫(義弟)で、アバとイリーナとは全然性格も行動も異なっていた。家庭的なイリーナに比べてアバは派手で自堕落で男好き。最後にはルーマニアの外交関係者トスクと付き合っていたらしい。そのトスクにはSM趣味があるらしい。やがてメールオーダーブライドに名を借りた売春斡旋組織が発覚。海外から騙されて結婚目的でアメリカにやってきても、短期間で離婚してしまった女性は、その組織から借金のかたに売春を強要されているらしいとわかるが、捜査の途中で歯型から死んだのはアバではなくて、イリーナだったことがわかる。イリーナは何者かによって殺され、アバの身代わりに埋められていたのだった。しかしアバは、急遽姿を消した。SVUはアバの行方を追って売春宿を見つけ出し、そこでアバを逮捕。実はアバはもう一人の妹オクサナもそこで借金を背負って監禁され客を取らされており、アバは義弟の金で妹を身請けしようとしていた。アバは人違いでイリーナがレイプされ、SMプレイ中殺されたと言い、トスクが死体を入れた袋を持っているのを見て、このまま入れ替わろうと決心したという。売春組織の黒幕もトスクだと思われる。SVUはトスクを逮捕しようとするが、外交特権で逮捕できない。これまでか、と思われたがキャボットの政府の友人がトスクを外交使節から外すように手を回して、遺体から犯人を特定する証拠が出て逮捕に至った。あらすじを書くのも疲れるようなものすごい展開で(これでも相当端折っている)、全く性格が違う双子の入れ替わりに気がつかなかった夫というのも不思議ですが、食い物にされたようで気の毒。それにしても盛りだくさんすぎてどこかにポイントを置けば良かったのに、と思います。この当時、ルーマニアでは貧しさのために多くの女性がアメリカへ渡った、ということでしょうか。NYだけに外交関係者が多くて、高級娼婦のニーズが多いのかも知れませんね。タイトルの「パラサイト」というのはトスクが育てていた蘭について、売春婦と客の関係に例えて「共生関係」だと表現したことと、イリーナの遺留品にその蘭の花粉が付いていた、という意味ですね。こういうところもBONESみたいですが。検死医のテイラーはrecurring guestでこれからも何度か出てくるようですね。あの顔で検死室にいると、かなり恐いです。(爆)ベンソンは「ラトビア語」ができるのだそうな。どうしてできるの?
May 15, 2008
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#22 "The Big Bang"モンテシートではプール開きで大騒ぎ。ラスベガスでもプールは一年中入れるわけではないのですね。サムとメアリーはプールサイドで開かれる限定コンサートの準備で大忙し。なぜかダニー&メアリーは良い感じになっている?デリンダはグンターのお料理ショーを盛り上げるために無料券を配る。ネッサはディーラーのナタリーを待っているというジェリーという男から爆弾を持っていると聞いて凍り付く。ジェリーはストーカーだった。ここからが、モンテシートとテロリストの対決という構図で面白かったですね。パニックになるので一般客には知らせず、まずエドを呼びつけて緊急事態をそれとなく知らせる。後は監視カメラからセキュリティチームが何が起こったのかを察して、警察と連携を取り爆弾の在処をさぐる。珍しく緊迫感がありました。エドは交渉人として時間を稼ぎつつ、ジェリーから情報を引き出す役目ですね。やはり普段からコミュニケーションが取れていないと、緊急事態に対処できませんね。そこはエドとダニーのあうんの呼吸でしょうか。毎度お馴染みのルイス刑事がやってきて、ダニーとどちらが指揮を執るかでもめておりました。「ここは俺のホームだ!」こう言うときにダニーの軍隊経験が生きますね。狙撃チームまで動員してその瞬間を待つが、ジェリーは単におとりにすぎず、他に共犯者がいて、しかも2個目の爆弾が設置されていることを知ってからは、いつもの監視カメラとフロアのメンバーが連携良く動いておりました。結局、共犯者たちは金庫の金が目当てでした。無事犯人を逮捕して、そうとは知らずに女性陣はコンサートで盛り上がる。めでたしめでたし。 #23 "Always Faithful"シーズンフィナーレ。ゲームのテーブルで大量に偽札が発見される。少額なら珍しいことではないが、あちこちで見つかり始めると、これはマネーロンダリングが目的ではないかと考えられる。シークレットサービスと連絡を取り、偽札の出所を探していると、エドには次々と難題が降りかかる。まず、ダニーに海兵隊から招集がかかる。ショックを受ける一同。ダニーは戦地へ赴く前に、身の回りの整理を始める。そうはさせじと、エドは独自のルートでダニーを助けようとするが、ダニーの意思は固い。ダニーは遺言の執行人としてエドを指名する。そのエドは、かつてバグジーがいたころにギャンブルで闘って、代償としてモンテシートの土地を手に入れた、という老人トミーから土地を返せと求められる。モンテシートのお抱え弁護士軍団は時間をかけて引き延ばす作戦だが、エドはトミーに気前よく金を払うことに。なんといっても、トミーはラスベガスの歴史の証人。トミーは死刑囚として50年も刑務所に入っていたというが、模範囚で出所するとその金を子供たちの施設に寄付をしたいと考えているという。メアリーは子供の頃に出て行った父親が現れて動揺する。家を出て行った父は再婚することを報告に来たのだが、メアリーには父をどうしても許せない理由があった。メアリーは子供の頃実の父から性的虐待を受けていたのだった。メアリーは父の再婚相手に、その事実を伝えることにする。偽札は、ATMに現金を詰める運送員に偽札作りの一味が紛れ込んでいたのだった。こちらは監視カメラでばっちり現場を確保する。ダニーのお別れパーティが開かれ、ダニーは一人一人と別れを交わす。赴任先は機密なので言えない。ということは、戦火の厳しい地域なのでしょうね。そしてついにメアリーとダニーは愛をかわす。メアリーは「愛している。これまでも、これからも。」と言って兵士を送り出す。マイクに送られダニーはラスベガスの町を脳裏に刻みつけ、去っていく…最後のラスベガスの映像は美しかったですね。メイクラブのシーンも。ダニーは予備役だったのかな?"Lieutenant"ということは結構偉いのですね。できればクルーカットを見たかったです。そして長引くイラク戦争の影響で、戦争に行けば「死」とは隣り合わせという認識なのですね。さて、シーズン2にはダニーは戻ってくるのでしょうか?ちなみに、なぜかFOXではシーズン2を6月からスタートするということなので、すぐに結論が出そうです。(爆)とにかく、メアリーの事を戦場でも思い出すのでしょうね。シーズン1は凝ったストーリーがあるわけではなく、気楽に見るという感じでした。ゲストが確かに豪華で、きれいな女性を眺めて目の保養をするのがメインと言っても過言ではない?エドの妻はいつの間にかNYへ行ってしまったらしいし、飛んでる娘のデリンダの職業体験もこぢんまりとして、キャラクターの話はまだまだこれからという感じですね。肝心のダニーが途中でアキレス腱を切って、出番が限られたり、父親とのストーリーが物足りなかったですね。恋愛の対象がデリンダからサム、メアリーに変わっていくのも試行錯誤の結果に感じられました。(爆)マイクが良い奴なんだけど、なんだかもったいないですよね。来シーズンに期待です。
May 14, 2008
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"A Daze Of Wine And Roaches"シーズン中1回あるかどうか、の犯人が捕まらないエピソード。 直訳が多いNYの邦題も、これは訳しきれなかったですね。"Days of Wine and Roses"名曲「酒とバラの日々」のもじりですね。同名タイトルの映画の主題曲でもあったわけですが、マリー・アントワネット・ネタは映画の関係かも知れないですね。(ちなみに本国放送は2007年3月21日)「異常な愛情」は「博士の異常な愛情」という映画を思い出しますが。(爆)私の場合、捜査については犯人が見つかっても「そーなのかー」程度ですが、凝っていたのではないでしょうか。相変わらずA.BプロットのNYですが、復帰したモンタナちゃんとダニーはペアになって(何事もなかったのように)しておりました。今は一体どういう状態なのでしょうね。アフター5でおつきあいをしている?一方、一度登場しマックに因縁を付けたCaptain Gerrardが今度はInspectorとなって邪魔をしに出てきました。これは訳すと「警部」から「警視正」に昇格したということのようですが、ヒラのDetectiveのMacとするとかなり手強い敵ということになるのでしょうか。NYはここまで個人のストーリーは丁寧に展開してきましたが、こういう「内なる外敵」はほとんどなくて、逆言うとMacの天下だったような気がします。そこは、やたら敵が多いHoratioのマイアミと大きく違うところ。あちらは闘うことが本職というか(笑)、相手がFed(FBI)であろうが、内部調査局であろうが、地元のマフィアであろうと、Horatioのチームが一つのユニットであるわけですね。このInspectorのおっさんがなかなか恐くて、Macのような秩序が大事なもと海兵隊の人にとっては楯突くことができるのかどうか、ちょっと気になります。ちなみに、演じているのはCarmen Argenzianoなのですね。スターゲイトSG-1のサムのパパですよ。ということはあれはカツラを着けておられる?(爆)それにしてもNYの脚本家て本当に虫が好きですね…アカデミックな意味ではなく、今回も生きたゴキブリをアクセサリーにするという信じられない発想。いくらなんでもそんなのあり得ないでしょう。ゲテモノ食いもありましたが、この手のネタが多いような気がします。
May 11, 2008
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ギブスと子供。CSIマイアミならお馴染みのパターンですが、この子(ザック)は非常に頭が良くてしっかりしている。トニーと比べても(おっと、失礼)、本当にギブスの部下になれそうなくらいでした。(笑)まるで「ミニ・ミー」みたい。ギブスも「オースティン・パワーズ」を知っているのね。ザックから全幅の信頼を寄せられ、家で預かったギブスですが、ザックとの触れあいの中で何かを思い出したようです、そう、それは娘のこと?始めの妻と娘を任務の中で失った、というあの話でしょうか。徐々に明らかになりますね。ザックの父親、タナー少佐が子供の目の前で誘拐されてしまう。タナー少佐は、軍の機密プロジェクト(Honor)の責任者で、どんな暗号も解いてしまうと言うソフトを開発している。Q&R社との連携で仕事を行っており、キーコードがあり彼でないとそのプログラムを開けないという。機密が明らかになると、国家の安全に関わる。6歳のザックには家族は父親しかおらず、ギブスは父親を必ず助け出すと約束する。Q&R社ではタナー少佐が誘拐される前に、何者かにコンピューターシステムがハッキングされ、ソフトそのものを盗まれていた。内部犯行ではないかと思われる。福祉局に預けられることになったザックが、父親の誘拐者を目撃しギブスに連絡を入れる。ギブスは連れ去られそうになったザックを助け出す。タナー少佐の友人のワイルダー中佐はQ&R社が怪しいというが、調べると、タナー少佐が口座から全額を引き出しており、誘拐を装って機密を盗んだのではないかという疑いが出てくる。しかし、Q&R社と誘拐犯との接点が見つかり、タナー少佐からキーコードを得るために拷問されていると知ったNCISは、現場へ急行し少佐を救い出す。誘拐に手を貸したのはワイルダー中佐だった。新しい局長は仕事をしているのか?と言いたくなりますね。(笑)「子供のが欲しい?」「このドレス、気に入った?」と適度にギブスに絡んできて進展を期待したいものです。今週はなんといっても、ジヴァの謎の取り調べですね。まさか女性相手に拷問したとは思いませんが、Q&Rの秘書の口を割らせたのはすごい。しかも、暗殺となると立て板に水の説明で、ダッキーも形なし。「私の母の話し相手にぜひ」とはどういう意味なのか。それから、独自のルートで誘拐犯の情報を掴むなど、隙がありません。トニーはジヴァが道案内にマクギーを選んだので、ちょっと気が悪い。ザックからも相手にされず、子供扱い方が女の扱い方と同じだとジヴァに言われていました。アビーのラボではおじゃま虫の「チップ」ですが、ギブスからヒゲを剃れと言われて剃ったものの、誰も気がついてくれない?「キールホール(keelhaul)」とは、昔、海で水夫を綱に縛って船底をくぐらせる罰のことなのだそう。ザックもトイレに行くというのを「ヘッドへ行く」と言っていましたし、何気に海軍用語が飛び交いますね。
May 11, 2008
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久しぶりに純粋にDEKの裁判ドラマを楽しみました。案件A. アランの旧友の娘、メリッサが私立学校の入学を拒否された件。メリッサは交通事故で顔面の神経に障害が残り、笑うことができない。それが原因で学校でイジメにあったために、私立学校に転校を希望したが、メリッサには優れた画の才能があるのに障害を原因に?認められなかった。相手の理事長は好戦的で裁判も辞さない。アランは友人(元カノ?)のABCのレポーターを連れてきてワイドショーネタにするぞ、と脅して入学を認められる。アランはメリッサに笑わなくても良いじゃないか、周囲と違うことも意義があるというが、メリッサは人と違うことは辛いことだと答える。最後のメリッサとの会話は、アランが自分を重ねていたような感じですね。アランは異端児だとか変わり者と言われて来て、疎外感を感じ、人とは違うことでそれをバネにしてきたかも知れませんが、「私は紫色の糸にはなりたくない」というのは正直な気持ちでしょう。ところで、アランを捜して「ヤング・プラット・バルッティ事務所」に連絡を取った、というのはもちろんあの「プラクティス」のことでしょうね。ボストンリーガルのシーズン2ということは、プラクティスで言うとシーズン10になるのかな?あれからまだ事務所が続いていると思うとうれしいですね。案件B. レイプされて殴られた女性アメリカが偶然搬送された先がカトリック系の病院だったために、「緊急避妊薬」を投与してもらえず、結果妊娠してしまい中絶を迫らることになってしまった件。この薬は受精後72時間以内でないと効力がなく、入院中に薬の紹介や転院の勧めもなかった。病院側は法律によって緊急避妊薬の情報を告知するように義務づけられているわけではないというが、シャーリーはインフォームド・コンセントに触れて、治療法は医師が選択肢を与え、患者が選ぶべきで、医師の信仰を患者に押しつけられないと主張、これが認められて損害賠償で10万ドル、懲罰的支払いとして260万ドルの判決が出る。この件は非常に興味深かったです。緊急避妊薬というのは要するに女性ホルモンで、大量に与えることによって受精卵の着床を防ぐことが出来る。これで妊娠を避けられれば、レイプによる中絶をなくすことができるという。一方、カトリックでは受精卵から「人」と考えているという話もあり、こういう倫理の論議は日頃から十分なされるべきだと考えました。あと、インフォームド・コンセントについては、「プラクティス」でもありましたが、輸血を拒む患者に輸血してしまったケースの逆を思い出しました。医者としては全ての選択肢を見せて欲しいですよね。案件C. ベブのネコが植物状態になって高度の延命措置を受けており、金を払っている前夫?(4番目)が生命維持装置を外そうとしている件。ベブは裁判所命令を取りネコを殺さないように求め、ブラッドが代理人として担当する。「仲裁」と言う形になり、夫側とベブはそれぞれの主張を繰り広げるが、「バカバカしい」という判事はあっさりと認められないと決定する。装置は外されたが、結果的にネコ(バリー・マニロウ)は自発呼吸を続けた。ポールはベブを怖れて手切れ金を渡して別れてもらおうとしたことがデニーに知られてはならない、とブラッドにハッパをかけていましたが、結局ブラッドは何の役にも立たず。もっとも、ネコはproperty(器物)なのでかなり苦しい訴えでしたね。ただ、ベブも金持ちと結婚離婚を繰り返していたような感じで、金目当ての人でないことが判りました。デニーは自分が植物状態になったら、コンセントを抜くのではなく撃ち殺してくれとアランに頼む。ベブに延命措置をされそうだと思ったか。(笑)「あなたを撃ち殺したい人はたくさんいるでしょう」というアランに「友人じゃないとだめだ」と言ってだだをこねる。そういう遺言があって裁判になっても面白いかな。「この民主党員め!」で(^o^)
May 11, 2008
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先週はCSI:NYのフラックでしたが、今週はリンジーがゲストでした。(笑)Anna Belknapはニューヨークを中心に活躍しているのですね。今回は、マンチ&チュチュオーラ(フィン)コンビがメインで、しかも犯人を追ってお出かけお泊まりまで。しかし事件は相当陰惨でした。かなり複雑な捜査経緯なので端折って書くと、路上でクロロフィルムを使って女性(アニー)を誘拐した事件が発生。1年前に起きた「人間狩り」という連続レイプ殺人事件と酷似しているので、検察も協力を申し出る。「人間狩り」では4名が誘拐され、残酷な拷問受け、レイプされ殺されたが、1人の生還者がいた。それがサラ(Anna Belknap)。その時の恐怖からPTSDになり、夜も灯りを消すことができないくらい怯えている。誘拐犯が特殊なタトゥをしていたことから、元軍人の容疑者ダリル・カーンが捜査線上に浮かび、自宅に残された記録によると、1年前からカナダまでのルートを行ったり来たりしていることが判る。その間に女性を誘拐(狩り)しては拷問など(処刑)をしていると思われる。カーンは他人のIDを奪い、銃と爆薬を大量に入手したことからATFも同行しカーンを追う。やがて森の中のカーンのアジトを発見、アニーは拷問され殺されていたが、それだけでなく18名の惨殺遺体を発見する。そこには、カーンの「作戦日記」が残されており、慌てて逃げ出したようだった。カーンには軍隊時代からの知り合いで共犯者マーティ・ポッターがおり、ポッターはアニーが誘拐された時に目撃者を装っていたことがわかる。カーンは権威に反抗的で、銃を撃つことができると思って入隊したが、仕事は調理担当だった。反社会的な性格のために除隊になっていたのだった。その後カーンはカージャックをして人質を取り、カナダとの国境近くでポッターと落ち合うことになっていた。マンチとATF、地元警察はカーンの後を追い、落ち合い先の農家を見つけるが、そこでポッターは殺されており、カーンは農家のトラックを奪って逃げていた。やがてカーンはカナダ国内で窃盗事件を起こし逮捕される。人質は無事だったが、身柄の引き渡しでカナダ側は死刑判決に相当する犯罪者を引き渡すことができないと言う。この犯人の異常さは、殺した人数が多いこともさることながら、被害者へ行った残酷な行為が度を過ぎている事で、森の中のアジトには数々の拷問道具が揃えてあり、遺体は検死官も見たことがないほどの酷い状態だという。さすがにSVUでもこれほどの重罪を積み重ねた事件も珍しいですが、Law & Order的ポイントはカナダ国内に逃げ込むと、死刑に相当する犯罪を犯した者はアメリカに引き渡されない、ということだったようです。そこはキャボットが窃盗容疑で引き渡しを求めて結果的に犯人を引き渡すことができましたが、終始マンチが熱い回でしたね。ラストはマンチがサラの自宅を訪れ、もう灯りを消して眠ることが出来るよと言いに行く。格好良すぎです。Anna Belknapの出番は少なかったです。ただ、被害者として恐怖の経験をしたためにいまだに苦しんでいて痛々しい状態でしたね。その他、SVUは予算がないので、フィンとマンチが出張先で相部屋を取っていましたが(萌)、麻薬課だと一人一部屋で泊まれるのだそうです。潜入捜査官は身分を偽らなくてはならないし、身なりもよくなければならない。一方、マンチは魚市場で働いたことがあるとか、ボルチモアで離婚してNYPDにやってきたときにSVUしか空きがなかったとか、キャラクター面で語るシーンがありました。「ボストン・リーガル」でもカナダの法廷にアメリカ人弁護士として出廷するシーンがありましたね。キャボットも"Madam Prosecutor"としてカナダの法廷で対等に発言していたのが少々驚きでした。もし、引き渡されなければ、犯人はカナダの裁判所で裁かれることになるのかな?ちなみに、カナダの法廷では法服を着る風習なのだそうです。
May 8, 2008
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シーズン6の話題のエピソード。また一人、キャストが去っていきました。さよなら、そしてこれまでありがとう…溢れるのは感謝の涙です。続きは、CSI:Miami Files本館(こちら)でお楽しみ下さい。
May 7, 2008
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今週もてんこ盛りでした。セクシーなアーマ・レヴィンに色目を使ったアランは、意外なお願いをされました。政治家の勝手な事情で、自分に投票しない家を選挙区から外すなどするために、自分達の投票がカウントされない。それを訴える運動をしているアルマは、注目されるために敢えてトップレスの女性200名と共にデモを行う。さっそく治安妨害で逮捕され、アランが弁護を引き受けるが、検事局は罪状を「公然わいせつ罪」に切り替え、アーマを性犯罪者の仲間入りをさせようとしてくる。そうなると、女性シェルターにかかわっているアーマは仕事を奪われることになる。検事補のレインズは先日、パイパーさんの起訴を取り下げる変わりにクレイン・シュミット事務所へ移る口をきく約束をしていたが、面接官のブラッドがあっさりと断ったので、それが原因かとアランは考える。しかし、起訴理由を変えたのは検事のボドナーの直接の指示で、おそらく自分の選挙に都合が悪いからアーマたちを厳しく罰しようとするのだと思われる。アランは、手強いボドナーに対して、ブラッドを検事の対抗候補として立候補させると脅してみるが、全く動じない。検察側はアーマたちが表現の自由の限度を超え、法律を破っていると攻め旗色が悪い。アランは最終弁論をシャーリーに任せ、アーマたちの行動が性犯罪者の犯した重罪とは違うと指摘し、ボストンが民主主義の発祥の地であることから、検事の一存で民主主義が奪われてはならないと訴える。判決は無罪。アーマとアランはやっと付き合うことにする。デニースはダニエルの生前葬式に参加するが、やりきれない気持ちで帰る。まだ死を受け入れられない。ダニエルはスイスで新しい治療法があるとして、わずかな望みをかけて去っていく。デニースはそれが最後になると感じる。ギャレットはパイパーさんにオフィスを乗っ取られてしまう。デニーに訴えるも効果なし。やがてパイパーさんの方から、時間でシェアしようと申し出てくる。前回もそうですが、デニーの出番が少ないですね。今回はデニーが何を言っても不利になるので、シャーリーとしても参加させたくないのに、「ハダカの女、政治となると、デニー・クレイン」というデニーをしかたなく同席させておりました。アランに「子守をしておいてね」というのが可笑しい。よく無罪になったと思いましたが、まあそこはDEKがドラマの舞台にずっと「ボストン」を選んだ理由があるのでしょう。ブラッドは適当に相づちを打つだけで、検事候補にされてまんざらでもないみたい。もしかして、本気になったりして?検事役のボドナーはCSIのエクリーですね。やっぱりこちらでも嫌味な役。(爆)今回のことで、事務所全体が検事局から敵に回されたのが、後々影響するのかどうか。パイパーさんとギャレットの争いは一体なんだったのでしょう?新人は雑用係(掃除婦)よりも下、サンドイッチ係は雑用係よりは上という論理は彼女らしくて面白かったです。デニースは辛い別れとなりましたね。やはり男運が悪いのか。モリーさんのブログ
May 3, 2008
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冒頭のシーンはちょっと恐かったですね。タイトルの"voyeur"には「出歯亀」という意味があるという。今時、通じないでしょうね。ピーピング・トムの方がまだ通用しますか?人妻がポルノサイトに出演して、荒稼ぎ。会員とはチャットをしながらサービスに応えるというシステムは、「ヒーローズ」でも誰かさんがやっていました。(爆)相変わらずテンポが速くて誰が誰なのか、と思っているうちに最後は一気に片付いてしまいました。アビーのお手柄が大きいですね。もちろん、ジーヴァの加入で発憤したマクギーのお手柄でもありました。面白いツボがたくさんあって、書ききれません。夫が海外に出兵中のジェイミー・カーが行方不明になった。妻が軍人だという、隣人のバート・パウエルが通報し、現場には血を処理したと思われる痕跡があった。マクギーは現場を見て、インターネットの動画で、そこで殺人が行われたのを見ていたのを思い出す。マクギーはまさか本物とは思わなかった。調べたところ、ジェイミーはリアン・ロバーツという近所の軍人の妻とSexサイトを運営してかなり儲けていた。ジェイミーはそのサイトで覆面をした男にのどを掻き切られ殺されたところがインターネットで流れていたが、パートナーのリアンも行方不明になっていて、やがてリアンは車のトランクから遺体で発見される。クビにはナイフで切られた痕があったが、それは死後に付けられたもので、死因は後頭部を鈍器で殴られていた。サイトの管理者、カーター・フィンチによると、他にいくつもサイトの世話をしていて2人からは大した金をもらっていないという。リアンの夫、ロバーツ軍曹が妻の死を知る前に戦地から戻ったという。実はリアンは近所のパウエルにサイトのことを知られ、ゆすられていると夫に手紙を出していたのだった。ロバーツ軍曹の様子から、パウエルを殺しかねないと聞かされ、NCISは現地に急行しまさにパウエルを殺そうとしていたロバーツ軍曹を確保する。パウエルはリアンとの浮気は認めるが、殺害は否定する。マクギーはフィンチが祖母の名前で大金を受け取り姿を消したことを突き止め、行方を追う。フィンチはホテルで殺されており、犯人はジェイミーで金を奪っていた。ジェイミーはサイトのことを夫に話すと言うリアンと喧嘩になり、殺してしまったのだった。そして、サイトで自分の死を演出し、姿を消すつもりだったのだ。あのビデオに映っていたのはフィンチでしょうね。結局、ジェイミーの夫は出てきませんでした。そこは妻のために戻ってきたロバーツ軍曹とは違うみたいです。仕事熱心で妻に寂しい思いをさせたロバーツ軍曹は、妻の死は自分が原因だとギブスに言いましたね。「答えが出るまで毎日自問する」というギブスも、自分の妻の死にはまだ答えが出ていないようでした。例の、最初の奥さんのことですね。ジェンからは「久しぶりに尋問をみたわ♪」と言われ、「君が局長らしく見えるのは案外早かったなあ」とこちらは結構良い雰囲気でしたが、さてどうなることやら。ジーヴァの異文化コミュニケーションは面白くて、それでもしっかりトニーのことをリサーチしているのがさすが。「ハニーダスト?」「私、また聞き込みですかー」と不満を言うジーヴァに「聞き込みは得意だろう?」というトニーがGood。ジーヴァによると、モサドではMacを使っているが、NCISは違うOS(Windowsとは言えないのか?)を使っているとか。仕事で優秀なだけでなく、結婚しているとは知らずにデートに誘おうとしていたトニーに、一緒に食事しようと声をかけるとこはステキ。しかも、おごりだって、太っ腹ですね。ところで、アビーの付いた助手のチャーリー(チップ)ですが、なぜ急に?一人でしか仕事が出来ない理由は、直接局長に伝えたそうですが、少なくともこれから1ヶ月間はチャーリーが手伝うことになるのでしょうか。ちなみに、チャーリー役のMichael Bellisarioは、もちろんシリーズ・クリエーターのDonald P. Bellisarioの息子で、スピンオフの本家、「JAG」ではマイキー・ロバーツ役。ヒゲでちょっとイメージが違いますが、どうして出ることになったのでしょうね。ポルノは嫌いで、「法医学ジャーナル」の愛読者だそうです。ウェブマスターをしていたフィンチはいかにもオタクらしく、地下に済んで両親のスネをかじっている。スターウォーズのフィギュアに凝っている。(しかもウーキーとは!)
May 3, 2008
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このシリーズは、歴史が古いだけに意外なゲストの若い頃を見かけることがあります。「ヒーローズ」のHayden Panettiere、「デスパレートな妻たち」のAndrea Bowenもそうですが、今は有名な人の駆け出しのころも見つけることがあって、「こんなところで!」と発見するのも楽しみです。今回はCSI:NYのドン・フラック役のEddie Cahillがゲストで美味しいシーンが満載でした。ただ、Eddie Cahillの場合は、すでにこのころ「フレンズ」にも出演していたので、Special Guest Star扱いですね。美形を生かした(爆)年上の女性専用のエスコートサービスの青年役で、いきなり全裸で登場、殴られて包帯姿、涙目涙声、最後は衝撃の展開でまた病院送り、とこの上なく楽しませてくれました。結婚式に頭を殴られたハダカの男トミー(Eddie Cahill)が飛び込んできて倒れる。トミーは同じホテルで宿を取った女性、ジルとバーで出会い、ベッドインしたが、殴られたという。ジルはSM趣味なのか、トミーに乱暴にするように要求したという。最近同じような事件があったことから、SVUは売春婦が金目当てで客を殴ったと考える。しかし、トミー自身が売春で逮捕歴のあるエスコートサービスで、当日は結婚式のエスコートで客を取っていたことがわかる。ジルのクレジットカードは盗品であったことから、SVUは「ジル」を探す中で、3件目の事件が発生。今度も同じエスコートサービスの学生、コーが殴られ昏睡状態になった。トミーとコーの雇い主、レズリーによると金持ちや上流階級の女性向けの高級エスコートサービスで、コーは高い値段を要求し客から苦情が来たので首にしたという。SVUはレズリーの顧客の中で政府に繋がりのあるマーシャル夫妻がコーに高額の金を振り込んでいたことから、妻の浮気をゆすられていたのではないかと疑う。夫は金を渡したことは認めるが殺すほどの事ではないという。しかし、その金がトミーにも渡っていて2人でゆすっていたのではないかと取り調べると、トミーは母親の借金を返すためにレズリーから借金をしており、そのかわり愛人替わりをさせられていたと明かす。関係が嫌になって別れを切り出すと、エスコートとして仕事を続けるように要求されたという。採取されたDNAと指紋から、現場に男性が2人いたことがわかる。どうやら、エスコートサービスに殴らせて、後から男が女を救いに来る妄想型の性犯罪ではないかと思われる。やがて4件目が発生。今度はトミーと同じ大学で、エスコートサービスのグレッグが殺されてしまう。犯行はどんどんエスカレートしている上、始めはトミーが仕事に入るところを代理でグレッグが行ったことがわかり、SVUはレズリーが危険な客を取らせてトミーを殺そうとしているのではないか、と疑う。また、レズリーは客のことを知っているのではないかと取り調べると、客は毎回違うクレジットカードを使っており、身元が掴めないという。レズリーはトミーを殺す理由がないと言い、SVUはトミーにレズリーから秘密を聞き出すため、おとり捜査をさせる。その結果、男女の別れ話になってトミーはレズリーから熱湯を浴びせられる。作戦の責任者キャボットは、トミーの母親から責められる。盗まれたクレジットカード情報から、サットン夫妻の名前が浮かび、あらたな餌食(エスコート)を特定したSVUは間一髪で5番目の犯罪を止める。妻は男がみんな自分を襲おうとしているという妄想を抱き、夫が救いに来ることで激しい興奮を得ていた。妻は精神異常で罪には問われず、夫は殺人で25年の刑に問われることとなった。事件もかなり込み入っていて、最後は妄想癖の妻が救いようのない感じでいかにもSVUらしかったですね。久しぶりのDr.Skodaが「フォリ・ア・ドゥ(folie a deux)」という、妄想を共有し合う「2人精神病」ではないかと話していましたが、強い妄想を持つ妻と暮らしている間に夫もその妄想を共有するようになった、というストーリーのようです。犯人はこの妄想に一般人は付き合ってくれなかったが、エスコートサービスは金さえ払えば何でもしてくれると思った、と言っていましたが、エスコートサービスの元締めもトミーを金で縛って自分のものにしておきたかったのでしょうね。飼い犬か!気持ちは判りますが、トミーを買ったおばさまは、「トミーはかわいいが危険じゃない(adventurous)ので2回で断った。」と言っていたのが妙に受けて。(爆)マンチが「俺もエスコートサービスをしようかな~」というと、フィンが「昼間の仕事は辞めないでね。」と言ったのが良かった。(笑)
May 3, 2008
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