庭の書庫

2010年11月21日
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もののけ本所深川事件帖オサキ江戸へ
江戸・本所深川で、献上品の売買を行う、献残屋の手代として働く周吉。彼はオサキという妖狐に憑かれたオサキモチであり、いつも懐にいるオサキに、恋に仕事にと、やることなすことからかわれている。ある夜、辻斬りに襲われ、殺人も起きる中、店の一人娘・お琴がいなくなった。周吉はオサキモチの不思議な力を使い、お琴を捜しに夜の町へ出て行く。おとぼけ手代と妖狐一匹の妖怪時代劇。
☆☆☆
アマゾンにお勧めされて買ってみたのですが(笑)
本所深川ともののけときて、面白そうだと。宮部みゆきか畠中恵か、思えば女性作家さんばっかりな気がしますが、新しい方が。
江戸時代の言い回しや、独特の言葉?単語が出てくるので、畠中さんとかに比べると、少し時代小説に慣れた人向けかなぁ。という感じです。
登場人物はかなりキャラが濃い、インパクトもあるので、ラノベっぽいという評があるのものもうなずける感じですね。
ただ、物語があっちこっち行くので、時間軸とか場面が飛んで少し読みづらかった。全部終わると、ああ、なるほどねって言う気はしなくもない。
ただ、雲の輔っていうおじさんはどこから現れたのかとか、なんでこう絡んでくるのか、何者なのかって言う謎が残ったままで。
まあシリーズ化されているみたいなので、次読んでみるかなぁ、どうするかなぁと。いう感じです。

結局問題解決にオサキとかもののけがあまり役に立っていなかったように思います。回想シーンとかではなかなかいい絆っていう感じの場面もあったので、今後はそういうところも描いていっていただければと思いました。
しかし、オサキって妖怪は個人的には初めて知りました。管狐なら知ってるですけどね。豆粒みたいな白い狐、結構かわいいだろうなぁ。と思いながら、読んでました。





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最終更新日  2010年11月22日 00時52分12秒
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