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中3生の皆さんならび… 進学塾キャラベルさん

2011.12.06
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カテゴリ: カテゴリ未分類


偏差値が高ければすべて良しというわけではないが、それでも偏差値60(全体の15%)以上の学力の生徒が、全生徒のおよそ3分の2に当たる17人というのは、自分の教え子ながらも「よく頑張ってる」とねぎらってあげたい。


ただ・・・その中には、残念ながら志望校を回避せざる得ない生徒がいることも確か。

理由は通知表。


偏差値が上がっていったから、通知表が低く見えてしまうのか。

それはわからないが、通知表の価値を、ただ「大事だ!大事だ!」連呼するのではなく 数字で正直そのままに伝えた ことが、プラスに働いた生徒ももちろんいる中で、マイナスに働いてしまった生徒もいたということなのかもしれない。


ここ埼玉県の入試制度では、通知表と入試得点の合算で選抜されることになっている。

当日ふたを開けてみなければわからない入試得点に比べ、通知表は持ち点になるのだから、確かに大事だ。

しかし逆転が難しいと言うほど差がつくかと言えばそれほどでもない。


学校ごとに計算式が異なるので一概には言えないが、たとえば所沢市のトップ校である「所沢北高校」の場合であれば、

通知表3年間オール38の生徒と、3年間オール30の生徒において、入試得点の差はどのくらいになるだろうか。


通知表で1がつくことのなくなった現行評価制度では事実上の4段階評価と言っても過言ではなく、3は真ん中を含むそれ以下に当たる。

よって3年間オール30とは、校内の真ん中かそれ以下。

そんな生徒と、3年間しっかりがんばって38を取り続けた生徒との差。


その差は入試当日で40点(500点満点中)。


一教科につき8点。

およそ2問ずつ。

偏差値にするとおよそ4。


これが大きいか、小さいか。

その判断は人によって様々。

大きいと言われれば、そうですかね?と答えるし、小さいと言われれば、そうですかね?と答える。

ただ言えることは、通知表だけであきらめる必要なんてない。

実力で如何様にもなる。

だから最後まであきらめずに頑張りぬけ!




そう伝え続けた結果・・・

通知表はなくても大丈夫なんだと解釈した生徒が生まれてしまったのかもしれない。

いや、まあ想像だけれど。。。


いまや通知表は、定期テストの点数だけ良くてもそんなに変わるものでもなく、授業態度や提出物、小テストなど、日々の修練の重要性を説いていくしかない。

どうしたものか。


今いる生徒たちにできる最良の方法をとっていくのはもちろんのこと、

次なる生徒たちのための改善もまたとりかかっていかないと。



それにしても・・・

昔は偏差値を上げることの方が難しかったのにな。

今は、逆だ。











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Last updated  2011.12.07 04:01:49


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