2020.02.10
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カテゴリ: 誘惑のシャドウ


スピーカー(以降 BH)を作りたいと思っていたのは

まだ私が自作オーディオに夢中だった20代の頃だった。



BHとはスピーカーキャビネット形状の種類で

通常はスピーカーユニット(以下 SPユニット)を

箱(キャビネット)に取り付けて使用するが、

前面の音は利用するけど、

背面から出る音は空気ばねの一部として利用するか(密閉型)、

一部の低音のみを位相を逆転(反転)させて

低音の増強を図る(位相反転型=バスレフ型)の

どちらかだが、

BHは背面からの音をホーンによって増幅させて

前面(場合によっては他の方向)に放出する事により

低音域の拡大を図る手法で、

海外の高級オーディオメーカーでは

かつては取り入れられていた構造のひとつだ。



しかし現在は一部メーカーで小型スピーカーの形で

生産販売しているものの、決して主流ではなく

どちらかと言えばコアな自作マニアが作って楽しむ

事の場合が多い。



当時からエクスポーネンシャルホーンや

ハイパボリックホーン等の

ホーン部分の広がり率の計算式は確立していたと思うけれど

とてもではないが関数電卓一つでヒョイヒョイ計算できる

そんな時代じゃ無かった。

その頃(いや、今でも)、

BH=長岡式BH

という事で、本格的なBHを

自作したいと思うなら

長岡鉄男先生が残された著書を引っ張り出して

それにならってベニア板を裁断する

という旧態依然な状況が

今なお続いているのが現状だ。



以下 PART2へ続く



一応半完成品売ってます。

該当スピーカーを買って組み込めば

BHの音を楽しめるハズ^^


FOSTEX フォステクス スピーカーボックス P1000-BH[P1000BH]





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Last updated  2020.02.10 06:00:09
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