2010年03月の記事一覧 | INACTIVE OF SAFEHOUSE

【灰ロワ】嫌な予想が当たる時。

少年は走った。走って走って、走りまくった。「ここまで走ってくりゃ・・・・大丈夫だろ・・・・」アージェントはエリニュースの前から走り去ってから10分ほど走り続けていた。方角は当初の目標、病院方面。普段持たない獲物――姉の刀を持っているお陰で、いつもの倍は疲労しているようだった。「こんな事ならもっと剣に慣れておくんだったな・・・・」自分で勝手にコンプレックスを抱いて、勝手に剣の道を離れたのだから、自業自得である。彼自身、刀を全く使えない訳ではなく、人並み以上には扱えるくらいの腕はある。だが、刀、剣類を携帯しながらの戦闘に関してはほとんど慣れてはいなかった。「・・・・・ん？」走った影響で暴れている心臓を落ちつかせるため、ゆっくり歩いていると、視線の先にに何かが確認できた。辺りは明るくなってきたとはいえ、あまりよくは見えないが、大きさは人間一人ほど。正確には、少女一人ほど――――まさか。少年はゆっくりとした歩みをだんだん速め、気付いたらまた走りだしていた。殺し合いの最中にゆっくりしているのも愚かしい話だが、自分の思い込みだけで、他人に駆け寄るのもまた、愚かしかった。だが、彼の予感は、当たっていて欲しくない予感は、見事に的中してしまっていた。見間違えようもない、赤い髪の小柄な少女。彼の――彼らの、想い人。「―――セーラッ！！」駆け寄った彼は少女、セーラを抱き起こし、声をかけた。こんな場所に相応しくない、似つかわしくない彼女がこんな所で倒れていた。その事実だけで、彼は完全に取り乱していた。しかし、「・・・・・んっ・・・・」セーラは、消え入りそうな声で、しかし、確実に小さい呻き声を上げた。アージェントはその一言を耳に出来ただけで、安心する事が出来た。どうやら、意識が無いだけで、息はあるようだ。「・・・・はぁ、大丈夫、みたいだな」安堵のため息をつき、ふと周りを見た時、その先にまた、何かを視認した。今度は成人女性ほどの影。セーラをその場に放っておくのは気が引けたが、一度その場を離れ、その影を確認しに行った。歩みはゆっくりと、早く向かおうと思っても足が重く感じられた。それは、彼の進む道の端々に見える壁や電柱の傷跡、地面に刺さっている包丁の数々・・・それらが、この場で何が起こっていたのかを物語っているのを感じ取ったからなのかもしれない。「―――――ッ」そこに倒れ伏していたのは、元宇宙海賊団アースガルズ総帥『ヘカティリア・ラグナ・アースガルズ』。つい数分前までセーラを守る為に戦い、そして散って逝った女性だった。彼がセーラの着けているバンダナベルトと、彼女の着けているバンダナが似ている事に気づくのは、もう少し後だった。「・・・・くっそ」死人を見る事は人並み以上ではあると思っていたが、やはり、慣れる事はなかった。このままにして置くわけにはいかないと思う反面、どうすればいいかの判断に困った。埋めてあげるにしろ、刀は穴を掘る道具ではないし、素手で掘るには気が遠のくだろう。「まずは・・・・セーラをどこか安全なところに、だな」アージェントは死人―カティに手を合わせ、一度セーラの倒れている場所へ向かった。「・・・そうだ、どっかの家ならスコップの一つでもあるだろ」他人の家の庭先に死人を埋めるのもかなり気が引けたが、路上に放置するよりはマシだろう・・・そんな事を考えながらセーラまで近づいて、気付いた。「・・・・どうやって、運ぶ・・・・？」普通、人が倒れていたら戸惑うだろうが、安全な場所に移すのが常識だろう。だが、その相手が意中の相手となると、また違う戸惑いが生まれてくる。さらに、彼は身なりはこうだが、変に奥手だった。そんな彼が、想い人(気絶中)をどこかに運ぶ、などと言う行為はかなり勇気がいる行為だった。「あー・・・・・えーっと・・・すまん」彼女に謝っているのか、それとも別の誰かに謝っているのか。誰に謝っているのか自分でも分からないまま、セーラを『お姫様だっこ』の形で抱き上げ、手近な家に入ろうとして――やめた。「・・・・あの人も、どうにかしないといけないな」そのまま歩みをカティの方に進め、彼女の伏している場所の近くの家に、お邪魔した。・・・「・・・・さて、どうしたもんか・・・・」カティをその民家の庭に埋葬し、家にあった花を添えておいた。正直、そんな状況でゆっくりしているのは非常に異常であるとは思うのだが、今はそうするしかなかった。「・・・・・・・・」セーラはリビングのソファに寝かせ、今では静かに寝息をたてていた。アージェント自身、この状況自体エマージェンシー以上の何物でもなかった。想い人が無防備に近くで寝ているとあれば、平常心じゃいられない、度胸が意外と小さい男、アージェント。何をするともなく、家の中を歩き回っていると、時計が目に入った。無機質に時を刻む音を聞きながら、規則的に歩みを進める針を見ながら、もし、あの女性がセーラと関係のある人物だったらどうしようか、とか、どう、伝えるか、どう――ごまかすか。そんな事を考えているうちに、時計の針が―――６時を、指した。【中央　病院南の住宅街/1日目/深夜～早朝】【アージェンナイト･クロノクル＠INACTIVE OF SAFEHOSE】 [状態]:健康、精神的に穏やかではない[装備]:黒血刀月之焔＠アスフェルレイト･クロノクル(INACTIVE OF SAFEHOSE) [道具]:支給品一式 [思考・状況] 基本･『殺し合い』と言う催し自体に参加する気持ちは現状無し１　･セーラを守る２　･とある男との合流(一方的) ３　･戦いになったら何とか避ける４　･埋めた女性の事をセーラに聞かれた時、どう答えるか思案中。(真実を伝える？ごまかす？) (備考) 参戦時期は灰楼杯終了数ヵ月後。【セーラ＠Tower Of Babel】 [状態]：気絶、精神消耗(大)、体力消耗(小)、全身打撲 [装備]：ベルト＠走馬闘志(吼えろ走馬堂) [道具]：支給品一式 [思考・状況] 基本：殺し合いに乗らず、仲間を集める１：気絶２：カティさん、無事でいて･･･ (備考) 小さな傷の手当ては受けてはいるが、本当に一部。[投稿遅れ、大変申し訳ないです。]

今月のコンプエースは拝みたい。(何　

・・・・・ふぅ。(ぱたん)どうしたの？コンプエース・・・？コンプエース5月号は何を考えているんだッ!!・・・・はい？なんと、なのはとFateがクロスオーバーしたんです♪・・・・・はい？しかも、来月と再来月には『なのは＆セイバー』と『フェイト＆凛』のストラップがつくんですよ？あぁ・・・そういう事・・・・[と言うわけで、『コンプエース5月号』にて『魔法少女リリカルなのは』と『Fate/stay night』のコラボレーションが発生。ヴァイスシュヴァルツをやっているときに『セイバーとなのはが戦ったらどうなるんだろ』とか考えてたらこれですよ。実際戦っている訳ではありませんが、個人的には嬉しいクロスオーバーです。プリズマイリヤとなのはのコラボ漫画が読めただけで満足です。(何)]・・・書いてるんですか？灰楼ロワイヤル。・・・みたいだな。ギリギリにならないと動きませんねぇ、本当に。[『アージェント、セーラ、(カティ)』で灰ロワキャラ宣言をば。・・・書きながらって、ありなのかな？(ぇ)]

実際、読書が中々進まぬもので。

・・・・・・。ほぉ・・・お前も本を読むんだな？どういう認識されてるんだよ、俺は・・・・少なくとも、『読書を嗜まない人種』と思われてるんじゃないですか？俺が本を読んでるだけでひどい扱いだなぁ、オイ。じゃあ何か？『漫画以外も読むんだな。意外意外』とでも言って欲しかったか？しまいにゃどつくぞ。まぁ、冗談はおいておいて・・・何読んでるんですか？・・・赤いですけど。・・・・化・・・物語・・・・。・・・まぁ、こんなもんですよねー。・・・・・ハッ。何で俺が本読んでるだけでこういう扱いになるかなぁ?!つーか、お前らも似たようなも・・・って逃げんなァーッ!![と言うわけで、友人から借りた『化物語』を読書中・・・ではあったのですが、色々とやる事があったりで現在停滞中。(汗)この間購入した本で読み終えたのは『生徒会の火種』くらいのもので・・・・・・・・まぁ、きっとなんとかなるでしょう。そのためには、やるべき事を片付けないといけません。頑張ろう。]

どうやらしばらく読書期間。

・・・・読む物がいっぱいになっちゃったねぇ。『生徒会の火種』、『バカとテストと召喚獣』・・・『化物語』？生徒会はまだわかるけど・・・後者二つはなんでまた・・・・そりゃまぁ、化物語は一応アニメを見る機会があったからねー・・・・ただ、バカとテストと召喚獣・・・これは完全に想定外だったよ・・・何があったの?![と言うわけで、この間の土日に友人宅に行った際に『化物語』を視聴。そしてその流れで原作本を借りました。そして、バカテスは完全にノリと勢いの産物・・・4冊買ってしまったのでとりあえずそれは読まないと。(汗)・・・・色々やりたい事があったりするんだけどなぁ。(遠い目)]あれ、アージェントさんが剣を手に取るなんて珍しいですね。あぁ、正直良い気はしないんだが・・・・たまにはお前らの相手するのにパターン変えようかと思ってな・・・それだったら、いっそ銃なんて使ってみてはどうですか？いや、そんなに不満そうな顔をしなくても・・・って・・・誰ですか？あぁ、怪しい者ではないので、ご心配なく。自分で言いやがったよ、こいつ・・・正直な話、僕たちが聞きたいですよね・・・・[IOS一番の謎の人(?)物、それがこの紺色の人(?)。]

スパロボOGシリーズ、どれだけ広がる？

ようやく『無限のフロンティア EXCEED』クリアー♪プレイ期間で考えると結構長かったですねー・・・・やる時間が少なかったからねー・・・・でも、２周目、やるんでしょ？まぁ、ゆっくりなペースだろうけどねー[と言うわけで、ようやく１周終了『無限のフロンティア EXCEED』。好きなキャラばっかりで、ここまで来るとパーティメンバーに悩むこのゲーム。流石に３段は出ないかな？出たとしたらキャラ数が大変なことになるorリストラ・・・・・・・・キャラリストラほど悲しい事はない・・・・・(遠い目)]・・・・１７日がマジアカ７の正式稼働日かぁ・・・・結局、今回は賢者になる前にバージョンアップになっちゃったねー・・・・つーか、本当に大丈夫なのか？マジアカ。既存キャラがまさかの大量リストラ、ですからねー・・・・・・・・なんでアージェントさんが心配するんですか？ゲーセン行くと過疎ってるのが目に見えるからな・・・・・[既存キャラ全１３人のうち、生存が男女生徒共に２人ずつ。あとはリストラと言う驚き仕様。正直キャラゲーであるマジアカでリストラって・・・大丈夫ですか？KONMAIさん？]

月兎は雪の降る夜に。

おー、雪だ雪だ～♪雨から変わった雪だから、積もらないと思ったのにね。３月に入ってから降るとは思わなかったけど、眺めとしては良いよね。あ、ほら、ヒメル見て見て。雪の積もったかぐやが立ってるよ～あーもう、そんなにがくがく揺らさないで・・・・・・って、え？かぐやさーん?!―――――――――――――――――――――――――うぅ・・・寒かった・・・・なんで外に・・・・？あっちに行ってる間にセキュリティ番号変えてるなんて知らなかったですよ・・・携帯でもなんでも連絡してもらえれば・・・・・・・バッテリー切れでした。と、とりあえず。おかえり、かぐや。うん、ただいま。[と言うわけで、今日は昼から雪が降り始めて、今の今でも降っているという状況。雨からの雪だったので積もる事はないと思ってたのですが、予想を裏切ってくれました。久々の雪・・・あぁ、明日の出勤が大変そうだ・・・・・でも気にしない！！そして、『史月かぐや』、本日帰還です。アイコン転換の時期がようやくできました。これからもまたかぐやをよろしくお願いします。それと、スタンさん、アイコンのリニューアルありがとうございましたっ！！]はー・・・雪降ってますねーだからと言って、訓練は休みませんけどね？・・・だと思いました。寒いのにご苦労なこって・・・ま、頑張ってくれ。何言ってるんですか、今日はアージェントさんも参加ですよ。ちなみに、強制です。・・・・は？[寒さに耐えてこそ戦士、だそうです。]

新PC購入で今復活の時。

我が野望成就の為に･････ＦＣよ、私は帰ってきたァァァァッ!!長かったね･････やっとだよ･････しかしまた、大きな買い物だったな･････でもまぁ、これで今まで通り、いや、これまで以上に使えるから、安いもんだよね～買う為のお金って･････瑞知さんのお金じゃなかったですよね･････？まぁ、あまり細かいことは気にするな。これからまた使えるようになるんだから、な？いや、細かかねぇだろ･････[という訳で、ついに新しいＰＣを購入。『Windows7』を搭載し、『ブルーレイディスクドライブ』を装備した機体です。･････前のPCの3倍以上の性能はありそうです。容量的にはもっとかも。(ぇとにかく、これからまたPCでの更新ができそうで何よりです。がんばっていきませう。]･････ここは本当に平和ですね。えぇ、それに、私の本来の世界では戦争をしてましたからね。ここの平和は本当に幸福ですよ。まぁ、その戦争もすでに終結していますけども。でも･････ここの平和に浸っていて良いんでしょうか･････今まで頑張ってきたんですから、少しの急速･････と考えれば良いんじゃないですか？そう･････でしょうか･･････････[現在IOSに在する女剣士二人組。結構一緒に行動したりしているそうです。]