西中国地方旅行記（１７）渡り線でもささいなことではなく | Ｗｏｏｄｓｔｏｃｋ１１３系・創作館

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2008.01.07

　「ムーンライト九州」を下車し、大阪に戻ってきましたが、
　ここからは比較的余裕のある旅になります。といっても、最初名古屋地区へ行き、名鉄モノレールに乗車する計画を立てていましたが、その計画は「ムーンライトながら」帰りに譲ることにしました。

　かわりにまず考えたのが、微妙なルートの不均衡。
　”阪和渡り線”と呼ばれるものに片道しか乗車していないことが分かったので、キレイに乗ろうということで、大阪環状線内回りで天王寺へ行き、渡り線を通らないルート（天王寺駅始発・終着の阪和線列車は基本的に”阪和渡り線”は通りません）で堺市まで向かいます。

　そして折り返し、今度は”阪和渡り線”を通るコース、関空・紀州路快速大阪経由京橋行きに乗ります。朝のラッシュ時間帯ですので大混雑は覚悟の上です。しかし、１０分程度の辛抱ですから・・・。
　ちなみにこの「阪和渡り線」とは何かというと、阪和線の基本的な路線は天王寺駅行き止まり線路につっこむため、大阪環状線に直接入ることはできません。そこで大阪環状線へ直通できるようにした線路がこの「阪和渡り線」です。
　天王寺を始発・終着としない関空・紀州路快速、あるいは特急はるかなどがこの線を経由します。現在この区間は単線ですが複線化が進められています。ＪＲおおさか東線開業で関西本線からこれまで大阪環状線経由で大阪にアプローチしていた列車がおおさか東線・片町線経由で北新地（大阪駅と至近）にアプローチとなり、本数が減る分、この渡り線を活用して阪和線直通の列車を増やすようです。

　天王寺でゆっくりと過ごしたりして、結局１１：４２発関空・紀州路快速で大阪へ戻ります。

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