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手の指には左右10個の指紋があるが、足には12個の指紋があることは、あまり知られていない。
もちろん足指は10本だが、指紋は、左右の親指の下にある丘にもあるのだ。この左右の丘をじっくり観察してみよう。ここは大地に立ったときに、地の神に「私はいまここにいます」という信号を送っている丘、と解釈することができる。
では天の神に信号を送っている部位とはどこか? 髪の毛であり、拍手、柏手(かしわで)である。だから昔から髪には神が宿るといわれてきた。
柏手は「私はいまここにいます」と天の神に送る信号であり、いい音を出す人ほど、神の耳に届きやすいといわれている。つまり、神の恵みを受けやすい人でもある。
私の足の裏の丘には、左右とも正しく巻いた足紋がある。この足紋がきちんと巻いている人ほど、らせん状に地中深く住む神のみもとまで、信号が届いていく。私はこのことを、22歳のとき、占いの天才であった作家の五味康祐氏から指摘された。
「きみは天の神より地の神に愛される。地に足をつけて、じっくりと仕事をつづけていけば、必ず成功する」
私が運命というものを意識した瞬間だった。実際、以後の50年以上、私の運命はこの通りで、ときに地に足をつけていない儲け本位のことをやると、必ずドカッと運命が落ち込んだ。
それは驚くほど正確で、神さまが目の前で私の一挙一動を見つめているのではないか、と思うほどだった。要は私の場合は、株式投資をはじめ、その種の投資はしてはいけない体質なのだ。
このことを本当に悟ったのは、わずか15年ほど前のことだった。それまでの私は、心のどこかに自信めいたものが居座っており、「失敗はありえない」と思っていたのだ。
しかし、いまようやく、運命の神は間違いなく、私自身を直視していると悟り、神の前に畏れを抱くようになった。だからこそ、1人でも多くの人に、運命のよろこびと恐れを知ってほしいのである。
一体、あなたはどういう運命をもっているのか--それもなるべく早く、正確に知ってほしいと願っている。
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