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2014/12/05
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カテゴリ: 櫻井秀勲の目
いまの時代相を一言でいうと「卑怯な時代」だという。朝日新聞の問題だけでないが、詫びるにしても、責任をとるにしても、なんとなくトップにいさぎよさがない。責任をとったのか、とらなかったのか、はっきりと見えてこないのだ。

日産のゴーン体制も似ている。今年の日産は、自動車業界で1人負けの様相を呈しているが、自分は辞めないで、会長を副会長に落として、責任を回避している。帝王ゴーンだけに、社内ではそれで済むだろうが、一般の日本人には、部下に責任を押しつける卑怯な男と映るだろう。

上が卑怯なら下も卑怯になって当然だ。このところ警察官僚、マスコミ界、教師、医師などで、女性や子どもたちに対しセクハラを行なう人たちがふえている。自分より弱い相手に対して暴力、暴行をふるう、まさに卑怯な連中だが、これら卑劣な人たちはふえる一方だ。

これでは日本人全体が卑怯になって当然ではあるまいか? いまから44年前の11月25日、作家の三島由紀夫は、そんな日本を憂うる気持ちを爆発させて、市ヶ谷の自衛隊で割腹自殺している。この三島の予見はまさに当たってしまった。

しかしそうなるのは仕方がないのかもしれない。ネット時代というものは「人の情報を盗む」ことが前提となる。これにより「盗む」という行為は、それほど悪いことだと思わなくなってしまうのだ。

ネット上で他人の情報を盗む卑怯な人々がふえればふえるほど、現実の世界でも卑怯なふるまいがふえてしまう。これを少なくすることは相当むずかしそうだ。心理学者は「人に認められたい思いが強まるほど、卑怯なふるまいがふえてくる」と分析する。

近頃は「逃げる」という言葉がキーワードになってきた。逃げることを肯定的にとらえると、いくらでも卑怯になれる。そんな男たちがふえてきた現在は、女性には受難な時代なのかもしれない。また恋人のいない男たちが70%近くに達していることは、卑怯な男などいらないという、女性の声なのではあるまいか。





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最終更新日  2014/12/05 03:54:44 PM
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