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2024/12/13
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2024年は間もなく終わるが、明けて2025年は昭和100年に当たる。「昭和百年」と書いたほうが、なんとなくぴったりくるが、私は昭和6年生まれなので、1世紀近く生きてきたことになる。

この間、約16年は戦争に明け暮れたが、その後の80年強は戦争こそなかったが、世界中が平和と呼べる時代は、極く少ない年月だった。

特に2000年代に入ってからは、かつての米ロ(旧ソ連)の対立が、米中ロの対立となり、さらに複雑な東西関係が広がったことで、いつ第3次大戦が起こっても、不思議ではない。

そこに「人間対AI」という、考えもしなかった構図が浮かび上がってきたことで、地球はさらに複雑な様相を呈してきたことになる。

そうなると、何の話をしていても、最後は米中の戦争の話になるか、人間対AIの話になってしまうのではなかろうか? あまり明るい話にお目にかかったことがないような気がする。

だからこそ小説や歌、芝居が必要だ、という人もいるが、まさにそうかもしれない。現実の苦しさから逃れるには、架空の物語をつくるしかないからだ。

かつて寺山修司という歌人・劇作家がいた。私より4歳下だったが、40年も前に亡くなってしまった。

彼は苦しさから逃げるには、下駄をはくといいと、私と会うときは、いつもカランコロンと、下駄をはいてやってきた。彼の場合は有名な詩人でもあり、芝居の構成者でもあったので、この下駄姿が似合ったのだが、たしかに下駄姿は浮世離れした人間に見える。

すると面白いことに、話すことも一般人と、まったく異なるテーマになってくるのだ。私が彼と会いたかったのは、そんなのんびりした人間性だったからかもしれない。



私の幸運は、お互いの心の中を打ち明けられる仲間や友人、先輩が大勢いたことに尽きる。いや、後輩もいたし、もちろん男たちだけでなく、女性も多かった。

それに私の兄姉たちも大勢いた。漢字や表現を教えてくれるのだが、これが小学生にしては、むずかしい知識を貯える基礎になったのだと思う。

私にとっては、昭和という時代は、あたたかい年月だった、と懐しく思い出されるのだが。

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最終更新日  2024/12/13 05:00:07 PM


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